ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシの保養施設の食事 第3日目 昼食

2013-07-18 | 放射能関連情報
 保養メニュー3日目の昼食です。

 にんじんとりんごのサラダ
 そばの実ミルクスープ
 バターつきドラニキ
 黒パン、白パン
 ドライフルーツのコンポート

 にんじんとりんごのサラダですが、キャベツも加えてみました。
 そばの実ミルクスープは日本ではあまりなじみがないですよね。学校給食にはしょっちゅう出るそうです。
 
 ドラニキはベラルーシ料理の中で最も有名な料理の名前です。ベラルーシを別名「ドラニキ・ランド」と言うベラルーシ人がいるぐらいです。
 これはじゃがいもパンケーキという名前に翻訳されます。
 普通はサワークリームをつけて食べますが、なぜか今回の保養メニューではバターをつけて食べることになっていました。
 バターをのせてみましたが、ドラニキの熱で溶けて落ちかかっていますね。
 絶対ベラルーシ人は一度に2枚だけのドラニキでは我慢できず、一度にもっとたくさん食べていると思います。

 ドライフルーツのコンポート・・・とはベラルーシでは飲み物です。
 日本ではコンポートとは果物をシロップやワインで煮込んだ食べるデザート、と言うことになっていますが、これをベラルーシ人に話すとびっくりします。
 飲み物としてのコンポートとは、果物を鍋に入れ、たくさんの水を注いで少し煮立たせた後、その煮汁部分を冷まして飲むものです。熱いままの状態のコンポートを飲む場合もあります。
 これも学校の給食でしょっちゅう出ます。

 使う果物はりんごやみかん、なし、レーズン、ベリー類などが多いです。生の果物を使うこともあるし、乾燥させたものを使うことも多いです。
 今回のメニューではドライフルーツ、とあったので、レーズンと乾燥アプリコットを使いました。刻んで煮て、砂糖は入れず、ドライフルーツの甘みだけにしました。
 コンポートをコップに注ぐとき、煮た後の果物がいっしょに入っていることがあります。
 画像用にわざとレーズンとアプリコットを入れて、写るように撮影してみました。

 コンポートで煮出した果物は味が水のほうに移っていくので、食べると味は薄くなっています。しかし、スプーンで取って、コップの底の果物も食べました。
 これでカリウムがたくさん摂れたかな? 
 

ベラルーシの保養施設の食事 第3日目 2回目朝食

2013-07-18 | 放射能関連情報
 保養メニュー3日目の第2回目朝食です。
 またオレンジです。ほんと、写真撮影するほどのこともないですね。
 第2回目朝食に連続でオレンジが出ていますが、ベラルーシ人がオレンジばかり食べているのではないです。

 この2回目の朝食はりんご、オレンジ、バナナのどれかになっていることがほとんどです。
 たまにジュースだけ、と言う日もあります。それと果物とヨーグルトをプラスする場合(保養メニュー1日目の2回目の朝食参考。)また、ゼフィールとジュース、という日もありました。
 1日の食事との関係で、何を食べるかは変わるので、2回目朝食には絶対にこれを食べています、というものはないです。

ベラルーシの保養施設の食事 第3日目 朝食

2013-07-18 | 放射能関連情報
 保養メニュー3日目の朝食です。

 オートミールのお粥
 ハンバーグ
 バナナ
 バター
 黒パン、白パン
 砂糖入りの紅茶

 また朝からハンバーグです。ベラルーシではハンバーグは朝食メニューみたいですね。
 2日間連続ハンバーグを朝ごはんで食べていますが、ベラルーシ人はみんな毎朝ハンバーグを食べている、とは思わないでくださいね。

 オートミールのお粥もよく食べられています。上にのっているのはバターです。
 これはS夫が身体障害者協会からクリスマスプレゼント(支援物資)をもらった中にイギリス製のオートミールがあったので、それと子ども牛乳で作りました。これも5分でお粥ができる便利な商品でした。

 バナナは黒ずんできましたね。(^^;)
 でもこれでカリウムが摂れますね。

 バターはパンに塗って食べます。
 それにしても、ベラルーシ人はお粥には全てバターを入れて食べるので、バターの消費量が多いですよ。

 紅茶は私は好きではないので、砂糖は入れていません。


ベラルーシの保養施設の食事 第2日目 夜食

2013-07-17 | 放射能関連情報
 保養メニュー2日目の夜食です。
 今日はヨーグルトだけ。
 前日はフレンチトーストを寝る前に食べましたが、今日はヨーグルトだけなので、夜食はこれで十分と思いましたよ。
 今回はブルーベリー味のヨーグルト(ロシア製)にしました。
 それではまた明日。お休みなさい・・・

