先日電子回路記事に質問が来てたので回答したついでに記事にしてみました。
正確にいつとは覚えていないけど去年1月辺りから始まったbBの補助灯自動制御回路の開発と動作テストの繰り返しで出来上がった現在の回路がこれです。1年以上に渡り回路むき出しでダッシュボード上に置きっ放しですが安定動作しているので取りあえずは合格ラインに達したかと。
特徴は消費電力が少ない事で、抵抗類も常時電流が流れる場所には1MΩを選択したり、ちょっとお高めのノイズフィルターを挟んだりしながら、とにかく消費電流を可能な限り減らしてあります。動作は特定時間内に一定以上のパルスをカウントするとスイッチONになり、一度ONになるとパルスが止まり暫く経ってからOFFになります。そのディレイは長目の信号待ち時間で消灯しない程度の200秒付近になります。
中心となるのは東芝の 6回路入りシュミットトリガー TC4584BP チップです。右下部分は動作可能状態を示すシュミットトリガーを1回路使ったLEDインジケータ点滅回路。その真上がパルス受けに2回路使用。点灯・消灯回路に2回路を使い、補助灯点灯インジケータLEDが中央上にあります。その左下の大きな四角い黒が強制消灯ボタン。ボタンの左にある4つの白い物がセラミックコンデンサーで、この量で時間調整しています。一番左の灰色の四角い物が消灯する際に軽くピッと鳴るブザー。実験・長期試験用回路なので実用回路では不要な部品や数が使われており補助灯自動化だけで見たら3回路あれば十分であり、残った3回路に防犯用の回路を組み込むなんて事も出来そう。
きちんと基板に取り付ける場合はチップ部品も使うので恐らくC型基板1/4程度に収まるんじゃないかと。ただ現在は先のバックアップデータの消失時に回路図が完全に消えたので、大した手間ではないもののもう一度回路図を書き出さないといけません。それと若干モチベーションが下がってるので基板化するかはちょっと微妙に。w
ついでに。回路図作成に使ってるHYPERKiDで作業中のSS。
本当にただの素人が試行錯誤で色んな回路を考える。回路を作ってから作図したり、思考実験で回路図を書いて実験したり。左に並ぶ部品を切り貼りして作図します。
こちらは実体配置図作成中。レイヤーとグリッド、透過機能が使えるので比較的簡単に作れる。
比較的簡単に作れると言っても手作業なのでそれなりに時間が掛かるのは仕方なし。基板メーカーに発注するなら専用のアプリを導入って手もありますがそれは無いかなーと。
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