ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年9月17日。ウクライナ侵攻から572日目

2023-09-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年9月17日。

 今日は新しくベラルーシで作られた記念日「国家統一の日」です。
 この日に合わせて開催された愛国フォーラム「われわれはベラルーシ人だ!」でベラルーシ大統領はさまざまな発言をしました。

 ベラルーシはリトアニア、ラトビア、ポーランドに住む人々の生活に干渉するつもりはない。これらの国の幸福と平和を祈っている。隣国たちと友好的に暮らしたい。(そちらからは国境の検問所を閉鎖し始めていることへの指摘と思われます。)

 ベラルーシが軍事作戦の舞台となることを望まない。しかしベラルーシに対する侵略が起こった場合、国は何らかの対応をする必要がある。

 ベラルーシでは戦争は起こらない。ベラルーシ人は最も平和を愛する国民であると強調。
 ベラルーシ人は侵略者ではない。侵略者にもならない。ベラルーシ人は誰も(外国を)脅さない。今後も決して脅さない。これはベラルーシ人のやり方ではない。ベラルーシ人は核兵器やワーグナー部隊などを振り回したりしない。

 ベラルーシ人は自分自身を守らなければならない。大祖国戦争中(第2次世界大戦中)にベラルーシ人の3人に1人が命を失ったことについて、不注意と自己満足が、ベラルーシ人を滅ぼしかけた原因だと解析した。
(だから、まさに今こそ注意深くならなくてはいけない、自己満足している場合ではない。と言いたいわけですね。)

 ベラルーシの現状では戦争は起こらない、なぜならそれは不可能だから。
「今の状況ではベラルーシ領における戦争は起こらない。それは不可能だ。不可能だからだ」とベラルーシ大統領は強調しました。