ベラルーシの保養施設の食事 第2日目 夕食

2013-07-17 | 放射能関連情報
 保養メニュー1日目の夕食です。
 
 ビーツのサラダ 植物油を使ったドレッシングをかけたもの
 野菜のラグー
 魚料理
 マッシュポテト
 チーズ
 黒パン、白パン
 砂糖入りの紅茶

 昼食にはビーツとチーズのサラダで、夕食にはビーツのサラダ。しかも具体的に植物油を使ったドレッシングをかけたもの、とありました。
 これもビーツを茹でるのは時間がかかるので、「ゆでたビーツのうち半分を昼食に、残りは夕食に食べなさい。」とこのメニューを考えた人は言いたいのだと思います。
 主婦の知恵、というかサナトリウムで大量の食事を作っている側からすれば、このほうが効率いいからですね。
 植物油のほうは、ベラルーシでは一般的なヒマワリ油を使いました。

 野菜のラグーというのは何かと言うと、フランス料理のラグーです。ラグーはシチューと訳されますが、日本人が考えるより、ラグーのほうはずっと水分が少ないです。そしてベラルーシで作られているラグーはもっと水分が少ないです。
 野菜の炒め煮、といったほうが近いです。
 画像で言うとオレンジ色のまるいものがラグーです。簡単に作れるのですが、使う野菜によって、種類がたくさんあるので、どの野菜を使ったらいいのかよく分からず、スーパーに行くと「野菜のラグー」というそのままの名称の瓶詰めが売られていました。
 これこそベラルーシの典型的「野菜」ラグーだと思い、買って来ました。蓋をあけて盛り付けるだけです。
 材料をよく見ると、にんじん、キャベツ、水、玉ねぎ、トマトペースト、植物油、砂糖、塩、ハーブ、パプリカとあり、にんじんが一応一番多く含まれていることが分かりました。

 魚料理はこれまたどんな魚を使ってもいいようだったので、冷凍庫に保存してあった鯛を解凍して、蒸し煮しました。
 たぶんベラルーシ人にとっては鯛は、よく食べる魚ではないと思います。
 ベラルーシでは頭をちょん切ってある鯛の冷凍物が輸入されています。(頭がないので鯛のおかしらつきが食べられない・・・。)
 きれいではないですが、3枚に下ろして蒸し煮にして、ねぎをかけてみました。
 
 ちなみに焼き魚にしなかったのは、保養メニューを見ると、焼いて作る肉料理や魚料理が全くないのです。例外はハンバーグとミンチとじゃがいもを入れたキャセロールだけです。
 それ以外、蒸すか茹でるかの調理法しか書いてなかったので、この魚料理というのも焼き魚ではなく、蒸すか煮るほうがいいんだろうな、と思いました。
 それで蒸し煮にしました。

 やっぱり子ども向けの消化しやすい料理が保養メニューとしては優先されるのかな、と思います。

 

  

ベラルーシの保養施設の食事 第2日目 おやつ

2013-07-17 | 放射能関連情報
 保養メニュー第2日目、おやつです。

 ゼフィールと果物のジュース、とメニューにはありました。

 このゼフィールと言うお菓子ですが、パンフレット「自分と子どもを放射能から守るには」食育編でもご紹介しているお菓子のうちの一つです。

 マシュマロと勘違いしている日本人もいますが、ゼフィールは日本には(今のところ)ありません。
 マシュマロより、ずっと固くて形もしっかりしており、甘酸っぱい味です。
 これは果物やベリーのピューレに砂糖や卵白を混ぜてゼラチンで固めたお菓子なのですが、固めるのにゼラチンだけではなくペクチンも使われているのです。

