海外旅行・写真日記タイ・カンボジア編 by neuman

タイとカンボジアの海外旅行写真日記 バンコク、コラート、アンコールワット、プノンペン、アユタヤ、カオサンの安宿

極楽タイ暮らし

2007年01月27日 00時25分37秒 | 最近買った本
極楽タイ暮らし―「微笑みの国」のとんでもないヒミツ

ベストセラーズ

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この本は本当は人に教えたくないぐらい良く出来ています。
筆者はチェンマイの大学で教えていた方ですが、タイの学生の観察を通しての、タイ人とタイ文化に対する洞察は大変なものだと思います。
と言っても堅苦しいものでは全く無く、大笑いできる話が満載です。
自分も知らず知らずのうちにこの本で仕入れたネタや、タイ人に対する考えを用いて文章を書いていると思いますが、ご容赦下さい。

週末アジアに行ってきます

2007年01月25日 23時27分15秒 | 最近買った本
週末アジアに行ってきます

講談社

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「ちょっと、この週末アジアに行ってくるよ。」ぐらいの感じで気軽にアジアに行けないだろうか?
まあ、そういう風に考えたら楽しいだろうな、というのがこの本の企画なんだろう。
確かに勤めが忙しい人には魅力のある響きだ。
でも実際の所はこの本を読みながら、週末アジアに旅立つ自分を夢想するのが一番楽しいと思う。

大山倍達正伝

2007年01月24日 23時36分12秒 | 最近買った本
大山倍達正伝

新潮社

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子供のころテレビの空手バカ一代を見て真似をして遊んだ口です。
同年代の男性に大山倍達と言えば知らない人はいないが、女性は逆に知っている人が全くいないでしょう。
男というものがそれだけ強さに対する欲求があるということでしょう。
しかし、氏の代名詞であった牛殺しや、全日本選手権優勝、ムエタイのチャンピオンを倒してタイでは知らないものが無い、などが全て虚構であったと言うのは、大山ファンとしてはかなりのショックです。
40も過ぎて、十分すぎるほど世の中の現実というのを知ってるつもりでしたが、まだまだ青いということを思い知らされました。

気まぐれコンセプト クロニクル

2007年01月24日 00時16分48秒 | 最近買った本
気まぐれコンセプト クロニクル

小学館

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昔はビッグ・コミック・スピリッツが好きで欠かさず買っていた。
目的は勿論「めぞん一刻」である。
何であんなに熱中したのか分からないくらい漫画の中に入り込んでいた。
その当時のスピリッツは面白い作品が多かったように思う。
ホイチョイの気まぐれコンセプトはその当時から好きで今でも必ず立ち読みする。
しかし気まぐれコンセプトは単行本が出ていなかった。
実はごく初期には単行本は出ていたのだが、本屋で手にとって見て余り面白くなかった。
内容が時事的なものを扱っているだけに、すぐに古くなってしまう感じがあった。
そのせいか、それ以降、気まぐれ・・の単行本は20年以上出なかった。
しかし、この漫画の内容は、他のものには無いその当時の社会を詳しく描いている面があり、単行本になれば現代史の資料と言えば大げさだが、昭和の終わりから平成にかけての風俗文化史に十分なりうると思っていた。
単行本が出そうに無いので、スピリッツ本体を古本屋で集めていたぐらいだ。
今回単行本を買って読んでみて驚いたのは、初期の作品は、自分はほとんど全て覚えていた事。
スピリッツ本体を繰り返し読んでいたので覚えてしまったようだ。
かなり分厚い本なので、ホイチョイ自身が読むのに二晩かかると言ってるが、まだ87年の分までしか読めてない。
その当時を知る人には、「ああ、こんな事あったなあ!」と本当に懐かしく読める本である。
何回も読み返して、何日も昔の思い出に浸れそうである。

