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離脱者続出

2024-10-23 09:45:02 | 格闘技
またもK-1から離脱者が出た。
チャンピオンの与座だ。

これで同ジムの選手で武尊と野入に続いて3人目の離脱者だ。
K-1もそろそろ終わりを迎えそうな気がする。

新生K-1になって、武尊を中心にK-1が復活した。
数年前は全ての階級にスター選手だったり、話題の選手が所属していた。

武尊、武居、久保、野入、安保、木村、芦澤、皇治、平本など。
今や別の団体だったり、別の競技で活躍している選手ばかり。
この辺の選手が抜けてしまったら、流石に崩壊する。

数年前は上記の選手は全員がK-1で戦ってたのだから、
K-1は人気が出て当然だったよな。

武尊と野入はONEに移籍。
武居はボクシング転向で世界チャンピオンに。
平本、久保、安保、芦澤、皇治はRIZINで人気選手に。
木村は別の意味でK-1時代よりも人気に。

全ての選手がそれぞれの場所で話題になっている。

どーして、こんな状況になってしまったのか?
もちろん、K-1の運営の問題もあるとは思う。
が、そこは実際にはよく分からない。

分かるのは誰もがこーなると予測してたけども、
「THE MATCH」というビックイベントが原因だろう。

当面はキックで天心vs武尊というカードを超えることは出来ない。
それをやってしまった挙句、天心がボクシング転向したことで再戦はない。
最初で最後の戦いをやったわけだ。

天心vs武尊も何年もの時間を経て、あれだけの大きいイベントになったわけだ。
同じようなカードがすぐに出来るわけじゃない。
それなりの時間と、それが出来る選手が必要なわけだ。

時間は作れるかもしれないが、天心や武尊のような関係性を築く選手が居ない。
そう簡単に現れるレベルの選手じゃない。

さらに「THE MATCH」は団体の対抗戦という側面があって、
K-1はRISEに完敗してしまった。
この時点では人気はK-1の方が圧倒していたのに負けてしまった。

ここから離脱が始まっている。

プロデューサーの変更もあったけども、
この辺の影響は実際は少ないとは思う。

今回、与座が離脱したことで、K-1を引っ張れる選手が居なくなった。

軍司も頑張っていたけども、前回の試合で負けてしまったのもあるが、
団体を引っ張るほどの選手ではない。
強いってだけでは団体を引っ張る選手にはならない。

正直、今の選手でPPVで見たい選手がいるか?というと、
誰も居ないと思う。
逆に離脱が少ないRISEの方が面白くなっているぐらいだ。

そして、今回の金子の問題もある。
問題がグレーのうちは試合に出すべきではなかったのではないかと。

仮に問題がなかったとしても、そーゆう対応をしたK-1の評価は上がっただろうし、
問題があった場合にも対応として正しいと評価されていただろう。
この何も触れずに出場させたのは問題だった。

普通の選手だったらいいけど、現チャンピオンだから問題なのだ。

現状は離脱者も多く、選手層も薄くなってしまったので、
こんな感じにするしかなかったのかもしれない。
が、これが余計にマイナスでしかない。

最近はヘビー級クラスの選手の試合に力を入れているみたいだが、
誰がヘビー級の試合を求めているのか?
この辺も流れというのが読めてない感じがしてならない。
石井館長の過去の栄光みたいなのは、もう感覚が古過ぎる。

何故、UFCが日本で人気にならないか?
それはそこで戦える実力のある日本人選手が少ないからだ。
ヘビー級も同様で日本人の体型的に選手層が薄い。
そんなところを伸ばしても意味がないのだ。

K-1が残る道は競技体系をしっかりして、競技として確立するしかない。
自分自身はRIZINもそうだが、ちゃんとしたランキング制にするべきだと思う。
じゃないとエンタメの域を超えない。流行り廃りで終わってしまう。

まぁ、それで金銭面的に興行が成り立つかどうかは分からないけども。
何にしても今のK-1はどの選手も見る気がしないので、
今のままで興行は成り立たないと思うけども。





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