2011年8月26日版の米科学雑誌サイエンスに、探査機はやぶさが持ち帰った小惑星イトカワのサンプルの分析結果を報告した6本の論文が掲載されました。
その詳しい内容を大雑把にまとめてみようと思います。
ただし、正確なところは原文を読んで下さい。
まず一つ目はこちらです。
小惑星イトカワの微粒子:S型小惑星と普通コンドライト隕石を直接結び付ける物的証拠
中村智樹(東北大)他
この研究の意義につ . . . 本文を読む
探査機はやぶさが小惑星イトカワから持ち帰ったサンプルの分析結果が、米科学雑誌Scienceに掲載されました。
今週号ははやぶさ特集です!
成果は6本の論文にまとめられています。
当サイトでは詳しく内容を解説していこうと思いますが、まずは論文のアブストラクトを翻訳してみました。
不適切な表現があるかもしれないので、原文を確認して下さい。
2005年11月に2度のタッチダウンを成功させ、イトカワの地 . . . 本文を読む
いよいよ今夜、日本の小惑星探査機はやぶさが小惑星イトカワから持ち帰ったサンプルの分析結果が、アメリカ・テキサスで行われている第42回月惑星科学会議の特別セッションで発表されます。
Results from Hayabusa!と題されたセッションは現地時間の8時30分、日本時間の今夜23時30分から始まります。
13の発表が行われる予定です。
成分分析についての講演のアブストラクトは先日日本語に訳し . . . 本文を読む
第42回月惑星科学会議が7日からアメリカのヒューストンで始まりますが、注目はやはり昨年地球に帰還した日本の小惑星探査機はやぶさが持ち帰った小惑星イトカワのサンプルの分析結果の発表です。
実際の研究成果は会議で発表される予定ですが、事前にアブストラクト(要約)が公開されています。
その内容を全文日本語訳してみました。
天文学も英語も素人ですので、おかしな部分も多々あるかと思いますので、原文も確認して . . . 本文を読む
昨年回収に成功した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルの中から大量の微粒子が発見され、その多くが小惑星イトカワ由来と判明しました。
サンプルキャッチャーは2つの部屋に分かれており、先に開封・分析が始まっていたA室から得られたサンプルを、各研究機関に配分して、初期分析が行われることになりました。
下記URLで、各研究機関の分析計画を見ることができます。
はやぶさカプセル内の微粒子の初期分析の開始につ . . . 本文を読む
小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワから持ち帰った微粒子のサンプルが、各研究機関に配られて、分析されることになりました。比較的大きな粒子が配られるということです。研究機関の公募が行われ、1月下旬に配られるとのことです。いよいよ本格的な分析が始まります! . . . 本文を読む
今年地球に帰還を果たした日本の小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルの中に、小惑星イトカワ由来の塵が含まれていたことは、既にお伝えした通りです。
一昨日、仙台市内で開催された市民講座で東北大学准教授で地球宇宙化学が専門の中村智樹先生の講演を聞く機会があったので、かいつまんでご報告いたします。
尚、写真撮影は一切禁止だったので、文章のみです。
内容は主にカプセル開封・サンプル分析についてで、最 . . . 本文を読む
23日木曜日、「市民のためのサイエンス講座2010 『はやぶさ』奇跡の物語」を聞いてきました。
一般向けの話だしどうかなぁとも思いましたが、せっかく自分の大学で開かれる講演会だし、行かないのももったいない気がして行ってみました。
それに川口先生はじめ、諸先生方の話を生で聞いてみたいという、ミーハーな目的も兼ねてw
講演は4部でした。
JAXA 川口淳一郎先生 探査機「はやぶさ」の挑戦とその成果
. . . 本文を読む
日本の小惑星探査機「はやぶさ」が今年6月13日に地球に持ち帰ったカプセルの中に含まれていた微粒子を分析した結果小惑星イトカワ由来の物質が含まれていることがほぼ確実になりました。
2005年11月、小惑星探査機「はやぶさ」は小惑星イトカワの地表への着地と地表からのサンプル回収に挑みました。その様子は、当サイトでも生中継しました。世界中の期待が集まる中行われた1回目は降下の途中でセンサーが異常を検知 . . . 本文を読む
小惑星探査機「はやぶさ」が撮影した画像を元に、当サイトで独自に作成した全カラー画像をまとめたカタログを、ついに「やぎの宇宙旅行」で配信開始です!
はやぶさ全カラー画像カタログ
配信している画像は、既に当ブログのオリジナル画像のコーナーで配信済みですが、150枚以上の膨大な画像を整理し直して、撮影された地域毎に検索したり、撮影日で検索したりして、探したい画像が簡単に見つかるように工夫しました!
. . . 本文を読む
JAXAは引き続き小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルの中を慎重に調査しています。
その中に発見された微粒子はさらに増えて800個以上に達しました。
ケイ素やマグネシウムを含んでおり、岩石質の組成であることが予想されます。
しかし、粒子があまりに小さいため、その分析にはさらに時間がかかりそうで、最終的に結論が出るのはしばらく先になりそうです。
カプセルには2つの部屋があり、今後はB室の分 . . . 本文を読む
既に当ブログでも紹介していますが、JAXAは小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルの中から、多数の微粒子を採取し、分析を行っています。分析はまだまだこれからですが、形状を観察したところ地球外の物質である可能性があることが分かったそうです。
「はやぶさ」は2005年11月に2度にわたり小惑星イトカワの地表への着地に成功しました。計画では地表に弾丸を発射し、跳ね返ってきた粒子を採取し、カプセル . . . 本文を読む
この写真、「はやぶさ」ファンならピンと来るんじゃないでしょうか。
そう、日本の小惑星探査機「はやぶさ」が接近・探査した小惑星イトカワの模型です。
管理人のやぎが独自に設計して組み立てたものです。
公開されているイトカワの形状データをもとに作成しました。
割とイトカワ本来の形を再現できたと思いますが、さらに改良中です。
イトカワの展開図は、配信するつもりだったのですが、既に海外などで作成した方がい . . . 本文を読む
6/14 予定通りの場所に着地していたカプセル。一夜明けてその姿を撮影した画像が配信されました。7年間の旅の末に、サンプルを持ち帰った(可能性のある)カプセルの回収作業が、本日午後から行われています。
6/15 ヘリコプターによる捜索で、日本時間6月13日23時56分、ついにカプセルが発見されました。14日午後から回収作業を開始し、同日16時8分までに作業を完了しました。
また、カプセル降下中 . . . 本文を読む
2003年に打ち上げられ、2005年に小惑星イトカワに接近・2度の着陸を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」が、絶体絶命のピンチを乗り越えて奇跡の地球帰還を成し遂げました。
「はやぶさ帰還カウントダウン」カテゴリは「特集」カテゴリに統合する予定でしたが、注目度が高いカテゴリのため、「はやぶさ関連」カテゴリに名前を変えて継続することにしました。
尚、はやぶさ全カラー画像の配信が遅れてしまい、申し訳ご . . . 本文を読む