日清戦争の清国、米西戦争のスペイン、日露戦争のロシア、いずれの国も大国であり、大きな軍事力もっていた。しかし、いずれも敗北している。
ロシアについて、司馬遼太郎はいう。
「日露戦争のころのロシアは、この当時(米西戦争)のスペインにくらべてはるかに大国であり、その陸海軍は巨大であったが、しかし、国家が老衰し、政府は腐敗し、国民が壮気を失っていたという点では、この時期のスペインと同じであった。」
「さらには、その相手が組織がみずみずしく動くという新興国であるという点では、そっくりであった。」
当時、日本は、組織がみずみずしく動く新興国の側であった。
いまは、巨額の借金をかかえて高齢化した国家は老衰し、政府は無策の中に腐敗している。
崩壊する仕組みのなかから、国をこえた、新しいみずみずしい組織が登場してこなければならない。
ロシアについて、司馬遼太郎はいう。
「日露戦争のころのロシアは、この当時(米西戦争)のスペインにくらべてはるかに大国であり、その陸海軍は巨大であったが、しかし、国家が老衰し、政府は腐敗し、国民が壮気を失っていたという点では、この時期のスペインと同じであった。」
「さらには、その相手が組織がみずみずしく動くという新興国であるという点では、そっくりであった。」
当時、日本は、組織がみずみずしく動く新興国の側であった。
いまは、巨額の借金をかかえて高齢化した国家は老衰し、政府は無策の中に腐敗している。
崩壊する仕組みのなかから、国をこえた、新しいみずみずしい組織が登場してこなければならない。
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