朽ちていった命

2007年01月22日 14時46分32秒 | 最近買った本
朽ちていった命―被曝治療83日間の記録

新潮社

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これは本当に衝撃の本だ。
皆さんは東海村の臨界事故を覚えているだろうか。
私も、そんな事があったなあ、ぐらいの記憶しかなかった。
この事故の報道で、やたら「バケツ」を使って作業をしていた事が、杜撰な作業の象徴として取り上げられていた事ぐらいしか覚えてないが、それが的外れな報道だったと言う事も分かる。
この本を読んで、自分の頭の中で色んな事実関係が整理されて、この事故がいかなるものであったかについて多少の理解が出来たと思う。
報道が雰囲気だけでお祭り騒ぎのようなバッシングをしただけだったのも分かる。
今、不二家が叩かれてるが似たような所があるのではないか。
取材班はNHKなので、勿論反原発の立場から書かれてはいるが、変な宣伝文ではなく、抑えたタッチで、事実を淡々と綴っているので好感が持てる。
何より、被曝者を救おうとした医療関係者の懸命の努力と、一番辛いはずの家族が感情を表に出さずに最後まで希望を持って耐えたその姿に強く心を打たれる。
単なる悲しみを越えた深い感情を呼び起こす本だ。

宗教の日本地図

2007年01月21日 13時46分23秒 | 最近買った本
宗教の日本地図

文藝春秋

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宗教と聞いただけで引いてしまう人も多いと思いますが、この本は所謂宗教本とは毛色が違います。
かといって堅苦しい学術書でもありません。
最近、県別ランキングみたいな本が流行りですが、それに近い。
しかし、著者が非常に深い知識を持っているので、県ごとの宗教事情と、それを形成した気候風土歴史等が詳細精密に検討されてます。
読んで面白いし、歴史など学校で習わなかったけど、こんな事有ったんだ、と思うような話がちりばめられてます。
また、各県ごとの神社仏閣の一覧も載ってるので、旅行の時、この本を読んで知識を仕入れておいて、それらの寺社を巡ると面白さ倍増だと思います。

食の王様

2007年01月20日 23時46分52秒 | 最近買った本
食の王様

角川春樹事務所

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開高健氏は私の親と全く同年代だ。
氏は若い頃父親を病気で亡くされ、それが戦中、戦後の混乱期と重なったので食うや食わずの苦労をされたそうだ。
食う事には恨みがある、とも言っておられたと思う。
その反動で、美食を追及されたようだが、氏の書くものには単なる食物談義を超えた深い文化的洞察がある。
読んで文章を目で味わえる本でも有ると思う。

アジアほどほど旅行

2007年01月18日 23時44分28秒 | 最近買った本
アジアほどほど旅行

徳間書店

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下川氏の著作はどれも面白く好きです。
この本のタイトルにもなっている、ほどほど旅行ですが、特にホテルについて書いてる所に共感しました。
自分がタイで最初に泊まったホテルも、昔は結構いいホテルだったんだろうけど、だんだん古くなり、ちょっと落ちぶれた感じのホテルでした。
でも、働いている人はそのホテルに愛着とプライドを持っている感じで、結構それも好ましかった。
値段が安い宿を探していると、必然的にそういうホテルに多く泊まる事になり、ホテルの栄枯盛衰に人生も重ね合わせてしまいます。
そういう哀愁を感じさせる古いホテルが最近特に好きになっています。

日本の警察―「安全神話」は終わったか

2007年01月17日 23時06分18秒 | 最近買った本
日本の警察―「安全神話」は終わったか

PHP研究所

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新刊を買ったつもりが良く見ると古本で買ってました^^;
すっかり著述家になった佐々さんの本です。
内容には一部どうかな、と思う部分も有りますが、彼の立場上仕方ないでしょう。
しかしさすが専門家、面白く読めます。
ただ、警察官の銃器使用の根拠が最近まで正当防衛や緊急避難しか無かったというのは驚きました。

星野道夫、アラスカ

2007年01月15日 17時54分51秒 | 最近買った本
名作写真館 4巻 星野道夫「アラスカ」

小学館

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星野さんの作品は大好きです。
このシリーズは版が大きいので迫力があります。
ま、写真の点数が少ないのが難ですが、500円なので良しとしましょう。
アラスカはまだ行った事無いですけど、とても行ってみたい土地の一つです。
そう言えば開高健氏もアラスカを愛した一人でした。