ぬけヨガ神戸◎しちみのブログ ~猫とさかな通信~

神戸でヨガと畑、始めました♪
ヨガで深まる心地よさを共有したくてぬけヨガクラスやイベントしたり、畑で野菜を育てたり~◎

冬の畑の「見えない半分」

2015-12-20 | 小さな無農薬畑のこと
おはようございます!
ぬけヨガ神戸のしちみです◎

来年の1月6日(水)に始まる
アトリエfのヨガクラスで、
どんなことしようかな~♪

ふと気づけば、
頭のなかがヨガのシークエンスで
いっぱいになっています(笑)。

ヨガは1日3クラス。
それぞれのおよそのイメージは、
こちらでどうぞ~◎

1月のテーマは、
背中についたお肉を絞りだす!!
ですよ◎

お腹のお肉もアレですけれども、
まずは、背中!
背骨や肩甲骨まわりが活性化すれば、
きっとお腹のお肉だって……
と希望しておりますです(笑)。


頭のなかで、
『牛面のポーズ』なんてやりながら、
昨日、小さな無農薬畑、
『猫とさかな』に行ってきました。


半年かけてじっくり育った里芋を収穫し、
隣の畑の人に「遅いねぇ~」と笑われながら
じゃがいもを収穫し、
空いた畝の土をひっくり返して、
くんたんをたっぷり鋤き込みました。

働き者の畝さんたちには
2週間ほど休んでもらって(短かっ!)、
年明け最初の「一粒万倍日」の1月7日に、
ほうれん草やら小松菜やら、
小さな種を播こうと思っています。

すでに短期休暇をとってもらっていた畝には、
これまた「遅いね遅いねぇ…」と
隣の畑の人を不安にさせつつ(笑)、
最後の玉ねぎの苗をたっくさん植えつけました。


玉ねぎの種の生命力は、
1年を越すとガクンと落ちるそうで、
それならばと、
ひと袋分、すべて芽出ししたのですよ。

………ら、
それはもうたくさんの苗に育ってくれまして、
3回にわけて畑に定植したところ、
3畝、みっしり玉ねぎ!
となりました~♪

ふふっ、どうかなどうかな~◎

ちなみに、
固定種のこちらを育てております~☆


思えば夏の畑は、
トマトや茄子やピーマン、
満願寺唐辛子にオクラ、トウモロコシ、
紫蘇にエゴマ、カボチャ、
空芯菜、チシャ、さやいんげん……

それはもう賑やかで、
太陽の光をたっぷり浴びた
ぴっかぴかの野菜がたわわと実り、
色彩も鮮やかに、
「おしゃべり」な花のようです。


翻って冬の畑は、
里芋の葉が枯れ始め、
じゃがいもの葉っぱも枯れていき、
赤や黄や紫の色は消え、
一見、
なんとなく寂しいようにも映ります。

けれど土を掘り起こせば、
時間をかけてしっかり根を張り、
吸収し、
めいっぱい溜め込んだエネルギーが、
重いほどの実りとなって待ち受けています。

勢いよく放射状にひろがった葉っぱの下では、
白くてきめ細やかな大根が、
ぷりっぷりに太っています。

わたしは人参の繊細な葉っぱが大好きなのですが、
うん、と力をこめて引き抜くと、
かわいらしい朱色が飛び出します。

白菜やキャベツ、
ブロッコリーやカリフラワー、
じわじわ、じわじわ、
滋味深く育っていきます。

温暖なこのあたりでは晩秋に植える、
玉ねぎやニンニク、
そら豆やえんどう豆……
冬の寒い寒い朝昼晩、
長い長い時間をじっくり過ごして蓄えて、
半年先の実りの時季に備えます。


葉っぱや茎や花……
同じ畑のなかにあって目に見えている部分と、
土のなかで起きている、
目に見えないもう半分。

土のうえに出ている広がりと同じだけ、
土のなかでは根を張っているそうです。

どちらもが、
同じだけ吸収したり、
転換し変換し、
排出したり、
さまざまに働いて、
やがて、
いのちをつなぐ実りをもたらす。

不思議だなぁと思います。
よくできているなぁとため息がもれます。

畑で起きている、
綿密でゆるやかでムダのない
「めぐり」は、
きっとわたしのなかでも起きていて、
呼吸して、
細胞が生まれ変わって、
循環して生きている。




鋤や鍬を洗い、
手袋を洗ってバケツを洗って、
帰り支度の夕暮れ時には
指先が凍えるように冷たくなっているけれど、
なんだかほわっと、
からだの真ん中に温かい火がともっているようで、
「またすぐ来るからね~」と
ホクホクしながら手を振ります。