 ちなみにマシュマロは卵白、砂糖(シロップ)、ゼラチンが原料ですが、果物のピューレーはふつう入っていません。
 考案されたのは19世紀です。
 
 ゼフィールは古代ギリシアで考え出されたお菓子で、ギリシア神話に出てくる風の神様の名前から命名されています。
 当時の人からすれば、風のように軽いお菓子だったのでしょうね。(現代人の食感からすると、そんなにふわふわしておらず、食べ応えがあります。)
 見かけは白い貝殻が合わさっているようにですが、これは風の神様が背中に生やしている天使のような羽を表したものです。
 なので、色も白で2枚一組になっているのが典型的なゼフィールです。

 しかし現在では、いろんな種類のゼフィールが売られています。形も二つ合わさっていないもの、チョコレートコーティングしてあるもの、さらにその上に刻んだピーナッツをかけたもの、○○味タイプで、ピンクや黄色のゼフィールも今はあります。
 でも今回はプレーンなタイプのゼフィールを買いました。

 果物のジュースは果物だったら何でもいいようだったので、りんごジュースにしました。

 普通のおやつよりこのおやつでペクチンが摂れたと思います。
 ちなみに20日間の保養メニューのうち、やはりペクチンを多く含むマルメラードがおやつ、という日も2回ありました。
 

ベラルーシの保養施設の食事 第2日目 昼食

2013-07-17 | 放射能関連情報
 保養メニュー第2日目の昼食です。
 
 ビーツとチーズのサラダ
 スープ「ラッソリニク」サワークリーム添え
 蒸し鶏のソース和え
 大麦のリゾット
 黒パン、白パン
 ローズヒップの飲み物

 ビーツは料理によく使うのですが、問題なのは柔らかくなるまで茹でないといけないことで、それに時間がかかること。大きいビーツだと茹で上がるまで3時間ぐらいかかります。
 しかし最近はちゃんと茹でて角切りになって、保存がきくようマリネになったものが、瓶詰めになって売られています。主婦の味方、そして節電です。(ベラルーシはガスより電気コンロという家庭のほうが多い。)
 これを買ってきて、角切りにしたチーズと和えてみました。

 ラッソリニクというスープですが、ロシア料理の一つです。
 チキンなどのブイヨンをベースにじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、トマトといった定番の野菜が入っていますが、特徴はキュウリのピクルスを刻んだ物、そして大麦が入っていることです。最近では大麦ではなく、米が入っていることもあります。
 ラッソリニクはレストランのメニューにたいていあり、外食したとき何回も食べたこともあるのですが、作り方が分からない。(ロシア料理のせいか、夫や義母から習っていない。ウクライナ人の嫁なのでボルシチが作れないと恥ずかしいので、作れます。あ、ボルシチをロシア料理だと思っている人が多いですが、厳密にはウクライナ料理です。)
 なので、今回の企画で失敗してはいけない、と思い、市販のものを買ってきました。
 これはスープの具が全て瓶詰めになっているもので、保存がきくものです。
 中身を鍋に空けて、好みの味になるよう水で薄め、それから煮立てるとあっという間にスープができるというものです。
(主婦の味方・・・。)これにサワークリームを添えます。
 
 蒸し鶏については詳しい指示はなく、チキンだったら、どこの部位を使ってもいいようだったので、ささみ肉を蒸し煮しました。
 そしてもちろん、お肉は前日から塩水にお酢をたらしたものの中につけておきました。パンフレット「自分と子どもを放射能から守るには」調理方法編を参考にしています。

 かけるソースも何でもいいようだったので、蒸し煮した後残った汁に刻み玉ねぎと小麦粉を入れて、とろみをつけたソースにしてみました。
 ベラルーシ人だったら、これにもサワークリームをいれてソースにする人がいると思います。
 ソースの上にはドライタイプのディルをふりかけました。
 このディルは義父の畑で作られたものを乾燥させた自家製です。(私は乾かして粉末にしただけですが・・・。)(^^;)

 大麦のリゾットですが、このメニュー、ラッソリニクに大麦を入れるので、
「今日は大麦を水につけてふやかして、半分はスープに、残りはリゾットにしなさい。そのほうが無駄がないですよ。」
とこのメニューを考えた人は言いたいんだろうな、と思いました。
 同じ食材が重なるけど、作る側としてはこっちのほうが効率いいですね。
 しかし私はラッソリニクは、出来合いの瓶詰めを空けて作ってしまったので、リゾット用に別に大麦を買ってきました。
 今回は大麦が1食分ずつ小さい穴のあいたパックに入っていて、袋ごと沸騰しているお湯の中に入れて、25分煮るとリゾットになっている、というレトルト商品です。袋入りだから取り出すのも簡単で便利ですが、茹で上がるまで少々時間がかかりますね。
 これにもバターをのせます。

