皆様、ご無沙汰しております。管理人のやぎです。
大震災があった今年も残りわずか。あの3月11日以来ごたごたが続き、もともと停滞気味だったブログの更新も、一層滞ってしまっています。来年はいい年になるといいですね。
そんな2011年最後の天体ショーが、本日夜に日本各地で見ることができる皆既月食です。
そこで、ふと思いついたのが、
皆既月食をデジカメで撮ってみよう
という挑戦です。
天体撮影の経験 . . . 本文を読む
明けましておめでとうございます。
昨年も多くの方々に当サイトをご訪問いただきありがとうございました。
本年も「やぎの宇宙ブログ」ならびに「やぎの宇宙旅行」を宜しくお願いいたします。
さて本日より3日間、2010年新春スペシャルをお送りします。
今回のテーマは、土星の衛星ハイペリオンの地形図です。
私が独自に作成したハイペリオンの地形図の詳細を配信します。
上の画像はその地形図を使って作成したもの . . . 本文を読む
本日7月22日、日本を含むアジア・太平洋地域で皆既日食が起こります!
そんなわけで、今日は1日日食中継です!
仕事中の方、屋外に出ている方は、携帯からでもアクセスできます。
そんな私も今日は仕事を休めませんでした。
仕事の合間(仕事はちゃんとやりますよw)をぬって更新していきます!
情報はこのページで配信していきますのでよろしく。
ひまわり6号の画像の提供は気象庁です。
14:30 南太平 . . . 本文を読む
引き続き、7月22日の日食特集です。
あえて部分日食の楽しみ方ということで、月の大きさを測る方法について紹介しています。
第3部では、第2部で求めた月の大きさに太陽の角度を加味して、より実際の大きさに近い値を求めます。
9.太陽の角度を測る
まず、自分が観測する場所から見た、トカラ列島の方角を地図で調べましょう。
そして、厚紙または板の上に、東西南北の方向と、トカラ列島の方角を下の図のよう . . . 本文を読む
部分日食を観測して、月の大きさを測ろう!
てなわけで、第1部に引き続いて日食特集です。
望遠鏡や特別な道具は一切必要ない方法なので、皆さんも試してみて下さい。
第1部では日食から月の大きさを知る原理を解説してきました。
第2部では実際の方法を解説していきます。
5.用意するもの
ここで用意するものを挙げておきましょう。
時計……精確な時刻は天体観測に必須です。
太陽観測用メガネ等……太 . . . 本文を読む
7月22日と言えば!そう!皆既日食です!
鹿児島県のトカラ列島を中心とする地域で皆既日食が見られます!
でも「忙しくて見に行けない」「お金がなくて見に行けない」「飛行機や船は苦手で…」などという方のために
あえて部分日食を楽しもう!
っていうことで部分日食特集です。
実は今回の日食、国内全ての地域で部分日食を見ることができます!
ただ太陽が欠けていくのを眺めているだけじゃ物足りない!
という方 . . . 本文を読む
ここのところ、火星探査機が撮影した写真に「頭蓋骨」が写っていた!なぁ~んていう話題が世間を騒がせています。
こういうネタは過去にも繰り返し出ていて、「またか」といった感もありますが…w
ま、たまにはそんな話題も取り上げてみよっかなぁ~と思います。
とは言っても、私はと言えば、勿論「こんなのたまたま『頭蓋骨』のように見える岩石だろ」と思っているわけですが。
世間には「火星人の頭蓋骨だ」とか「先に火 . . . 本文を読む
太陽系外惑星の直接撮影についての特集を配信中です!
この画像のような独自に作成したイラストを使って激しく解説しています!!!
今後も続きます!
第1部 がか座β星のデブリ円盤
第2部 がか座β星の微惑星帯
第3部 がか座β星に惑星を確認?
第4部 がか座β星系、未知の世界
第5部 フォーマルハウトの惑星系
乞うご期待⌒☆ . . . 本文を読む
第5部 フォーマルハウト系
フォーマルハウトは南半球の1等星で、恒星の中でも比較的ご近所です。
このフォーマルハウトには塵が集まってできた円盤があり、その構造の特徴を詳しく観測した結果、惑星が存在するはずだと考えられるようになりました。
そして実際に、NASAのハッブル宇宙望遠鏡による観測で惑星が発見されました。
第5部では、フォーマルハウトの惑星が発見されるまでの経緯と、未解決の謎についてまと . . . 本文を読む
第1部・第2部ではこれまでのがか座β星系の観測結果について、第3部では発見されたがか座β星の惑星について、詳しくみてきました。
上の画像は、私が作成したがか座β星系中心部の想像図です。
半径20AUの範囲(画像の一辺が40AU)です。
ここに描いた2つの微惑星帯や、複数の彗星様天体群は、惑星の影響を受けてできたものと考えられています。
しかし今回の惑星の発見は、がか座β星系の謎を全て解決するもの . . . 本文を読む
第1部・第2部では、がか座β星系の複雑な構造について詳しくみてきました。
続く第3部では、いよいよ惑星がか座β星bについて解説していきます。
今回直接撮影された惑星は、実はもともと予言されていたものでした。
がか座β星bは、どのようにして予言され、どのようにして撮影されたのかを解説していきます。
【困難な惑星探査】
これまで発見されてきた太陽系外惑星のほとんどはドップラーシフト法と呼ばれる方 . . . 本文を読む
第1部ではがか座β星のデブリ円盤の構造についてみてきました。
デブリ円盤の構造から、より内側に惑星が存在するかもしれないことが分かってきました。
円盤以外にも、がか座β星には複数の微惑星帯からなる複雑な構造があることが分かってきており、他にも大規模な彗星群の存在も示唆されています。
さらにそこからは、惑星が存在するというより確かな証拠も得られました。
第2部では微惑星帯やその他の構造について触れま . . . 本文を読む
今回画像から発見されたがか座β星の惑星は、実はこれまでの研究から存在が予言されていました。
第1部から第4部までの4回にわたって、詳しく分かってきたがか座β星系の姿を描いていきます。
まずは、実際に惑星が発見されるまでのこれまでの経過を紹介していきます。
がか座β星は、恒星の中では初めてデブリ円盤が発見されました。
上の画像は、これまでの研究結果をもとにやぎが作成した想像図です。
第1部ではこれ . . . 本文を読む
大変お待たせしました!
仕事が遅くまでかかったこともあり、今夜の画像処理企画は1時スタートです。
正直眠い…orz
明日も仕事なので徹夜はしませんが、1時間ちょっとは頑張ります!
さて、昨日に引き続き、NASAの土星探査機カッシーニが10月31日に接近撮影を行った土星の衛星エンセラダスの画像をもとに、モザイク画像を作っていきます。
昨日は、各画像の位置を特定し、大まかなレイアウトと合成の手順を計 . . . 本文を読む
さる10月31日、NASAの土星探査機カッシーニが、土星の衛星エンセラダスに高度200kmまで接近しました。
その際に撮影された画像が続々と届いています。
今夜は、そのうち解像度の高いものを使ってモザイク画像を作ってみようと思います。
このページではその様子をお伝えしていく予定です!
モザイク画像を作るにあたって、まず各画像がエンセラダスのどの部分を撮影したものなのかを知る必要があります。
上の . . . 本文を読む