猫のあしあと

*舞台・ミュージカル・ちょこっと宝塚、な気まぐれ日記*

瀬奈J回想録<1>

2010年04月15日 18時30分03秒 | 瀬奈さん
えーと、まず退団発表後の舞台の話から。

ルキーニ、エリザベート役を経て、満を持してと話題だった「エリザベート」のトート閣下。
今数えたら5回は確実に観に行ってたらしい自分(笑)

いやぁ~ビジュアル最強なイケメン閣下でございました
歌も確実に上手くなってるし
なんかもう、色んな意味で最強な閣下でした(ドSっぷりとか 笑)

一緒に観劇した瀬奈ファンの友人も「もはや一人だけ空気が違った」と褒めたたえておりました(´∀`)

個人的には瀬奈閣下の歌う“最後のダンス”が大好物でした
特に「お前は~おれえぇと~」てご自慢の広い肩をガシガシ言わせて歌うトコ(マニアック)


5回も観に行ったので、役替わりのルドルフも、あひルド、青樹ルド、みりルド3人とも見れたし

個人的結論としては、ルドルフ役はサイズ的にも(閣下もやりやすそうだったし 笑)、ビジュアル・雰囲気的にも、みりお君がやっぱりぴったりだったかな。


でも青樹ルドルフは、ルドルフの気持ちが一番伝わってきたのか、泣けた…(つд`゜)
観劇前、CS放送か雑誌か何かのインタビューで、ルドルフ役に思い入れがある的な発言をしてたのを聞いた気がするんだけど、なかなか納得の演技でした

宝塚の『エリザベート』のルドルフって、明らかに物悲しい人物に描かれてるけど、でも不思議と今まで観てて泣いたことなかった、てことに気づく。
展開が早過ぎて、観ながらそこまで感情が追いついてなかったのかもしれないけど

それでも今回だってルドルフ役の演出上の変更点なんてなかったのに、青樹さんルドルフは私を泣かせる“何か”を訴えかけてくる演技だったってことだ


遼河さんルドルフは…、不安定そうな精神面が見え隠れするあたりがルドルフっぽかったけど、でもちょっとルドルフ役にしては上級生過ぎるかな、と(^_^;)
きりやんフランツの息子って設定なのに、同年代くらいに見えちゃう。


で、で、配役から予想外だった城咲さんゾフィー
過去上演されたエリザベートでは、いわゆる“歌手と呼ばれる人の役”として暗黙の定番だった、このゾフィー皇太后という役。
私の中での城咲さんは、残念ながら“歌手”ではなくて…、というかまだまだ“娘役”スターの印象が強かったので、発表前から噂にはなってたけど、正に「まさか」の配役だったわけで。

でも、なかなかどうして、城咲さん演じるゾフィーに私はハマってしまったのです