猫と犬と米国暮らし(旧 猫に寄せて)

米国カリフォルニア州/フロリダ州/ニューヨーク州/マサチューセッツ州と移動を続けてきた動物中心一家、E家の生活記録。

E家の"メモリアルデイ"

2013-05-27 11:35:27 | 家族のこと
本日、アメリカでは
戦没者追悼記念日の
「メモリアルデイ」を
迎えております。




このメモリアルデイですが、
昨年からE家では
別の意味で
「メモリアル」な日になりました。




それは...









そう、
昨年のこの日、
犬の散歩の途中で
大きな木の根元で
泣いている子猫を
保護して
連れて帰ってきた、
その子猫がルーシー
でした。




その場面を再現してみると...




(写真は後日撮影したものです)





根元にある...









の...









で、
目が開いて
おそらく数日の子猫が
たった一人
大声で泣いて
助けを求めていました。




こんな感じに...





(画像は加工してあります)




南部のこの地域には
子猫の鳴き声そっくりの声をだす鳥がいて
最初はその鳥が鳴いているのだと思い、
いったんはその場を通り過ぎたのですが
鳴き声がいつもの頭上からではなく
足元から聞こえてきたことに気が付き
引き返して茂みを覗き込んでみると
上の写真のように
子猫が左手を挙げて
助けを求めていました。




この時、
雨雲がすぐ近くまで迫っていて
保護するための道具を取りに
家まで戻れば
子猫は雨に打たれて
確実に命を奪われる、
でも、車に戻るまでの距離もあり
首根っこをつかんで歩いている間に
子猫が暴れて逃げてしまったら
元も子もない...と考えながら
ふと、旦那のE君を見ると
珍しく野球帽をかぶっていました。




その帽子に子猫を入れれば
なんとかなるか、と思い
引っ掻かれるのを覚悟して
子猫に接近。
首根っこを持ち上げると
全く抵抗せず、
そして野球帽の中に入れると
まるで安心したかのように
大人しくうずくまった子猫。




目やにも鼻水も出ていない、
耳も綺麗、
蚤もついていない。
ついていたのは
小さな犬ダニのみ。




まさに
つい先ほどまで
屋内の綺麗な場所で
生活していたような
そんな感じの子猫がルーシーでした。




(保護した翌日のルーシー)





我が家では
しばらく犬・猫は里子に迎えないつもりでしたが、
ちょうどその頃、
私たちの住むB郡では
低コストのペットの避妊・去勢クリニックを
立ち上げるかどうかが議論されていて
その時の情報として
(確か)2~3週間の間に郡の動物管理局では
400匹近くの猫が安楽死されていて
しかも子猫の兄弟たちは一匹とカウントされている
ということを聞かされていたため
里親探しも容易ではないことを考えて
我が家の子として迎えることに。




こうして、
メモリアルデイは



ルーシーにとっては:   家族を見つけた日



エイジアさんにとっては: 2度目の乳母を任された日



ドッティにとっては:   妹ができた日

 

そして
  


Kちゃんにとっては:   目の上のタンコブができた日



となったのでした。




私としては
これから毎年やってくる
このメモリアルデイが
みんなが元気で
そして穏やかに暮らしていることを
確認できる日であるといいな~、
と思います。



ちなみに、
王子は細かいことは気にしない男なので
記念日などは関係ないそうです。








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