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過去、現在、未来を適当に書くだけのブログ

ジャンケン

2024-07-29 09:50:55 | 格闘技
平本、久保、YA-MAN、芦澤、皇治、安保。
全員が元キックの選手だ。

つい数年前まで新生K-1に居た選手。
YA-MANを除いて。

僕自身、数年前のKフェスタを観戦しに行ってるし。
その時に出てたよ。
芦澤は引退してた時だったかな。

新生K-1が一番盛り上がってた時期だ。

武尊はもちろん、武居も居た。
おまけで木村も居た。

その頃はRIZINも観に行ってたけども、ストーリー的にはK-1の方が楽しかった。

木村vs平本とか戦ったんだよなぁ。
木村のパンチでフラフラだったけど、平本は倒れなかったのをびっくりしたなぁ。
その木村に何回も完封で勝ってしまう天才の久保。
野入も負けたピケオーを完封した天才の久保。

あの頃は全ての階級にスターが居て、K-1が面白かったよなぁ。
今はその時の活躍していた選手は殆どがK-1から離脱。
そして、総合にやってくる選手が多い。

自分としては新生K-1を楽しく観てた人間だから、
今の状況が複雑だ。

総合の選手が総合では強いという思いで観ていたので、
それがキックの選手がテイクダウンディフェンスを覚えたら勝ってしまう現状。
そして、勝ってるのが自分が好きで観ていたキックの選手。
とても複雑。

でも、そんなもんだよなぁ。
基本的には能力のある選手が来ているわけだからなぁ。

例えばさ、総合のストライカーの萩原とかってさ、
総合の選手同士の打撃勝負だったら、強いかもしれない。
それは朝倉もかもしれない。

でもさ、打撃の本職のキックの選手と打撃勝負したら、それはレベルが違うよな。
だって、その辺のキックをしてたって選手じゃなくて、
キックでトップクラスが総合に来てるんだもん。
芦澤とか皇治とかはK-1でトップ選手だったかどうか微妙だが。

柔術のトップクラスのサトシやクレベルに対してさ、
総合で極めが強いって選手では寝技では勝てないもんね。
そっちの道でトップクラスなんだからね。

総合の選手の良さはオールラウンダーという建前があって、
そーゆう特化型の選手が来ても、相手が不得意の方で勝負が出来るということ。

柔術選手だったら、打撃勝負をする。
キックの選手だったら、寝技の勝負をする。

が、今の総合選手の多くはオールラウンダーとは言えない。
キックの選手が来ても、総合の選手が寝技で勝負が出来ない。
柔術の選手が来ても、総合の選手が打撃で勝負が出来ない。

そうなってしまうと、総合の選手は総合格闘家ではない気がしてしまう。
どっちかに偏るとどっちかのトップクラスが来たら、結局は勝てないのだから中途半端な選手になる。

若い頃の五味が強かったのって、どっちも出来る状態だった。
五味がテイクダウンされることは少なかったし、打撃で打ち負けることは少なかった。
レスリングがベースだったし。
ストライカーに見えて、基本的な技術はレスリングベースという。
結果、オールラウンダーなんだよね。

で、現状での日本人のトップ選手はさ、
平にしても鶴屋にしても、オールラウンダーなんだよね。
やっぱり、そーゆう選手が強いよね。
どっちかしか出来ないっていう選手じゃないからね。

まぁ、新生K-1時代の選手が総合で活躍するのは単純に楽しいけどね。
打撃特化型の選手ばかりだから、柔術特化型やレスリング特化型の選手と戦って欲しいね。

しばらくは誰が強いということではなく、
ジャンケンの関係になりそうだ。












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