おしゃべりな夏の畑も大好きだけど、
足湯のような冬の畑も大好き◎



もひとつ、ちなみに。
玉ねぎって、
根っこではなく、
茎が肥大化したものなんですって~♪

ヨガの「Om(オーム)」と、138億光年の話

2015-12-18 | 神戸でぬけヨガ
こんにちは!
ぬけヨガ神戸のしちみです◎

来年の1月6日(水)から始まる、アトリエf
FBにページを立ち上げましたので、
ご覧いただけたら嬉しいです~♪

こちらからどうぞ。

ヨガと、あんまと、+αのおたのしみ。
季節や月にあわせたメニューでお届けします。

共有したいのは、
『日々の暮らしの営みこそ、
たのしくクリエイティブに』
の気持ち。

ヨガでは内側から自分のからだと対話をし、
うり坊のあんまで外から内へとアプローチ。
心身ともに深くリラックスすることで、
「本来の自分」と調和できたなら……

1月の+αのおたのしみ、
アンコエランさんによる革の出張工作室で、
望む暮らしがさらに豊かに実ったら……

たのしく、誰もがくつろぎながら、
変化していく日常を共有できたらいいなぁと
願っています☆

新しいことが始まるときの
気持ちのいい緊張感と、
わくわくどこまでも広がっていきそうな妄想…(笑)。

たのしませていただいております~☆



どこまでもひろがるといえば、
先日、天文学の先生のお話会に
参加させていただきました。

わたしたちの住む地球、
地球の周りをめぐっている月、
地球がめぐっている太陽、
水星、金星、火星、木星、土星、天海星……

太陽系、
天の川銀河、
アンドロメダ銀河……

宇宙の果ては、
地球から138億光年先……


いまの人間の技術で「見える」星のすべてを
位置から軌道からすべて正確に再現し、
プログラムされているという、MITAKA

このソフトを使って再現される宇宙を眺めていると、
あまりの星の多さ、
ひろがりの無限さに
(…って、限りはあるそうですが)
クラックラきちゃいます。


ヨガのマントラ
(短いフレーズを歌うように唱えたり、
繰り返し唱えるもの)
のひとつに「Om(オーム)」があります。

オームは、
宇宙の始まりの音であると言われたり、
「聖音」とも言われています。

阿吽(あうん)やキリスト教のアーメンと
オームは同じと言われたりもしています。

オームは宇宙の真理、
おおいなるもの。

オームを唱えることで、
梵我一如(ぼんがいちにょ)
宇宙と一体になれる。


のかどうか、いまのわたしには不明ですが(笑)、
ヨガを極めた方のたどりつく
サマディ(悟り)の境地は、
おそらく、そういったことなのではないか…
と思ったりしています。
(このあたりのこと、
まだまだよくわかっておりませぬ…)


という、かな~りあやふやな状態なのに、
せっかく宇宙の専門家がいらっしゃるのだから、
これは尋ねてみたい…!!
なんて思いまして。

お話会が終わったあとに、
こっそり尋ねてみました。

「先生! ヨガでいうオームは
天文学的にはどう捉えられますか?」

やさしい先生は、ギョッとされながらも、
「う~ん。。
インド哲学の宇宙観は
くわしく知らないのでなんとも言えませんが…」

「中国では、
5000年前から宇宙のことを考える人たちがいて、
太陽には軌道があることを知っていました」

「太陽は、その軌道から、決して外れない。
ならば、人間にも道があるはずだ」

「それを"人道"とし、
"人の道を外れることをしてはいけない"と
考えるようになった」

「私たちは、昔もいまも、
宇宙からの影響を受けながら、
生きているのだと思います」


おおー、ありがとうございます☆


「ヨガをさらに学んで、
インド哲学では宇宙をどう捉えているのか、
わかったら教えてもらいたいな」

……ええ!?
それは、その……ムリ……
いえ、その、学んでみまする……。



宇宙の辺境にある、天の川銀河。
天の川銀河の辺境にある、太陽系。
太陽系の辺境にある、地球。

その地球にわたしたちは
生きている。

なんてひろくて小さいんだ、
わたしの生まれる前の光、
わたしの見ることのない光、
星の時間、
人間の時間……

あれだけ無尽蔵にあるように見える星には、
ひとつひとつ個性があり、
宇宙の理(ことわり)のなかに在る。


むふ~~~∞


自分のちっぽけさを感じると同時に、
自分がいまここにいることは、
このひろいひろい宇宙のなかで
宇宙の理に則って在るんだな、
宇宙の摂理のなかで
わたしは生かされているんだな……

