ねこまた小路

キジトラ斑猫ミミ、泥棒顔犬ムギと侍従猫魔の日記。

あらしのよるに

2005-12-13 14:52:08 | 音楽・芝居・映画
昨日、映画を観てきました。
「あらしのよるに」
**あらすじ**
ある嵐の夜、真っ暗な小屋の中で出会ってしまった、オオカミとヤギ。
本来なら喰う・喰われる関係のはずの2匹が、暗闇と鼻風邪による嗅覚の麻痺、雷の恐怖でお互いを同じ種族と勘違い。
話をするうち、お互いの境遇が似ている事から友情が芽生えてしまう。
やがて嵐は去り、2匹は勘違いのまま明日の昼、また小屋の前で会う事を約束して別れる。
そして次の日、お互い相手がオオカミ・ヤギである事を知り・・・
****

私がこの話を知ったのは、NHK教育の絵本を読み聞かせる番組でした。
偶然第一話を観てオオカミ好きである事から興味を引かれたのですが、絵柄が暗く、なんとなくアンハッピーエンドの匂いがしたので、そのまま続きを気にしつつも観ませんでした。
そして今回の映画化を知り、「これはなにか縁があるに違い無い」と見に行く事に。

で、観た感想は・・・泣けました。
「究極の愛」というのでしょうか?
種族、性別を超えた純粋な友愛。
どんなに困難な状況に置かれても「なんとかなる」と明るくポジティブに行く2匹。
なにをおいても相手が好き。
友達の為なら命をかける。
今どきの痛快スペクタクル映画でもない、重い思想映画でもない、教訓映画でもない。
軽いけど(原作が児童書なので)終わった時に温かさの残る・・そんな映画でした。

ただ正直、声優の中村獅童と成宮寛貴は私的にNG(苦笑)でしたけどね(^_^;
あ、もうひとつ難といえば・・跳ね毛。
オオカミは触った事ないからわからないけど、大型犬て意外と毛が固いんですよね。
ヤギも剛毛だし。
その辺を表現したかったのは解るけど、ちょっと貧乏臭い感じで・・(-_-;
しかしそれを抜いても良かった・・最後はそんな事を気にせず観てしまいました♪
御興味のある方は是非v
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