プロメテウスは土星のFリングのすぐ内側を、時には横切りながら回っている小さな衛星です。
1980年、ボイジャーの画像からS. Collinsらによって発見されました。
大きさは140×100×74kmでラグビーボールのようないびつな形をしており、表面は小天体の衝突によってできたクレーターで覆われています。
プロメテウスとその外側のパンドラの重力は、Fリングを作っている粒子に影響を与え、Fリングの粒 . . . 本文を読む
アトラスは大きさ37 x 34.4 x 27kmの小さな氷の衛星で、ラグビーボールのような形をしています。
Aリングのすぐ外側を回っています。
1980年、探査機ボイジャーの画像からR. Terrileらによって発見されました。
カッシーニの観測によって、初めてその大まかな形が撮影されました。
以下はやぎが独自に作成したアトラスの画像です。
オリジナル画像No.37
オリジナル画像No.25
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パンは土星のエンケの隙間を公転する大きさは25kmの小さな衛星です。
1990年、ボイジャーの画像からM. Showalterらによって発見されました。
エンケの隙間は、Aリングの中にある隙間で、1837年、エンケが発見した隙間です。
Aリングの外縁から3210km内側にあり、幅は325kmほどです。
以下はやぎが独自に作成したパンの画像です。
オリジナル画像No.37
オリジナル画像No.2 . . . 本文を読む
ダフニスはNASAの土星探査機カッシーニが発見した衛星の一つで、最近まで2005S1と呼ばれていた衛星です。
キーラーの隙間という土星のリングの狭い隙間の中を回っている、直径約7kmの小さな小さな衛星です。
2004年7月のリングの観測でその存在が予言され、2005年3月に実際に発見されました。
キーラーの隙間の縁には、ダフニスの重力の影響を受けてできた波が見られます。
詳しくはダフニス発見につい . . . 本文を読む