そんなふうにも受け取れて、
なんていうか、
ものすごく大切で貴重な時間をもらって生きている
ことに改めて気づいたり。


最近、習慣になっている「耳を澄ます」も、
あながち"トンチンカン"ではないのかもしれないな。
なんて、こっそり自画自賛してみたり…(笑)。


見上げる空に、
無数のおくゆきのある物語が展開していて、
わたしたちは、
きっと、
そのうちのひとつの物語を生きている。


宇宙からしたらほんの一瞬の、わたしの一生。
何をするのが、宇宙の摂理にかなっているのかな。
わたしの物語は、
どんなふうに展開していくのかな。


見えないけれど、
そこにある星。


見えないけれど、
地球に生きてるわたし。




空を見上げるのが好きな方は、
ぜひいちど、こちらをお試しあれ~☆


ぬけヨガ神戸@アトリエf 始まります~♪

2015-12-15 | 神戸でぬけヨガ
こんにちは!
ぬけヨガ神戸のしちみです◎

2016年1月6日(水)より、
ぬけヨガ神戸の定期クラス、
始まります~♪

場所は、
神戸市垂水区塩屋にあるステキ空間、
flagさん

flagさんを毎月第1水曜と第3水曜に借り切って、
アトリエfとして、始動します。
(アトリエf…いまはまだ箱だけです^^;;
徐々に、内容をUPしていきます~)
(☝ 少しずつ、UP始まってます~♪)


<<ぬけヨガ神戸>>は、1日3クラス。

10:30~11:45 ☆☆☆
*じんわりぬけヨガ*

呼吸を深め、身体をゆるめ、
心の観察をしながら、
ときにプルプルしながら(笑)、
すぅ~っと何かがぬけていく感じ…
気持ちよく動きましょう◎


14:30~15:15 ☆☆
*のんびりぬけヨガ*

ゆるゆる身体を伸ばしたり、
ごろごろしながら心を広げたり、
思いっきり深呼吸してみたり。
お子さん連れ、大歓迎◎
いっぱい笑って何かがぬけて、
心身ともにかる~くなりましょう♪


16:15~17:30 ☆☆
*まったりぬけヨガ*

夕方の、少しダルいような時間。
呼吸の波にのってゆったり動き、
集中が高まるごとに不要なものがぬけていき、
心身ともにリラックス…
満ちていく心地よさに身を委ねましょう~☆


○星の数は、運動量の目安です(☆5つがMAX)

○各回、5名まで。
当日参加もおっけーですが、
ご予約を優先させていただきます。

○ご予約は、
k15catfishwill☆gmail.com
(☆を@にしてください~)
件名は『ぬけヨガ予約』でお願いします。
内容に、お名前と参加人数、
ご連絡先やヨガ経験の有無、
最近、気になっていることなど
書いていただけると助かります。

○ヨガマットは、用意しています。
もちろんご持参いただいてもおっけー◎

○動きやすい服装でお越しください。
お着替えスペースもあります。
体温調整のため、
上に羽織るものやブランケットなどあると、
より快適かと思います。

○飲み物やタオルなど、ご持参ください。

○問い合わせ
k15catfishwill☆gmail.com
☆を@に変えて、
件名に『ぬけヨガ問い合わせ』でお願いします。


どのクラスも、
ヨガが初めての方や、
身体の硬い方、
運動は苦手……な方、
大歓迎です。
お気楽にご参加ください◎


14:30~のクラスは、
お子さん連れでどうぞ~♪
(その他のクラスは、
お子さんは別室などで遊んでいただければと思います)


1月は、
『背中についたお肉を絞り出しましょう月間』
をテーマにしようと妄想中です(笑)。



参加費は、
初めましての方 1回1000円
2回目以降の方 1回2000円
4回分のチケット 6000円(3ヶ月有効)




<<ぬけヨガ神戸>>は、
呼吸によって身体と心をつなぐこと
を大切にしています。

ふだんは無意識にしている呼吸を
少しだけ意識することで、
身体がゆるみ、
心が広がり、
いらないものがぬけていき、
新しくできたスペースには、
いま必要としているものが自然と入ってくる。

