eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

アップルのビジネスモデル

2011-08-26 20:26:50 | 読書/新聞/映画など
アップルは、きわどいビジネスモデルです。

最初のパソコンをつくったとき、アップルは、他のパソコンメーカーの半歩先を走った。その結果、独自のハードと独自のOSを組み合わせて売るというビジネスモデルになりました。

汎用機の時代に、IBMは、チップ、OS、アプリケーション、ハードをすべて自社製品で縦に統合していました。しかし、パソコンの時代、インテル、マイクロソフト、PCメーカーと横の分業に産業構造がかわりました。唯一、アップルだけが、OSもハードも独自の自社製品でした。

このアップルのビジネスモデルは、けっしてメジャーになれない構造をもっています。それは、iPadやiPhoneも同じです。

しかし、このビジネスモデルも、スティーブ・ジョブスのようなケタ違いの天才がいて、時代の最先端を切り開き続けるなら、巨大なビジネスになることも証明されてきました。アップルのビジネスモデルには、スティーブ・ジョブスがビルトインされているのです。

残念ながら、スティーブ・ジョブスのいないアップルは、終息にむかうしかないでしょう。

マイクロソフトやグーグル、フェイスブックなどの新しい時代をつくりだしたIT企業の創業者たちは、まちがいなく天才です。しかし、スティーブ・ジョブスの創造力は、かれらともまたちがう。ケタ違いの天才と言えるかもしれない。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