人口データは、あらゆる分析の出発点です。学問や科学には方法論があります。経済学の方法論において、現状分析の出発点は人口であるといえます。
ところで、総務省の最新統計によりますと、2010年7月(確定値)の人口構成は以下のようになっています。
14歳以下 12.7%
15歳~64歳まで 61.4%
65歳以上 25.9%
(75歳以上 13.5%)
2010年12月1日現在の日本の人口の概算値は、1億2739万人で、前年同月比13万人の減少です。
また、3大都市圏でみた場合、2010年11月も、295人の人口増加となっています。
日本の人口の特徴は、すでに65歳以上が25%をこえるという深刻な高齢化社会に突入していること、人口の減少が加速していること、しかし、そのなかで予想通り全人口の半分以上を占める3大都市圏は人口を維持し、地方の人口減少がはげしいことなどです。
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