ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年10月2日。ウクライナ侵攻から222日目

2022-10-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年10月2日。
 ミンスクはほぼ一日雨です。

 ロシアが動員した兵士2万人をベラルーシ南部のウクライナ国境に近い基地に集めているという噂が流れています。
 ベラルーシ領で訓練をしてからウクライナへ向かって軍を投入する作戦のようです。ベラルーシからウクライナへ入るとなると目指すのは首都キーウです。
 ロシアからするとウクライナ南部、南東部地域はロシア領に編入したので、これからはウクライナの北部への攻撃に本腰を入れようということですね。


 ウクライナのリマンが奪還されたことについて、チェチェン共和国首長は、SNSでロシア軍の司令官の失態だと批判。個人的な意見としたうえで、
「低出力の核兵器を使用するなど思い切った措置を取る必要がある。」
と述べました。
 また核での脅しです。低出力だったらいいというものではないです。

 ロンドンで反独裁デモがありました。ウクライナ人、ベラルーシ人、 イギリス人、イラン人が「ロシア国家はテロリストだ」 と訴えています。


 ローマ教皇は、ロシアとウクライナの大統領双方に停戦への話し合いのテーブルに着くよう求めました。


 イタリアの石油・ガス大手のイタリア炭化水素公社は、ロシア国営ガスプロムからのガス供給が止まったと発表しました。ロシア政府系天然ガス企業ガスプロムも昨日、イタリア向けのガス供給を停止したと発表しています。パイプラインの経由地であるオーストリアの企業が規制変更に関連し、ガス輸送を拒否したためだという説明です。
 イタリアはガス輸入の約4割をロシアに依存していましたが、今年の冬はアルジェリアから調達できるとし、エネルギー対策を進めているようです。