 ちなみに我が家は大麦をよく食べます。でも大麦だけ食べるのではなくて、ご飯を炊くときに大麦を少し混ぜていっしょにといで炊きます。いろんな栄養が摂れるような気がするので・・・
 そのため普段はレトルトなパック入りの大麦は買いません。

 ローズヒップの飲み物ですが、飲み物だったら何でもいいのか、と思い、ローズヒップティーにしました。
 これは市販のローズヒップとハイビスカスの入ったアップルティーです。
 ベラルーシではローズヒップはそこらじゅうに生えています。
 我が家のダーチャ(夏だけすごすセカンドハウス)にも生えているので、秋に実を収穫します。
 乾燥させたもの(と言うか収穫するとき、すでに枯れていて乾燥状態です。)を保存しておいて、これでローズヒップの飲み物を作るのですが、作り方はティーポットにぎゅうぎゅうになるほどローズヒップの実をつめて、熱湯を注ぎ、1時間ぐらい放置する・・・というものです。この時間は長ければ長いほどいいです。
 飲み終わったら、また熱湯を注ぎ、何回も実を使います。これを3日間ぐらいかけて飲みます。
(最初はカチカチだった実がだんだん柔らかくなります。)
 風邪予防に効く、とベラルーシ人は言っているのですが、今回の企画では毎日いろんな飲み物を飲まないといけないので、市販のローズヒップティーにしました。


ベラルーシの保養施設の食事 第2日目 2回目の朝食

2013-07-17 | 放射能関連情報
 保養メニュー第2日目、2回目の朝食です。
 と言ってもオレンジ1個だけです。
 わざわざ写真に撮るほどのこともないですね。(^^;)
 ちなみにエジプト産のオレンジです。
 ペクチンを摂るため、真ん中の白いすじの部分も(味がしないですが)食べました。
 

ベラルーシの保養施設の食事 第2日目 朝食

2013-07-17 | 放射能関連情報
 保養メニュー2日目の朝食です。

 そば粥
 ハンバーグ
 ズッキーニのペースト
 黒パン、白パン
 大麦コーヒー
 スィローク

 ベラルーシでは麺としてのお蕎麦は食べられていませんが、そば粥はとてもよく食卓に上ります。上にのっている白い物はバターです。

 ハンバーグは日本のハンバーグより、大きさが小さくて丸っこいです。フライパンで焼いた後、水を少し入れた鍋に入れて、加熱し蒸し煮するのが特徴です。
 ケチャップなどのソースはかけないことのほうが多いです。(個人の嗜好にもよりますが、我が家では何もかけないです。)
 
 ズッキーニのペーストというのは、ズッキーニ、玉ねぎ、トマトなどをみじん切りにして加熱し、塩、ハーブなどを加え、柔らかくなったものをミキサーにかけた料理です。
 保存がきくので、ジャムのようにガラス瓶に入れて密封し、たくさん作り置きする人もいます。また商品として売られています。
 画像に写っているのは、市販のもの。パンに塗ったりして食べます。ソースの代わりにする人もいるので、ハンバーグに塗って食べるベラルーシ人もいます。
 今回は時間がなかったのですが、次回食べるときは自分でペーストを作ろうと思いました。
 
 大麦コーヒーというのは大麦から作った代用コーヒーで、カフェインが含まれていないため、子どもでも飲めるコーヒーです。
 うちの子が通っていた幼稚園では大麦コーヒーがよく給食に出ていましたが、SOS子ども村のお医者さんは、
「小さいうちからコーヒーの味に慣れさせないために、幼稚園では出すべきではない。」
と反対していました。
 私は大麦コーヒーに粉末の豆乳を入れています。
 私はコーヒーも大麦コーヒーもそれほど飲みたいと思わないのですが、うちの子は、コーヒーは飲まないですが、大麦コーヒーはときどき飲みたくなる(幼稚園の味として記憶にインプットされたらしい。)らしく、そのときは豆乳といっしょに飲ませるようにしています。

 スィロークについては第1日目の朝食を参考にしてください。
 今回はキーウイのジャムが中に入っているタイプにしました。もっともジャムはちょっとしか入ってなくて、ほとんどがカッテージチーズからできています。

