20代の前半の頃のお話。
たまに呼吸をすると肺が痛くなるという症状になった。
最初はそんなに気にならない程度に痛みだったので安定の放置をした。
最初は肺が痛いというよりも胸が痛いって感じだったので、
肋骨とか骨折したのかな?って思ってた。
それから半年ぐらい経過。
もう基本的に毎日のように痛くなった。
症状としては室内にいる時は痛みがない。
つまり、家や仕事中は問題ない。
必ずと言っていいほど、会社の通勤と帰宅の時に痛くなるという。
通勤時に会社に行くまでは胸が痛くなるんだけど、
会社に着いて仕事していると痛くない。
そこから推測したところ、歩いたりした時に呼吸すると胸が痛くなるというのが分かった。
そこから導き出した答えは「運動不足」。
痛い時は必ずと言って良いほど、呼吸が苦しくなっている。
歩いてると苦しくなるので、運動不足が原因ではないかと思って、
それからは会社や駅などもエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使用したりしていた。
体力もないかもしれないと思って、その時ぐらいから朝にリゲインとか買ってた。
それでも特に良くなる様子はなく、悪化している感じはしていた。
ある日の仕事帰り、駅まで歩いていた時に今までは鈍痛だったのだが激痛に変わった。
会社から駅までは歩いて10分ぐらいのところ、休みながら歩いたので30分ぐらいかかった。
で、電車に乗ってる時は痛く無くなる。
最寄りの駅に着いて、家までの歩きで少し痛くなったが歩けないほどではなかった。
流石にこれは病院に行こうと思って、次の日の昼休みに会社の近くの病院に行った。
その時は単純に病名が分かって、薬をもらえればいいと思ってるぐらいの気持ちで行った。
受付で胸が痛いという旨を伝えて待っていると、
まずはレントゲンからというのでレントゲン室に連れてかれた。
レントゲンの後は待合室に戻って、しばらくお待ちくださいということで座っていた。
すると、看護師さんが慌ててきて、自分の名前を呼んで探してたので、
「はい!」と普通に手を挙げた。
何で来られたのか?とか、大丈夫ですか?と聞かれたので、
それに対応すると普通の診察室ではなく別室に呼ばれた。
部屋に入るとドラマとかで見たことあるような暗い部屋で、
自分のレントゲンの写真がライトが付いた板に貼られていた。
一瞬にして状況を理解して、あれ?これはガン的なやつ??と思った。
すると、深刻そうな顔で医者が言った。
「片方の肺がないです」と。
ん?どーゆうこと?
正確にいうと、肺が萎んでしまって、心臓を圧迫している。
それで胸とが痛くなってると。
病名は「肺気胸」ということ。
内科的な病気ではなく、どちかというと骨折などの類の外科的なもの。
くしゃみとか胸を強打したとかで肺に穴が空いて破裂した感じ。
が、思い当たる節が一つもないのと、半年以上前から痛いので、
原因というのが覚えてない。
通常は萎んでいく途中で痛いから病院に来るらしいのだが、
自分は放置し過ぎて、完全に右の肺が萎んでしまっていた。
その為、最近は片側の肺だけで呼吸していたようだ。
だから、歩くと呼吸が苦しかったのか。
結論として、そのまま入院するようにと言われたのだが、
会社の近くの病院で家まで1時間ぐらいあるので、家の近くの病院に行きたいと伝えた。
医者から言われたのがゆっくり帰って欲しいと。
酸欠で意識を失う可能性があるので、駅などで倒れると危ないと。
そんな状況で何ヶ月も放置してたけども。
その病院でレントゲン写真をもらって、紹介状的なものも書いてもらって、
その日は早退して帰った。
家に着いて、近所の大きめの総合病院に向かった。
渡されたレントゲン写真と紹介状を受付で渡して、
待合室で普通に待ってた。
すると、看護師さんが慌ててきた。
このくだりは1度やってるぞ。
どーやら、あれぐらいの肺の潰れ方をしていると、
歩いて普通に来るレベルじゃないのかもしれない。
何で来られたんですか?大丈夫ですか?と。
まぁ、普通に歩いて来ましたけども。
残念ながら色々と心配はされたが、空きベットがないということで、
別の病院を紹介された。
そして、レントゲン写真と新しい紹介状を持って、家に戻った。
この時点で疲れたのと面倒になったので、
紹介してくれた病院に電話して、明日でも大丈夫か?という確認をした。
