今日は久々にブログ更新企画です!
と言っても多忙のため、10時間企画です。
午前の部7:00~12:00
午後の部13:00~18:00
2月以降の宇宙ニュースを紹介していきます。
また、カッシーニが撮影した最新画像も作成・公開していきます(このページでも紹介していきます)。
でゎでゎよろしゅ~(^◇^;)
午前の部
~8:00 ニュース3つ(#144~146)をUP
~9:00 画像編集中
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ニュース#161
NASAの赤外線観測衛星スピッツァー宇宙望遠鏡が、大質量星R 66及びR 126の周囲に塵円盤を発見しました。
上はR 66の塵円盤のスペクトルを示しており、非結晶性の珪酸塩、珪酸塩の結晶、炭化水素などの存在を示すパターンが見られ、太陽系のカイパー・ベルトの約10倍の量の塵を含んでいると思われます。
これらの恒星はそれぞれ太陽質量の30倍、70倍の質量を持っており、このような大 . . . 本文を読む
ニュース#160
NASAの赤外線観測衛星スピッツァー宇宙望遠鏡が撮影した渦巻銀河NGC 4579です。
赤く見える領域は、ガスや塵から恒星が誕生しつつある場所です。
NGC 4579
http://www.spitzer.caltech.edu/Media/mediaimages/sig/sig06-003.shtml . . . 本文を読む
ニュース#159
チェコのオンドレヨフ天文台で、小惑星(6084)Bascomの光度変化を調べたところ、この小惑星が衛星を持っていることが分かりました。
Bascomは火星と木星の間の、傾いた軌道を回っています。
下に、小惑星Bascomのデータを示しておきます。
軌道長半径 a= 2.3127125 AU
公転周期 P= 3.5171 y
離心率 e= 0.2359867
近日 . . . 本文を読む
ニュース#158
NASAのハッブル宇宙望遠鏡が撮影した渦巻銀河NGC 1309の詳細な画像が公開されました。
下記のリンク先で、より細部を見ることができます。
2002年9月に観測された超新星SN 2002fkはこの銀河で観測されました。
Hubble Snaps Images of a Pinwheel-Shaped Galaxy
http://hubblesite.org/newsce . . . 本文を読む
ニュース#157
チェコのオンドレヨフ天文台で、小惑星(7088)Ishtarの光度変化を調べたところ、この小惑星が衛星を持っていることが分かりました。
Ishtarは火星軌道の内側に入り込む楕円軌道を回っています。
下に、小惑星Ishtarのデータを示しておきます。
軌道長半径 a= 1.98111738502699 AU
公転周期 P= 2.7885 y
離心率 e= 0.38 . . . 本文を読む
ニュース#156
Very Large Telescope(VLT)による観測で、球状星団M12の恒星の色が詳しく調べられました。
その結果、M12に含まれる軽い恒星の数が期待される数の1/4程しかないことが明らかになりました。
銀河系の周囲を回るうちに、数多くの恒星を失った結果だと考えられます。
How to Steal a Million Stars?
http://www.eso.org . . . 本文を読む
ニュース#155
スティーヴン・クランマー氏がAASの太陽物理学部門から2006年カレン・ハーヴェイ賞を授与されました。
この賞は太陽に関する研究に大きな貢献をした研究者に与えられるもので、クランマー氏は太陽風が加速されるメカニズムについての研究が評価されました。
Steven Cranmer Receives 2006 Karen Harvey Prize from AAS Solar Ph . . . 本文を読む
ニュース#154
2月1日と2日に福島県小野町民体育館でスーパープレッシャー気球の性能試験が行われました。
気球は2089気圧で破裂し、実用に十分な圧力に耐えられることが確かめられました。
実用化すれば、成層圏に数ヶ月間とどまり、宇宙や地上の観測を行うことができます。
スーパープレッシャー気球の性能試験を実施
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2006/0209. . . . 本文を読む
No.177 2006/3/26作成
3月20日にNASAの土星探査機カッシーニが撮影した土星の衛星エピメテウスとヤヌスです。
表面の様子まで見ることができる近距離から撮影された画像に少し処理を加えたものです。
このとき、カッシーニからは2つの衛星が接近しているように見えていますが、もちろん実際には離れています。
2つの衛星は大きさも軌道も似ていて、兄弟のような衛星です。
元の画像:NASA/ . . . 本文を読む
ニュース#153
全天の1/4の領域にある銀河を観測して宇宙の大規模な地図を作るスローン・デジタル・スカイサーベイ(SDSS)のデータを分析した結果、地球からわずか3万光年の距離に、約10万個もの恒星の大集団があることが発見されました。
これまで最も近い銀河とされていた「いて座矮小銀河」(距離7万5000光年)よりも近く、同じような矮小銀河と呼ばれるものだと考えられます。
上の画像で、左上(銀経 . . . 本文を読む
ニュース#152
ロシアの天文学者アブドサマトフ氏が、17~18世紀に起きたような小規模な氷河期が始まりつつあると発表しました。
現在太陽活動は弱まってきており、6~7年後に地球全体の気温が低下し始める可能性があるということです。 . . . 本文を読む
ニュース#151
2月3日、国際宇宙ステーション(ISS)から、宇宙服衛星(スーツサット-1)が放出されました。
これは古くなった宇宙服に送信機を取り付けたもので、6ヶ国語のメッセージを送信し、地上でそれを受信する計画でしたが、うまく受信することができずに終わりました。
しかし、アメリカのアマチュア無線家が弱い信号をキャッチしたとの情報もありました。 . . . 本文を読む
ニュース#150
昨年8月、ハリケーン「カトリーナ」がアメリカ南部を襲い、大きな被害が出ました。
この画像はカトリーナの被害を受ける前と受けた後の衛星写真です。
ネット上のGoogle Earthのソフトを使って、被害の前後の詳細な画像を見ることができます。
NASA Post-Hurricane Katrina Images Available On Google Earth
http:// . . . 本文を読む
ニュース#149
ESAが打ち上げたX線望遠鏡XMM-ニュートンの運用を4年間延長することが、昨年12月に決定しました。
このまま異常がなければさらに延長される可能性もあり、今回の延長に伴いこれまで運用に使っていたソフトウェア(SCOS-1:Spacecraft Operating System-1)から、より高性能で将来のハードウェアとの互換性も持っている新しいソフトウェア(SCOS-2000 . . . 本文を読む