 私の感想としては、「朝からハンバーグか・・・。」ですが、朝食はしっかり食べたほうがいいという意見が多いので、納得もする一方、やはり日本では夕ご飯のメニューだよね・・・と思います。
 (日本人だと第2日目朝食メニューと第1日目夕食メニューを交換するよね。)

 ちなみにハンバーグに入れたパン粉は手作りです。

 それから2日間連続で朝食にスィロークを食べていますが、ベラルーシ人は毎朝これを絶対に食べている、というわけではありません。


ベラルーシの保養施設の食事 第1日目 夜食

2013-07-16 | 放射能関連情報
 保養メニュー1日目夜食です。
 飲み物はケフィア、そしてフレンチトーストです。

 いやあ、寝る前にフレンチトーストは食べるの大変でした。おなかいっぱい・・・。
 これが果たして健康にいいメニューなのかどうか分かりません。
 
 ケフィアのほうはベラルーシでは昔から「寝る前に飲む物」で、病院でも入院患者に出されます。これを飲んだ後はよく眠れるのだそうです。
 確かに寝る前の乳製品はいいって聞きますけど、ベラルーシのフレンチトーストは牛乳と卵がパンにしみこませてあって、さらにチーズが上にのっています。だから乳製品なので、寝る前の夜食としてはいい・・・という判断なのでしょうね。

 ケフィアも子ども牛乳と同じく、「子どもケフィア」です。
 
 

ベラルーシの保養施設の食事 第1日目 夕食

2013-07-16 | 放射能関連情報
 保養メニュー1日目の夕食です。

 野菜サラダ。
 カッテージチーズのキャセロール。ジャム添え。
 バター
 黒パン、白パン。
 紅茶。メニューには砂糖入り、とありましたが、私は紅茶はいつも砂糖なしで飲んでいるので、砂糖は入れていません。

 野菜サラダは何の野菜でもいいようだったので、トマト、キャベツ、にんじん、キュウリのピクルスの残りで作りました。ヒマワリ油ドレッシングをかけてあります。

 カッテージチーズのキャセロールですが、かけるジャムは何でもいいようだったので、さくらんぼのジャムにしました。キャセロールが熱くてとけて流れ出し、サラダにちょっとかかってしまいました。(別のお皿に入れればよかった。)
 ジャムは手作りです。さくらんぼそのものは友人の庭でとれたもの。この庭の果物や野菜は測定したことがあり、どれも基準値以下だったので、このさくらんぼも汚染されていないと思われます

 しかしまあ、日本人のお父さんに
「今日の夕飯はこれよ。」
と出したら、叱られそうなメニューですね。
 カッテージチーズのキャセロールなんて、やはりお子様メニューですからねえ。キャセロールは手作りしたものの、ちょっと柔らかくなりすぎてしましました。

ベラルーシの保養施設の食事 第1日目 おやつ

2013-07-16 | 放射能関連情報
 保養メニュー1日目のおやつです。
 ウエハースと牛乳。・・・とメニューにはありましたが、牛乳は「子ども牛乳」を買ってきました。
 子ども牛乳についてはこちらの記事を参考にしてください。
 直接牛乳を飲むのでなくても、ココアに混ぜたものや料理に使った牛乳は、全て子ども牛乳です。
 
 

ベラルーシの保養施設の食事 第1日目 昼食

2013-07-16 | 放射能関連情報
 保養メニュー1日目の昼食です。

 海草(昆布)とキャベツのサラダ。(昆布はサハリン沖産のものがベラルーシで売られています。ニンジンも混ぜてみました。)
 ボルシチ。(これはビートから作りました。白いのはサワークリームです。)
 いわしのハンバーグ。(メニューでは魚の種類は何でもいいということになっていたので、スーパーで安売りしていたいわしの缶詰で作りました。)
 マッシュポテト。
 きゅうりのピクルス。(自分で漬けたものです。) 
 黒パン、白パン。 
 りんごジュース。(これもメニューには果物だったら何でもいい、ということだったので、りんごにしました。果汁70%の市販のもの。自分で絞って作るほうがいいでしょうね。でも、保養施設では100%ジュースは出ないと思います。)

