大空の下で

今まで色んな人の言動に支えられてきました。
しかし中には「マジ?」と思うようなことも。
相互フォロー歓迎です。

夏休み後の馬鹿らしい行事

2022年08月28日 | 学校・幼稚園

色んな行事、学校にはあります。
しかし現在はおそらく無いであろう行事・・・。

それは夏休みが終わり、新学期が始まってすぐに行われました。
始業式と兼ねてた時もあったようです。
体育館に全校児童集合。
そして学年に一人ずつ「優勝、○○さん!」と呼ばれ、体育館の舞台にあがります。

そう。
今じゃお目にかかれない「黒んぼ大会の優勝者発表」です。
暑い夏でも元気にたくさん遊んで(その割には夏休みの宿題多かったなw)真っ黒に日焼けした子に贈る賞なのです。
私の学年では毎年、とある女の子が優勝していました。


確かにその女の子、全体的に黒かったです。
彼女は普通の日本人の名前でした。
しかし、今思うとハーフと言うよりクォーターだったのかもしれません。
1年中、お肌が日焼けしたように黒っぽい感じでしたから。
私の学年では、そこまで日焼けした子がいなかったため毎年ずっと、その子が優勝でした。
副賞で文房具(だと思う)なども貰ってました。

4~5年生にもなると「○○さん、地黒なのにね~いつも優勝なんてズルくない?」と、ひそひそ話が出てきていました。
いい加減、単に肌の黒い子を選んでいるだけのバカげた行事ということに気付け!と私も思いましたよ。

他の学年では該当する子がいなくて、普通に日焼けした子も選ばれてもいました。
(担任の先生が独断と偏見で選んでたようです)

で、ある年から(私が6年生の時か卒業後だったか?)黒んぼ大会が無くなりました。
子供や父兄に知らせることも無く、突然です。
先生方、闇に葬りましたね?

今思うに、誰かの親が苦言を発したのでしょう。
うちの親ではありませんよ。
とにかく、本当にバカバカしい行事でしたね。


子供はずっと子供

2022年08月16日 | 家族

私が子供の頃、向かいに私の妹と同じ年の男の子が住んでいました。
その子の家には両親、妹、お祖母さん(母親の親)が住んでいたのです。

ある日、うちの母とその子のお祖母さんが家の前で立ち話をしていました。
たまたま私も側にいたのですが、もちろん話の内容は覚えてないです。

しかしなぜかお祖母さんの言葉が数十年経った今も忘れられません。
いいえ、大した言葉じゃないのです。

「あの子ったら早く帰ってきたらいいのに。
あの子、本当に大丈夫なのかしらね~」


あの子とは、孫である男の子じゃありません。
お祖母さんの、一緒に住んでいる娘のことなんです。
私の母と同じくらいの年齢でしたから、おそらく35歳前後だったと思います。

その時、思いましたよ。


35歳の大人でも「あの子」と呼ばれるの?
あの子って言ったら、昔は年齢の低い子供に対する名称でした。
それなのに、35歳でも「あの子」?

子供だった当時の私には到底、意味不明。
でも今なら、わかる気がします。
親にとって子供は、何歳になっても手のかかる子供と同じなんだと。


お店での違和感

2022年08月08日 | お店

外出時、日光が眩しかったのでサングラスを買おうと、100均に入りました。

広い店内、探したのですが見当たらなかったため近くで作業をしていた店員さんに尋ねました。

すると「うちはサングラス置いてないです」とのこと。

作業を止めて回答してくれたことにお礼を言い、その店を出たのですが、なんかしっくりこない。

その時は気づかなかったのですが、後日別の店で気付いたのです。

別の100均では、「申し訳ありません。扱ってないんですよ。」と言われました。

違いは、そう。

「申し訳ありません」の言葉だった。

本心から申し訳なく思う、思わないはどうでもいいのです。

「申し訳ありません」と、言葉で相手を思いやってくれるだけで「そうか〜、お店の都合もあるから仕方がないな」とお客さんは全てにおいて納得するのです。

一度目の店員さんには、それが無かったのだ。

だから冷たく突き放された気分になってしまったのだと思う。

日本人は相手を思いやる言葉に慣れているせいかもしれませんが、これは日本の素晴らしいところ。無くして欲しくないですよね。

 

子供の頃、言われたことがあります。

「ありがとう」を1日3回言いなさい。

今なら、その深い理由、わかる気がします。