身体を動かすことで集中が高まり、
心の観察をすることで呼吸が深まり、
いまここにいる自分や、
いまここにある豊かさ、
まだまだ隠れている可能性の広がり……
たくさんのことが見えてくるのではないかと思っています。

のんびり動いたり、
ちょっとハードな波がきたり、
ふぅ~っとリラックスしたり。

みなさんと、
心身ともに心地よくなれる場、
ひろがっていく時間を
共有できたらいいなぁと思っています。


ふふっ☆
楽しみすぎて、ワクワクしております~♪

耳を澄ます

2015-12-13 | 神戸でぬけヨガ
こんにちは!
ぬけヨガ神戸のしちみです♪

この間、
早くに目が覚めた朝に、
思いつくまま自然な流れにのって身体を動かしていたら、
なんだかものすごく気持ちのいいヨガができました◎

すごいわ、わたしっ!!

……でもね、再現できませぬ~(笑)。

また早く目が覚めたときに、
はんぶん夢の中でやってみようと思います☆


そういえば、
わたしがヨガTT(ティーチャートレーニング)を受けようと思ったのは、
こんなふうにふと動きたくなったときに、
自分でヨガができるようになりたいな~♪
と思ったのがきっかけでした。

好きな先生のヨガを受けるだけでも充分だけど、
それを家でやろうとしても、
さっぱりできない。
知っている動き(アーサナ)を組み合わせても、
なんだか体操をしているみたいで、
"あの心地よさ"には近づけない。

自分でも、ヨガを組み立てられるようになりたいな~♪


と同時に、
ヨガの先生から断片的にきく"ヨガ哲学"みたいなものも
体系的に学びたいなと思ってのことでした。


なんていうか、始まりは、
"教えるために"とかではなかったのです、
ティーチャートレーニングなのに、
申し訳ないことに^^;;


わりと気楽にTTのドアを叩き、
どんな人たちと会えるのかなと見回してみたら……

半分以上が、すでにヨガを教えている人たちでした。
まだ教えていない人たちも、
ほとんどが、すでにヨガ哲学など学んでいる人たち。

どどどーすんのよ……わたしっ!?

「えらいこっちゃ、えらいこっちゃ~♪」
な状態で始まった、ヨガTT。


ま、なんやかんやありつつ(笑)、
200時間かけて、たくさんのことを学びました。


そのなかで、
どうしても"もやん"としたままのことがありました。



ヨガを通して、
「穏やかになる」
「穏やかに生きる」



わたしだって穏やかな人は好きですし、
穏やかな場や
穏やかな雰囲気も好きです。

穏やかな海を眺めたり、
穏やかな春の1日をのんびり過ごすのは
なによりの大好物◎


でも、
穏やかじゃない人もわたしは好きだし、
ときには穏やかではない場も心地よかったりする。

激しい波の打ちつける海も、
冷たい風に樹々が揺れている日も、
やっぱりわたしは好きだったりするのです。


わたし自身、
本当に自分が穏やかになりたいのかどうか……
判然としません。


たとえば、
もともと比較的穏やかなタイプの人は、
穏やかでいることにウソはないのでしょうし、
気持ちがざわめいたり、
稀に怒りに突き動かされたりしたときに、
いつもの穏やかな状態に戻ろうとする努力には、
エネルギーや労力は必要だとしても、
ムリやウソはないのではないかと思うのです。


わたしが人からどう見られているのかはわかりませんが、
わたしは気持ちが穏やかなときも、
心の中ではひっきりなしに、
それはもう"いろんなこと"を感じています。


たまに
「温厚な方ですね」
なんて言ってもらうと、
「あーまだわたし、猫かぶってるからな~」
なんて思いつつ、
穏やかそうに微笑んでみたり…(笑)。
(ウソくさい~笑)


心の中で受け取るものの多さ、
振幅の激しさに、
しんどい想いをしていた時期もありました。

あんまりしんどいものだから、
あまりいちいちものを感じ取らないようにしようと
意識して感覚や神経を閉じるようにして、
受け取るものや反応する心をセーブしていた時期もあります。

だけど、
そこにはまた違った"しんどさ"があり、
なんとなく、
半分くらい、
本当には生きていないような感じがしたりもして、
「これは違うな」と思い、
またいろんなことを受け取り、
感じるようになりました。

