さぁ始まりました。5月6日久しぶりの24時間企画です♪
今回は去る4月30日にNASAの土星探査機カッシーニが衛星タイタンに再び接近したのを記念して、土星の衛星を大特集します( ・◇・)(・◇・ )
これまで独自に作成してきた土星の衛星の画像を再び紹介しながら、カッシーニによって新たに明らかにされた衛星達の姿を紹介していきます。
土星の衛星は現在34個知られています。
それらをおよそ1時間に1つ . . . 本文を読む
レアは直径1528kmの大型の衛星で、土星の衛星の中ではタイタンに次いで2番目に大きな天体です。
1672年、フランスのG. Cassiniによって発見されました。
カッシーニは土星探査機の名前のもとにもなっている天文学者です。
探査機ボイジャーの観測により、レアは2つの顔を持つ衛星であることが分かりました。
一つは無数のクレーターに覆われた明るい面、もう一つはたくさんの線状の模様が見られる暗い面 . . . 本文を読む
ポリデウセスは直径13kmの小さな氷の衛星です。
2004年に探査機カッシーニの画像の中から発見され、2004S6と名付けられました。
ポリデウセスは比較的大型の衛星ディオネと同じ軌道上の、ディオネの後方60度のところを公転しています。
惑星の周りを回る衛星の60度前方と60度後方はそれぞれL4点、L5点と呼ばれ(5つのラグランジュ点の中の2つです)、ここにある物体は安定して軌道を維持することがで . . . 本文を読む
ヘレネは大きさ36×32×30kmと小さな衛星です。
1980年に、P. Laquesらによって発見されました。
ヘレネは比較的大型の衛星ディオネと同じ軌道上の、ディオネの前方60度のところを公転しています。
惑星の周りを回る衛星の60度前方と60度後方はそれぞれL4点、L5点と呼ばれ(5つのラグランジュ点の中の2つです)、ここにある物体は安定して軌道を維持することができるという性質があります。
. . . 本文を読む
ディオネは直径1180kmの比較的大型の衛星です。
1684年、フランスのG. Cassiniによって発見されました。
カッシーニは土星探査機の名前のもとにもなっている天文学者です。
探査機ボイジャーの観測により、ディオネは2つの顔を持つ衛星であることが分かりました。
一つはクレーターに覆われた明るい面、もう一つはたくさんの線状の模様が見られる暗い面です。
大きさは異なりますが、外観はレアと似てい . . . 本文を読む
カリプソは大きさ30 x 16 x 16kmの小さな氷の衛星です。
1980年にD. Pascuらが発見しました。
カリプソは比較的大型の衛星テティスと同じ軌道上の、テティスの後方60度のところを公転しています。
惑星の周りを回る衛星の60度前方と60度後方はそれぞれL4点、L5点と呼ばれ(5つのラグランジュ点の中の2つです)、ここにある物体は安定して軌道を維持することができるという性質があります . . . 本文を読む
テレストは大きさ30 x 25 x 15kmの小さな氷の衛星です。
1980年にB. Smithらが発見しました。
テレストは比較的大型の衛星テティスと同じ軌道上の、テティスの前方60度のところを公転しています。
惑星の周りを回る衛星の60度前方と60度後方はそれぞれL4点、L5点と呼ばれ(5つのラグランジュ点の中の2つです)、ここにある物体は安定して軌道を維持することができるという性質があります . . . 本文を読む
テティスは大きさ1071 x 1056 x 1052kmの大型の衛星です。
1684年、土星探査機の名前の由来にもなったフランスの天文学者G. Cassiniによって発見されました。
イサカ・カズマと呼ばれるテティスを縦に切り裂く巨大な谷と、オディッセウス・クレーターという巨大クレーターが特徴です。
イサカ・カズマを初めとする溝は、テティスがかつて活動的であったことを示しています。
探査機カッシー . . . 本文を読む
エンセラダスは大きさ512 x 494 x 489kmの中型の衛星です。
1789年、イギリスの天文学者W. Herschelによって発見されました。
エンセラダスは太陽系の中でも最も白い物質で覆われており、恐らく雪のように細かい氷の粒で覆われていると考えられています。
また、クレーターが少なく、代わりに無数の溝や亀裂が表面を覆いつくしています。
長年にわたるエンセラダスの地殻活動によってこのよう . . . 本文を読む
ミマスは大きさ418 x 392 x 383の中型の衛星です。
完全な球形ではなく、楕円形をしています。
1789年にイギリスの天文学者W. Herschelが発見しました。
直径の約3分の1程の大きさのクレーターは、発見者にちなんでハーシェル・クレーターと呼ばれています。
ミマスは一面クレーターに覆われており、すぐ外側を回るエンセラダスとは全く異なる外観を見せています。
以下はやぎが独自に作成 . . . 本文を読む
パレネは大きさ約4kmの小さな衛星です。
2004年に探査機カッシーニによって発見され、2004S2と名付けられました。
パレネは非常に小さな天体のため、表面の様子はほとんどわかっていませんが、恐らくクレーターに覆われているでしょう。
独自に作成した画像からは、パレネが球形ではなく、いびつな形をしていることが分かります。
以下はやぎが独自に作成したパレネの画像です。
オリジナル画像No.147 . . . 本文を読む
メトネは大きさ3~4kmの小さな衛星です。
1980年に探査機ボイジャーが撮影した画像にも点として写っており、1981S14という仮符号が付けられましたが、軌道を特定することができなかったため衛星と断定することができませんでした。
その後2004年に探査機カッシーニによって確認され、軌道も確定し、2004S1と名付けられました。
メトネは非常に小さな天体のため、表面の様子はほとんどわかっていません . . . 本文を読む
ヤヌスは大きさ194 x 190 x 154kmの小さな氷の衛星です。
1966年、A. Dollfusによって発見されました。
1980年には探査機ボイジャーによって観測され、いびつな形をしており、表面は小天体の衝突によってできたクレーターで覆われていることが分かりました。
ヤヌスは、大きさも組成もよく似たエピメテウスとほぼ同じ軌道を回っていて、ときどき互いに軌道を交換しています。
エピメテウス . . . 本文を読む
エピメテウスは大きさ138 x 110 x 110kmの小さな氷の衛星です。
1966年、J. Fauntainによって発見されました。
1980年には探査機ボイジャーによって観測され、いびつな形をしており、表面は小天体の衝突によってできたクレーターで覆われ、溝のような地形があることが分かりました。
エピメテウスは、大きさも組成もよく似たヤヌスとほぼ同じ軌道を回っていて、ときどき互いに軌道を交換し . . . 本文を読む
パンドラは土星のFリングのすぐ外側を回っている小さな衛星です。
1980年、探査機ボイジャーの画像からS. Collinsらによって発見されました。
大きさは110 x 88 x 62kmでいびつな形をしており、表面は小天体の衝突によってできたクレーターで覆われています。
パンドラとその内側のプロメテウスの重力は、Fリングを作っている粒子に影響を与え、Fリングの粒子が拡散するのを防いでいます。
そ . . . 本文を読む