海外旅行・写真日記タイ・カンボジア編 by neuman

タイとカンボジアの海外旅行写真日記 バンコク、コラート、アンコールワット、プノンペン、アユタヤ、カオサンの安宿

アンコールワットの柱の模様は風化して細部が消えている

2007年04月01日 22時57分12秒 | タイ、カンボジア旅行アンコールワット編
これは、先の記事の写真のすぐ横にある柱の飾り模様です。
とてもよく出来ていますが、細部が溶けて消えているのが分かります。
さすがに12世紀から風雨に晒されていると、彫刻のエッジが失われるのが普通ではないかと思います。
しかし、残念ながら確証は全くありません。
専門家の意見を聞いてみたいところであります。
余談ですが、デジカメはマクロ(近接)撮影の性能がとても高く、こういったものの細部を撮るのには非常に重宝します。

アンコールワットのデバターをマクロ撮影して精巧さに驚く

2007年04月01日 22時43分22秒 | タイ、カンボジア旅行アンコールワット編
私達は、「よくこんな昔にこれほどの物を造って凄い」、という言い方をします。
逆だと思います。
昔は本当に手でものを生み出すしかなかったのであり、手の技は昔の人のほうが優れていると思います。
また、自分の心の中を見る力や、体の内部の感覚なども優れていると思います。
これは、我々現代人の意識が、外へ対象へと向かいがちであり、つまり意識の対象となるものが溢れているからだと思います。
それはそれで仕方が無い事かもしれませんが、ある種の退化であり、意識して抗わなければならないものであると思われます。

さて、そうは言ったものの、このデバターですが、精巧に出来ていますが、当時のものか現在の物か分りません。
というのも次の写真を見てください。

下の記事に紛らわしい表現があったので訂正します

2007年03月30日 13時41分15秒 | タイ、カンボジア旅行アンコールワット編
>この国は電気がない
と言うのは明らかに間違いです。
一般家庭で電気が来ている家はまだ少ない、が正しいです。
上水道は無いです。
だから飲み水には十分な注意が必要。
カンボジア全土にA型肝炎ウイルスがいるからです。
川にも湖にも、田圃にも野菜や果物にも、全てにです。
重篤な場合は命を落とす事もあるので、是非予防接種をしてカンボジアを訪れて下さい。
固定電話は無いです。
でも携帯はあるんですよね。

惨めな国だよと英語を話すカンボジア人の詐欺師は言った

2007年03月29日 10時47分00秒 | タイ、カンボジア旅行アンコールワット編
タイと比べるとカンボジアは圧倒的に貧しい。
確かに統計上の数字を見てもカンボジアは世界で最も貧しい国の一つだろう。
大体通貨がまともに流通していない。
リエルでなくて米ドルがこの国の実質的な通貨だ。
この国は電気が無い。
みんな中古の自動車のバッテリーを買って、それでテレビを見たりしている。
発電機でそれを充電する商売もある。
水道が無い。
蛇口から出るのはタンクに貯めた雨水だ。
だが、しかし、である。
私は「物は無くても心は豊か」などという手垢のついた言葉を繰り返そうというのではない。
この国は貧しくもなく、惨めでもない。
私はその詐欺師に言った。
「この国は素晴らしい国だよ。」と。
彼は何も言わず、こいつからは金は盗れないと思ったのだろう、肩をすくめてその場を立ち去った。

鴨志田さんと西原さんの旅行記ではカンボジア編が一番好きだ

2007年03月28日 22時50分09秒 | タイ、カンボジア旅行アンコールワット編
西原さんが漫画の中で、この中央塔の上から周りを見渡して、その情景を描いていた。
鴨志田さんはクメール人が嫌いだと書いていたが、本当のところは人が良くて損ばかりしている彼らが歯痒かったのではないか。
あくまで自分の経験した少ない範囲での話だが、クメール人は本当にお人よしだと思う。
この善良な人たちに、あのような悲劇が起ころうとは、世の中と言うのは一体どこまで不条理に出来ているのであろうか。

旅の目的とは、人は何故旅をするのか

2007年03月28日 12時46分55秒 | タイ、カンボジア旅行アンコールワット編
余り海外旅行などされない人から時々言われます。
「で、向こうに行って何をするの?」
「目的無しで行ったって駄目だよ」
何がどう駄目なのかさっぱり分りませんが。

旅の目的は旅だと思います。

何かをしに行くのは、旅とはまた別の事でしょう。

アンコールワットの中央塔の飾りであったろう彫刻

2007年03月25日 17時24分06秒 | タイ、カンボジア旅行アンコールワット編
中央塔の装飾の彫刻は部分が脱落していますが、多分その脱落したものだと思われます。
とても見事な装飾です。
アンコールワットも観光資源として開発されるまではこのように苔むした状態だったのでしょう。
そんな姿のアンコールワットを見ることが出来たら、感動しただろうなと想像してしまいます。