いつからか、
揺れ動く自分の感情を
おもしろがって眺めているもうひとりの自分がいたりもして。

どんなときでも客観視しているもうひとりの自分がいることに、
悩んだりした時期もあったな~。。



で、です。
わたしは、穏やかになりたいのか。
ヨガを通し、穏やかに生きたいのか。

ヨガTTが半分以上進んでも、
なんとなく、
もや~んとしたままでいました。

それがあるとき、
TTを通じてアウトドアヨガを実践している先生と出会い、
ヨガを感覚的なことばや
スピリチュアルな側面からではなく、
理論的に明解に考える方法を教わり、
分析して腑分けして組み立てていくと……
行き着く先はやはりヨガ
という体験をしました。

これはわたしにとってものすごく新鮮な体験で、
身体や脳の細胞が、
一気に沸き立つ感じがしました。


その直後にたまたま観た何本かのドキュメンタリー映画、
初めて会った人との何気ない会話のなかでもらった大切なヒント、
ふと思いついてやり始めた砂浜での月夜のひとりヨガ、
TTで学んだ瞑想、
なぜか登ることになった山。

山で出会った人の不思議な話、
新しく出会っていくひとりひとり、
いままでに出会ってきたひとりひとり、
あのとききいたことば、
畑での対話、
自然のめぐり。

………いろんなことが次第に結びつき
だんだん、だんだん
もやんとしていたものが薄れていきました。


いまも、
わたしは「穏やかな人になりたい」のかどうか、
判然としていません(笑)。
(あ、とはいえ"激しい人でいたい!"とかは思ってないんですよ?)
(できれば「自分もまわりも楽しくいたいなぁ」と思っています、ホントですってば…笑)



ただ、
いまは、
耳を澄ましています。

楽しいときも、
ちょっと緊張したり、
浮かれているときも、
ふっと一瞬、静かになって
耳を澄ます。




何かあって心が乱れたり、
想いが囚われているときに、
そうだ、いまはどうかな?と
耳を澄ます。




耳を澄まし、
わたしの声が
調和しているかどうか
聴いてみる。

わたしがいまここにいることが、
どこか遠くて近い何かと調和しているかなと耳を澄ましていると、
ほんのすこし、
調律されていくような……

「合わせる」のではなく、
「合っていく」ような……


それが、
いまのわたしのヨガなのかな、
と思っています。

ダンスのワークショップと、ラララ…タパスタパス♪

2015-12-10 | 神戸でぬけヨガ
お早うございます!
ぬけヨガ神戸のしちみです◎

5月から始まった『ヨガTT(ティーチャー・トレーニング)』を11月に卒業し、
入れ替わるように、新しいワークショップの受講がスタートしました。

こちらはヨガではなく、
無謀にも………
ダンス♪のワークショップ!!

来年の3月までに、
みんなでふたつの作品を創り出して発表しようという企画です。


ひゃーーーーーっ、大丈夫なのかわたし??


その1回目は、"街を歩いてネタを探そう"でした。

参加者8名が3つのグループにわかれて、
かなり謎で不思議な味わい深い商店街を歩き回ったあと、
「やたら"喫茶居酒屋"とか"喫茶カラオケ"っていう店があった」
「しかも昼間から盛り上がってる!」
「神社になぜか、ワニが祀られてた」
「お相撲さんみたいな果物屋さんがいて…」
「あ、いたいた~」
「買い食い、いっぱいしちゃった」
「何食べた? わたし、イカ焼き」
「わたしは串カツ」
「チヂミもあったよね~」
「めっちゃおいしそうな餃子屋さん見つけてん、行きたい~」
などなど採取したネタを報告し合って、
初対面の誰もがリラックスした笑顔になり、
帰りには、さっそく餃子屋さんへ~♪
(……え? ダンスは?? 笑)



そして2回目のWSは、
いよいよ……
"とにかく踊りだしてみよう"!!