が、情報が伝わってたので、早急に来い!と怒られた。
仕方ないので次はタクシーで病院に向かった。
もう言う必要もないが、次の病院でも全く同じくだりがあった。
看護師さんが慌ててくるヤツね。
で、そのまま即入院となって、流石にその日はもう夕方だったし、
何もしないだろうと思ったら、いきなり軽い手術をされた。
簡単に言うと、破裂したところから肺の外側に空気が漏れて、
その外側の空気が肺を潰してしまっているということで、外側の空気を抜く処置をされた。
やり方は単純、脇腹に空気を抜く穴を開けられた。
これが本当に痛かった。
穴を開けれたのは部分麻酔がされてたから痛くないんだ。
その穴から空気を出す為に管じゃなくホースみたいなのを差し込まれて、
肺の辺りまで突っ込まれる。
それ自体は痛くないんだけども、そのホースが内部のどこかに当たると激痛が走る。
なので、1ミリも体を動かせない。
ちょっとでも動いたら、ホースがどこかに当たって激痛になる。
激痛が走る為、体が動く。その動きで激痛になる。
なので、1度どこかに当たると5分ぐらいは発作みたいに痛みに耐えないといけない。
結果、他院までに色々と治療したが、これが1番痛かったかもしれない。
最終的には手術で肺を膨らませてから医療用のホチキスで留めて終了。
再発率は5%ぐらいあると言われたが、今のところは再発はしてない。
ちなみに肺気胸は男性しかならないみたいで、
単純に打撃でやられるので、胸板が薄い痩せ型の人で若い頃からタバコを吸って肺が弱っている20代前半の男性がなるらしい。
全てに当て嵌まってる。
だから、どの病院に行っても、気胸体型と言われたんだな。
この日に行った全ての病院の看護師さんに言われたが、なんだか分からないので否定し続けたけど。
結論としてはケガのようなものだから、そこまで気にすることはない。
痛いけどね。
たまに呼吸をすると肺が痛くなるという症状になった。
最初はそんなに気にならない程度に痛みだったので安定の放置をした。
最初は肺が痛いというよりも胸が痛いって感じだったので、
肋骨とか骨折したのかな?って思ってた。
それから半年ぐらい経過。
もう基本的に毎日のように痛くなった。
症状としては室内にいる時は痛みがない。
つまり、家や仕事中は問題ない。
必ずと言っていいほど、会社の通勤と帰宅の時に痛くなるという。
通勤時に会社に行くまでは胸が痛くなるんだけど、
会社に着いて仕事していると痛くない。
そこから推測したところ、歩いたりした時に呼吸すると胸が痛くなるというのが分かった。
そこから導き出した答えは「運動不足」。
痛い時は必ずと言って良いほど、呼吸が苦しくなっている。
歩いてると苦しくなるので、運動不足が原因ではないかと思って、
それからは会社や駅などもエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使用したりしていた。
体力もないかもしれないと思って、その時ぐらいから朝にリゲインとか買ってた。
それでも特に良くなる様子はなく、悪化している感じはしていた。
ある日の仕事帰り、駅まで歩いていた時に今までは鈍痛だったのだが激痛に変わった。
会社から駅までは歩いて10分ぐらいのところ、休みながら歩いたので30分ぐらいかかった。
で、電車に乗ってる時は痛く無くなる。
最寄りの駅に着いて、家までの歩きで少し痛くなったが歩けないほどではなかった。
流石にこれは病院に行こうと思って、次の日の昼休みに会社の近くの病院に行った。
その時は単純に病名が分かって、薬をもらえればいいと思ってるぐらいの気持ちで行った。
受付で胸が痛いという旨を伝えて待っていると、
まずはレントゲンからというのでレントゲン室に連れてかれた。
レントゲンの後は待合室に戻って、しばらくお待ちくださいということで座っていた。
すると、看護師さんが慌ててきて、自分の名前を呼んで探してたので、
「はい!」と普通に手を挙げた。
何で来られたのか?とか、大丈夫ですか?と聞かれたので、
それに対応すると普通の診察室ではなく別室に呼ばれた。
部屋に入るとドラマとかで見たことあるような暗い部屋で、
自分のレントゲンの写真がライトが付いた板に貼られていた。
一瞬にして状況を理解して、あれ?これはガン的なやつ??と思った。
すると、深刻そうな顔で医者が言った。
「片方の肺がないです」と。
ん?どーゆうこと?
