ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

学校へ手榴弾を持って来た小学4年生

2015-04-17 | ベラルーシ生活
 うちの子がいつもより1時間も早く帰宅した。理由を尋ねると、男子生徒が弾丸を学校へ持ってきたので、生徒は校庭に避難。そしてそのまま帰宅するよう言われたそうだ。

 危ないなあ! 全くもー!

 ニュースにもなって報道されたのですが、詳細はこうでした。

 小学4年生の男子(9歳)が10発の弾丸と手榴弾1個を持って登校。
 かばんに入れていたが、12時ごろ教室で友達に見せて、その後教師にも見つかる。
 学校側は校内に残っていた生徒全員に避難を指示し、さらに非常事態省付属対テロリスト部隊に通報。爆発物を取り扱う専門家が学校へ飛んできて、手榴弾が爆発しないよう処置したそうです。

 この手榴弾は第二次世界大戦中に製造されたもので、男子生徒の話によると、
「畑で見つけた。」
そうですが、どこの畑なんでしょ。
 他にもまだ埋まってない? 危なくて畑の上を歩けないよ。

 弾丸10発については、この男子がどこから手に入れたのか報道がない・・・。
 親は監督不行き届きで厳重注意、あるいは法的に罰せられる可能性があります。
 畑から手榴弾を直接学校へ持って行ったとは思えず、家の中で保管していた可能性が高いので・・・。危ない・・・。

 しかし戦後70年も経過して、こんな事件が身近で起きるとはねえ。
 日本でもときどきありますよね。

 うちの子はその後、もう爆発物は処理されて学校は安全になったから、と再び登校し、残りの授業を受けていました。
 校長先生を初め、教職員の皆さんはストレスだったろうなあ。(同情。)