最近、動画サイトで過去の事件などを見て考えさせられています。
その中の一つに、食品偽装というものがありました。
原産地偽装や得体のしれないものを混ぜ込んだなどありますが、賞味期限偽装というものもありますよね。
私は20年程前、某都市のデパートにて数年働いてたことがあるのです。
某全国的に有名製菓コーナーで、ご進物用の焼き菓子詰め合わせや生ケーキなど販売していました。
パートタイマーで雇われてたため、年下の先輩から仕事を教わっていました。
しかしその時は、そんなもんなんだな~と思いましたが、当時から気になってたことがあるのです。
それは試食です。
毎日、焼き菓子を蓋付きのトレーに、一口サイズに切って入れます。
シンプルなホールケーキをカットしたものも出していました。
こういった試食・・・気になったことありませんか?
お客さんのいないところで、先輩が言いましたよ。
「○○さん、この期限切れの△△を試食に出しといて!!」
なんと賞味期限切れの焼き菓子です。
確かに賞味期限の数日過ぎていても、お腹は壊しません。
添加物も使ってますから1週間やそこらで風味が消えることもありません。
そして冷蔵保存(シンプルなチーズケーキなど)でも、消費期限が1日過ぎようが直前まで冷蔵してあれば大丈夫、ということらしいのです。
全国の菓子メーカー、みんなそうだとは思いません。
たまたま私が以前勤めていたお店がそうでしたが、似たようなことをしているお店、少なくないでしょうね。
でも、当時から現在まで、公には何も事件が起きてないようです。
そのため、このお店では今でも、このスタイルを続けているのでしょうね。