先生は、もちろん、現役のダンサー。
大学でもダンスを教えてらして、
主にコンテンポラリーダンスで活躍されている方です。

参加者8名は、
舞台で踊っている人、
学校の体育で踊って以来という人、
ステージダンスを習っている人、
初めてという人、
本当に、さまざま。

わたしはというと……。


もともと運動が苦手で、
でも踊るのは好きで、
音楽が聴こえてくると動き出したくなるし、
盆踊りとかも好きで、
だけど恥ずかしいし、
ものすごく身体が硬くて……。

そんなこんなでなかなか踏み出せなかったのですが、
かな~り"おとな"になってから、
バレエを少し、習い始めました(///)。

そこから自分の身体に興味を持つようになり、
ヨガと出会い……というのは、また別の話(笑)。


年齢もダンスの経験もさまざまな8名で、
「まずは、歩いてみましょう~♪」

歩く。
ひとりひとり歩き方が違う。
ヒントをもらって歩き方を変えてみる。
おかしくって笑いだしながら、
とにかく歩く歩く。


「お互いにテーマを出して、動いてみましょう~♪」
誰かが、"テーマパーク"と言う。
う~んう~ん……。
うなりながら、まずは動き出してみる。


注)怒ってないです、余裕ないだけ…(笑)。



誰かが、"波のように"と言う。
波?
ザッパーン??

砕けたらしい…(笑)



誰かが、"怖がりながら"と言う。

暗闇、高所、知らない手触り……シャーッ!!



予想外の動きが身体の中から飛び出して、
先生の
「いいっ! すごくいいっ!!」
にノセられて、
なんだかわけもわからずおもしろくて笑いが止まらず、
みんな、それぞれが"スゴいこと"になってました(笑)。


ここで出てきた動きを拡大したり、
アレンジしたり、
アコーディオンの奏でる音楽に合わせ、
なんとな~くひとつの流れがうまれたりもして。


あ~~~~~楽しかった◎


明るくテンポよく、
丁寧でデリケートな先生の誘導と、
8名の身体の違い、個性のありよう。

これからどうなっていくのかな♪



このダンスWSに申し込んだとき、
実は、わたしにはテーマがありました。

ヨガで言う『タパス』……
小さなチャレンジ。
克服したらより楽しくなれそうな壁。

(タパスについては、こちらこちら、あるいはこちらなどをご参照くださいませ)
(こうしてみると、わたしのタパスの解釈はずいぶんお気楽なような…笑)


わたしは人前に出るのが大の苦手で、
人前で話すとか歌うとか何かをするというのが、
たまらなく恥ずかしくて"アカン"のです。


恥ずかしいし、緊張するし、プレッシャーだし。
人前に出るとなると、夜、眠れなくなるし。
神経過敏になっちゃうし。


始まりは、おそらく幼稚園のときの初めてのピアノの発表会。
ピアノを弾くだけじゃなく、
「次は、◯◯◯◯さんの『エリーゼのために』です」
みたいな司会をするよう先生に言われ、
そのときは緊張するなんて親もわたしも知らないものだから引き受けて、
そうしたら……

舞台に立つたび、パーンと目の前が白く弾けるのですよ。
袖に戻ってくると、膝がカクカクしちゃってて。

次の人の紹介で、また舞台に出て、
パーンと白くなって、
カクカクしながら戻ってきて。


自分の出番のときのことは、
一切、記憶にございませぬ…(笑)。


以来、"人前は苦手"意識がしっかり根付いたらしく、
学生時代も、仕事をするようになってからも、
なるたけ、避けて避けて避けて通ってきました。

友だちの結婚式に招いてもらっても、
「スピーチはナシでね!」
なんて、こちらが条件をつけたりして。


それがですね。
ここへきて、ですよ?

ヨガをみんなでやりましょう♪と呼びかけたら、
自然、人前に立つことになりますよね。

どーする、わたし??


うーんうーんうーん。。。


それでもわたしは、
ヨガのすばらしさを
ひとりでも多くの方と共有したい!


ここで初めてわたしの中で、

『ヨガを伝えたい気持ち』>『人前は苦手』

なんて意識の転換が起こったのです◎


ヨガを伝えたい気持ちのほうが、
人前に立ちたくない気持ちを
遥かに上回っている☆


これは滅多にないチャンス!
"恥ずかしい"を乗り越えましょう~♪


というわけで、
ヨガと同じくらい大好きなダンスのWSで、
恥ずかしい、緊張する、人前は苦手……
を乗り越えよう♪
タパスタパス、すてきなチャンス☆
と思ったのでした。



もちろん、
長年連れ添った"恥ずかしいっ!!"の気持ちは
ひょいひょい顔をだしはります~。

そのたびに、
タパスタパス、ちいさなチャレンジ☆
その先にあるのは、さらに広がる楽しい世界~♪

そう唱えながら、
恥ずかしさや苦手意識に笑いかけ、
次回のダンスWSに臨みたいと思っておりますです、はい。
(って緊張感が…笑)