しばらく前からブレーキを踏むと、キュッ、キュッ、と異音がしておりました。(・v・;
ドラムブレーキでよくあるアレです。
主にブレーキシューが削れたカスとドラムの変形などが原因で発生します。
なぜ放置していたかと言えば、気温が高く作業で汗だくになるのが嫌だから。ですね。w
最近はちょっと気温が下がって来たので、そろそろと思いやってみました。
さてこの音ですがドラムの変形は考え難いものの、取り付けの不具合ならとそちらを疑い作業に入ります。
そしてドラムを剥がしてドラム内面とブレーキシューを見てみれば、特に問題があるようには見えません。
ところがブレーキシューを外してみると、バックパネルとの接触面が擦れている跡はあるものの、全体的に錆びています。w
車検時のグリスアップなどの作業は一切行われておらず、目視点検しかしていない模様。
仕方ないので手持ちのベアリングなどに使う柔らかいモリブデングリスを使っておきました。
多分熱で直ぐに流れてしまうとは思いますけど何も無いよりかはマシかと。w
当然ながらドラムもシューもブレーキクリーナーできれいに流しておきました。
もちろん残りもウェスで拭き取ります。
さて、原因は何でしょうか?
分解清掃給油して仮組すると、手で押さえているだけだとどうにもドラムがカクカクと踊ります。
どうやらハブとドラムの合わせ面に問題があるっぽいですね。d(・・
パッと見た限りでは、精々錆びとちょっとした汚れが付いている程度にしか見えません。
実際に揺れる方向とは90度ずらした場所を見ても目視した程度では何もわからず。
変形している風にも見えないので、とりあえず合わせ面を綺麗に拭き掃除。
すると多少のガタ付きがあるけど、かなりマシになってます。
原因は確認できないけど状況は改善してるので清掃作業を続けて回復しました。
ハッキリ言って、何コレ? なんですけど。w
まあとりあえずOK、と。
その後、全てのブレーキを確認して見ましたが、特に問題は見当たらず。
さっきの合わせ面の事を考えると安心できないですけど。
そして暗くなってしまったけど試走するとあの嫌なキュッ、キュッ、と言う音がしません。
成功ですな。(・・
と言うか、出ないのが当然なんですけど。www
どの道、専用グリスが必要ですねぇ。
純正グリスよりは銅紛入りやモリブデン入りの硬い代物が良いですね。
銅紛入りは高いので自分で銅板から細目のヤスリで削って作るのもアリですけど。
まあ今回は良く出来た、と言う事で。
んではまた。 ・v・)ノシ
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