言葉にできない

嬉しくて嬉しくて・・・

いや、言葉にしちゃってるんですけど。
((((((((^^;;)

題名のない子守唄

2007-11-04 21:01:08 | 映画
『象の背中』を見た後に、シネ・ギャラリーで『題名のない子守唄』を見ました。

『ニュー・シネマ・パラダイス』のトルナトーレ監督の作品です。
以前見た『あなたになら言える秘密のこと』と同じような、
女性だから経験することの哀しさを見た気がします。

主人公イレーナの過去が時々フラッシュ・バックし、
何故、彼女がその地で暮らすようになったかが分かります。

あらすじ
北イタリアのトリエステに長距離バスでやって来たイレーナ(クセニャ・ラポポルト)は、貴金属商を営むアダケル家のメイドになる。家事を完ぺきにこなす彼女は、アダケル夫人(クラウディア・ジェリーニ)から瞬く間に信頼を得るようになる。また、4歳になるアダケル家の娘テア(クララ・ドッセーナ)とも心を通わせ合うようになるが……。


この映画、R-15です。
驚いたのは、主人公のオールヌード。
ぼかしもなく、映画館でこんな経験をしたのは初めてです。
この女優は元々舞台女優だそうですが、徹底した潔さを感じます。
若い頃の彼女と現在の彼女と将来の彼女と・・・
三世代の彼女がいるんですが、特に若い頃の彼女とは別人のようです。

アダケル夫人役の女優は見た覚えがあり、パンフで確認したら『パッション』に出てた女優。

テア役の女の子はダコタ・ファニング並みと賞賛されたらしいけれど、
初見だからか、私にはもっとピュアに思えました。
勿論『I am sam』を見た時も驚いたんですけどね。

ネタバレになってしまうかもしれませんが、
以前読んだ本に人身売買される子供を産む女性達の写真があったのを思い出しました。
臓器移植される為の、養子として迎えられる為の、労働力として略取される為の、
そういう子供達は今も世界に存在するのだと改めて垣間見た感じです。
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