 今回のメニューはヨウ素がとれるメニューですね。

ベラルーシの保養施設の食事 第1日目 2回目の朝食

2013-07-16 | 放射能関連情報
 保養メニュー第1日目の2回目の朝食です。
 バナナとヨーグルトです。

 ちなみにバナナはコスタリカ産。ヨーグルトは輸入ものです。
 バナナでカリウムが摂れますね。

ベラルーシの保養施設の食事 第1日目 朝食

2013-07-16 | 放射能関連情報
 ベラルーシの保養施設(サナトリウム)では1日6回食事が出るところもある・・・と今までこのブログにも書いていましたし、会った人にもそういう話をしていたのですが、普通の日本人からすると
「1日に6回もご飯?! 食べられないよ、そんなにたくさん。」
と思うでしょう。

 それで、やはり1日6回の食事を提唱しているSOS子ども村に質問してみました。サナトリウムでは食堂でいっせいに食事をするので、調理師さんもちゃんといます。しかしSOS子ども村は食事は自炊なので、基本的に好きなものを作って食べればいいのですが、食育プログラムの一環で「強制ではないが、このような食事作りをしてみましょう。」とキッチンの壁に
「お勧めの保養メニュー20日分」が貼ってあります。
 SOS子ども村には調理師や栄養士は働いていないので、このメニューは誰がどう作ったのかと言うと
「ベラルーシのサナトリウム用の食事として栄養士が作ったメニューをそのままコピーした。」
そうです。

 さて、そのコピーのコピーをもらってきて、1日6回の食事メニューの内容をじっくり読みました。
 さすがに20日分全部、このとおり実行するのは大変なので、このうち「典型的メニュー3日分」を選び、自宅で再現することにしました。
 とは言うものの、1人だけこんな食事をしていてもしょうがないので、子どもが学校に行っていない(学校の給食を食べない)夏休みに実行することにしました。
 
 というわけで夏休み企画「ベラルーシの保養施設の食事 第1日目」です。

 その前に1日6回の食事とは・・・「朝食」「2回目朝食」「昼食」「おやつ」「夕食」「夜食」から成ります。
 そして食事時間ですが、朝食は午前7時。その後3時間おきに食事になりますので、2回目の朝食は午前10時、昼食は午後1時、おやつは午後4時、夕食は午後7時、夜食は午後10時になります。
 時間は絶対にこうしないといけないわけではないのですが、このとおりに実行することにしました。
 またメニューには、食べなくてはいけない量は指定されていません。

 というわけで昨日から始まって今日は2日目・・・。
 まず第1日のメニューからご紹介します。

 セモリナのおかゆ。(レーズン入り。砂糖と牛乳も入っています。)
 ハム。(好きなタイプのものを選べばいいので、脂肪分が少なく柔らかいものを買ってきました。)
 キャベツの蒸し物。
 ミルクココア。 
 黒パン、白パン。
 スィロークというカッテージチーズのデザート。(画像で言うと左下のお皿に写っているもの。)

 スィロークをもう少し詳しく説明すると、カッテージチーズを棒状にしてチョコレートコーティングしたもので、最近は中に果物のジャムが入ったものなどいろんな種類があります。
 代表的なソ連のお菓子です。お菓子ですが、冷蔵庫に入れておかないとどんどん柔らかくなっていきます。
 このスィロークはハンガリーにも輸入され、ハンガリーでは「トゥーロー・ルディ」という名前で売られています。
 今ではハンガリーだけではなく、旧ソ連の国やヨーロッパでも作られています。
 画像では包装された状態のものと包装から出した状態のものの両方を撮影してあります。

 朝からボリュームたっぷりです。ちなみにサナトリウムの食堂ではパンは普通かごの中にたくさん入れられており、
「これでも足りない人はパンを好きなだけおかわりしてください。」
ということになっています。
 私ははっきり言って小食日本人なので、これだけの量で十分ですね。
 
 それからセモリナのおかゆはベラルーシの幼稚園ではほとんど毎日出ていました。消化がいいので、ベラルーシでは子ども向け、そして病人向けのメニューです。でも普通レーズンは入っていないことのほうが多いです。

 こうして見ると、レーズンとココアでカリウムがとれるし、消化のよい食べ物ばかりで、子ども向け保養メニューとしては完璧な感じですね。

 それから今回出てくる黒パンには、画像ではよく分かりませんが、かぼちゃの種が表面についています。
 パンフレット「自分と子どもを放射能から守るには」食育編を参考に、私なりの工夫も追加しています。