正確にいうと、肺が萎んでしまって、心臓を圧迫している。
それで胸とが痛くなってると。
病名は「肺気胸」ということ。
内科的な病気ではなく、どちかというと骨折などの類の外科的なもの。
くしゃみとか胸を強打したとかで肺に穴が空いて破裂した感じ。
が、思い当たる節が一つもないのと、半年以上前から痛いので、
原因というのが覚えてない。
通常は萎んでいく途中で痛いから病院に来るらしいのだが、
自分は放置し過ぎて、完全に右の肺が萎んでしまっていた。
その為、最近は片側の肺だけで呼吸していたようだ。
だから、歩くと呼吸が苦しかったのか。
結論として、そのまま入院するようにと言われたのだが、
会社の近くの病院で家まで1時間ぐらいあるので、家の近くの病院に行きたいと伝えた。
医者から言われたのがゆっくり帰って欲しいと。
酸欠で意識を失う可能性があるので、駅などで倒れると危ないと。
そんな状況で何ヶ月も放置してたけども。
その病院でレントゲン写真をもらって、紹介状的なものも書いてもらって、
その日は早退して帰った。
家に着いて、近所の大きめの総合病院に向かった。
渡されたレントゲン写真と紹介状を受付で渡して、
待合室で普通に待ってた。
すると、看護師さんが慌ててきた。
このくだりは1度やってるぞ。
どーやら、あれぐらいの肺の潰れ方をしていると、
歩いて普通に来るレベルじゃないのかもしれない。
何で来られたんですか?大丈夫ですか?と。
まぁ、普通に歩いて来ましたけども。
残念ながら色々と心配はされたが、空きベットがないということで、
別の病院を紹介された。
そして、レントゲン写真と新しい紹介状を持って、家に戻った。
この時点で疲れたのと面倒になったので、
紹介してくれた病院に電話して、明日でも大丈夫か?という確認をした。
が、情報が伝わってたので、早急に来い!と怒られた。
仕方ないので次はタクシーで病院に向かった。
もう言う必要もないが、次の病院でも全く同じくだりがあった。
看護師さんが慌ててくるヤツね。
で、そのまま即入院となって、流石にその日はもう夕方だったし、
何もしないだろうと思ったら、いきなり軽い手術をされた。
簡単に言うと、破裂したところから肺の外側に空気が漏れて、
その外側の空気が肺を潰してしまっているということで、外側の空気を抜く処置をされた。
やり方は単純、脇腹に空気を抜く穴を開けられた。
これが本当に痛かった。
穴を開けれたのは部分麻酔がされてたから痛くないんだ。
その穴から空気を出す為に管じゃなくホースみたいなのを差し込まれて、
肺の辺りまで突っ込まれる。
それ自体は痛くないんだけども、そのホースが内部のどこかに当たると激痛が走る。
なので、1ミリも体を動かせない。
ちょっとでも動いたら、ホースがどこかに当たって激痛になる。
激痛が走る為、体が動く。その動きで激痛になる。
なので、1度どこかに当たると5分ぐらいは発作みたいに痛みに耐えないといけない。
結果、他院までに色々と治療したが、これが1番痛かったかもしれない。
最終的には手術で肺を膨らませてから医療用のホチキスで留めて終了。
再発率は5%ぐらいあると言われたが、今のところは再発はしてない。
ちなみに肺気胸は男性しかならないみたいで、
単純に打撃でやられるので、胸板が薄い痩せ型の人で若い頃からタバコを吸って肺が弱っている20代前半の男性がなるらしい。
全てに当て嵌まってる。
だから、どの病院に行っても、気胸体型と言われたんだな。
この日に行った全ての病院の看護師さんに言われたが、なんだか分からないので否定し続けたけど。
結論としてはケガのようなものだから、そこまで気にすることはない。
痛いけどね。
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