オポチュニティー、探査開始から1火星年

ニュース#4

NASAが打ち上げた2機の火星探査機マーズ・エクスプロレーション・ローバー（MER）は、火星の地表で探査を始めてから昨年11月で1火星年となりました。
1火星年とは火星における1年（つまり火星の公転周期）で、約687日間です。
上の画像は、2機のローバー（探査車）のうちオポチュニティーと呼ばれるローバーが撮影した画像です。
「エレブス」クレーターの周縁部を探査していたオポチュニティーが撮影したパノラマ画像です。
メリディアニ平原と呼ばれるこの地域は、暗い土に覆われ、所々で平らな岩盤が土の上に姿を現しています。
上空から見たように処理されています。
この画像の色は擬似カラーです。



上の画像は同じ画像ですが、自然色に近く、オポチュニティーから見た景色に近い画像です。

On the Rim of 'Erebus'
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA03270
Bird's-Eye View of Opportunity at 'Erebus' (Polar)
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA03271
Bird's-Eye View of Opportunity at 'Erebus' (Vertical)
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA03273