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銀河系のすぐ近くに新銀河発見

2006-03-26 15:59:04 | 最新ニュース
ニュース#153

全天の1/4の領域にある銀河を観測して宇宙の大規模な地図を作るスローン・デジタル・スカイサーベイ(SDSS)のデータを分析した結果、地球からわずか3万光年の距離に、約10万個もの恒星の大集団があることが発見されました。
これまで最も近い銀河とされていた「いて座矮小銀河」(距離7万5000光年)よりも近く、同じような矮小銀河と呼ばれるものだと考えられます。
上の画像で、左上(銀経300°銀緯60°の辺り)に見られる恒星の密度が高い領域がそれです。
同様に、SDSSのデータから、隣のアンドロメダ銀河にも2つの矮小銀河が発見されました。
これらの矮小銀河は、銀河系やアンドロメダ銀河のような大型の銀河にやがては取り込まれる運命にあります。

Huge Star Cluster Discovered in Neighborhood of Milky Way
http://www.science.psu.edu/alert/Schneider1-2006.htm


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