No.167 2006/2/27作成
2月25日、NASAの土星探査機カッシーニが撮影した小衛星ヘレネです。
ヘレネの地形が撮影されたのは今回が初めてです。
ヘレネは36×32×30kmと小さく、表面はクレーターに覆われています。
右上は紫外線、緑、赤外線で撮影された画像を組み合わせたもので、右下は青、緑、赤で撮影された画像を組み合わせたものです。
元の画像:NASA/JPL提供 . . . 本文を読む
No.166 2006/2/27作成
2月27日、NASAの土星探査機カッシーニが再び土星最大の衛星タイタンに接近しました。
この画像はその少し前に撮影された画像で、少し処理を施してみました。
この画像の右側半分は、これまで詳しく観測されていなかった領域です。
クレーターと思われる同心円状の地形が見られます。
元の画像:NASA/JPL提供 . . . 本文を読む
No.131
NASAの火星探査機2001マーズ・オデッセイが撮影したTikhonravov Craterの壁です(下は上の画像の範囲を示しています)。
ちりがなだれとなって崩れています。
Dust on the Move
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA06763 . . . 本文を読む
No.130
NASAの火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影したArgyre basin(銀の盆地)の南に位置する地域です。
風化を受けた2つの古いクレーターが「8」の字に見えます。
Number 8
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA06104 . . . 本文を読む
No.129
NASAの火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した火星の南極地方です。
右上に砂に埋もれたクレーターが見えます。
クレーター内部や周囲にはたくさんの丘ができています。
South Polar Hills
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA06103 . . . 本文を読む
No.128
NASAの土星探査機カッシーニが去年撮影した衛星テティスのオディッセウス・クレーターです。
クレーターの直径は450kmで、この画像はカッシーニが撮影したオディッセウス・クレーターの画像の中でも特に解像度の高い画像です。
The Great Basin
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA07693 . . . 本文を読む
No.127
NASAの土星探査機カッシーニが去年撮影した衛星ディオネの画像です。
この画像は、色を強調する処理が行われています。
ディオネ表面はクレーターや断崖に覆われています。
Dione Has Her Faults (Monochrome)
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA07690
Dione Has Her Faults (F . . . 本文を読む
No.126
去年NASAの土星探査機カッシーニが撮影した衛星レアです。
レアは土星の衛星の中では2番目に大きく、たくさんのクレーターに覆われています。
Cratered Iceball
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA07689 . . . 本文を読む
No.125
短いγ線バーストの30%ほどは、球状星団の中で起こる中性子星どうしの衝突であるかもしれません。
宇宙で最大級の爆発現象であるγ線バースト(GRB)には、短いGRBと長いGRBがあり、長いGRBは重い星が死ぬときの超新星爆発であることが分かっています。
球状星団は数多くの恒星が狭い範囲に密集しています。
その中で2つの中性子星からなる連星系が誕生し、徐々に近づいてついに衝突します。
. . . 本文を読む
No.124
銀河系内にある恒星の多くは連星系ではなく、単独であるようです。
大型・中型の恒星の多くが2つ以上の恒星からなる連星系を作っていることが知られていました。
しかし、銀河系内では赤色矮星と呼ばれる軽く暗い星が最も多く、その75%は単独で存在しており、連星系をなすものは少ないことが分かりました。
このような単独の恒星では、惑星が安定した軌道を維持できるため、生物が住む惑星が存在する確率も . . . 本文を読む
No.123
JAXAは2月18日午後に運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)をH2Aロケット9号機で打ち上げます。
当初は15日の予定でしたが3日延期されました。
予備期間は28日までです。
国土交通省航空局および気象庁の衛星「運輸多目的衛星新2号」(MTSAT-2)のH-IIAロケット9号機による打上げについて
http://www.jaxa.jp/press/2006/02/200602 . . . 本文を読む
No.122
JAXAは2月21日朝6時~7時にH2Aロケット8号機で赤外線天文衛星ASTRO-Fを打ち上げます。
当初は18日の予定でしたが、3日延期されました。
28日までは予備期間となっています。
H2Aロケットは12月までに1・2段の組み立てを完了しており、衛星ASTRO-Fも1月27日までに第3段との連結作業を完了しています。
M-Vロケット8号機の打上げについて
http://ww . . . 本文を読む
No.121
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、1月24日に打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち」の初期機能確認作業を1月28日から行っていますが、その中で初期画像のデータ伝送が一部失敗したということです。
原因は究明中です。
今後「だいち」は3ヶ月間の初期機能確認の後、4月頃初期校正運用を開始、9月には本格的な運用を開始する予定です。
陸域観測技術衛星「だいち」データの地球観測センターへの . . . 本文を読む
ニュース#120
1986年1月28日、7人の宇宙飛行士を乗せたアメリカのスペースシャトル「チャレンジャー」が打ち上げ直後に爆発するという、宇宙開発史上忘れることのできない悲劇が起こりました。
今年は事故後20年で、NASAのケネディ宇宙センターでは追悼式典が開かれました。
遺族の方の「新しい発見には危険が付き物」という言葉が印象的でした。 . . . 本文を読む
ニュース#119
地球上の植物の成長過程を10年間にわたり宇宙から観測しようと、ESAのプロジェクト、GLOBCARBONが現在進行中です。
SPOT-4、SPOT-5、ERS-2、エンヴィサットなどの地球観測衛星のデータを統合して、地球全体の植物の状態が評価されています。
この画像は、1998年から2002年の5年間にわたる、世界の葉面積指数(LAI)の変動を表したものです。
この計画は引き続 . . . 本文を読む