第十五回長岡京歴史よもやま話
平安文学から見た長岡京―『伊勢物語』その他を通して―
山本登朗先生(関西大学名誉教授)
新年明けましておめでとうございます。本年も私たちの会をどうぞよろしくお願い申し上げます。
北野天満宮の梅林にて20189年2月山中撮影
新春最初のよもやま話は、『伊勢物語』を中心に文学書を通して平安時代の長岡京像を探ります。
『伊勢物語』の主人公在原業平の母は、桓武天皇の皇女・伊都内親王、父は桓武天皇の孫・阿保親王です。伊都内親王は、『伊勢物語』第八十四段「さらぬ別れ」によれば、「長岡」に住んだとされます。具体的な場所は不明ですが、伝承により、京都市西京区大原野には、供養のため五輪塔が建てられています。
京都市西京区大原野の竹藪の一角に残る供養塔 2019年山中撮影
伊都内親王に関しては、興福寺(山階寺)に香灯読経料を寄進した時の「伊都内親王願文」と呼ばれる貴重な史料が残されています。長岡旧京周辺には、この他にも桓武天皇に縁のある人々の事跡が多数知られています。
そこで今回は、地元にお住まいで、『伊勢物語』研究の第一人者である関西大学名誉教授・山本登朗先生に王朝文学の世界から、長岡京の往時の姿に迫っていただくことに致しました。
新春の華やいだ心地の残る如月のひとときを、存分にお楽しみいただくようお誘い申し上げます。
記
日時 2020(令和2)年2月8日(土)受付13時 13時15分~15時30分 (途中休憩あり)
会場 長岡京市中央生涯学習センター(バンビオ : JR長岡京駅前)六階創作室1 事前申し込み不要
資料代 500円
長岡京歴史散策の会
連絡先 古川 075ー934ー1684
平安文学から見た長岡京―『伊勢物語』その他を通して―
山本登朗先生(関西大学名誉教授)
新年明けましておめでとうございます。本年も私たちの会をどうぞよろしくお願い申し上げます。
北野天満宮の梅林にて20189年2月山中撮影
新春最初のよもやま話は、『伊勢物語』を中心に文学書を通して平安時代の長岡京像を探ります。
『伊勢物語』の主人公在原業平の母は、桓武天皇の皇女・伊都内親王、父は桓武天皇の孫・阿保親王です。伊都内親王は、『伊勢物語』第八十四段「さらぬ別れ」によれば、「長岡」に住んだとされます。具体的な場所は不明ですが、伝承により、京都市西京区大原野には、供養のため五輪塔が建てられています。
京都市西京区大原野の竹藪の一角に残る供養塔 2019年山中撮影
伊都内親王に関しては、興福寺(山階寺)に香灯読経料を寄進した時の「伊都内親王願文」と呼ばれる貴重な史料が残されています。長岡旧京周辺には、この他にも桓武天皇に縁のある人々の事跡が多数知られています。
そこで今回は、地元にお住まいで、『伊勢物語』研究の第一人者である関西大学名誉教授・山本登朗先生に王朝文学の世界から、長岡京の往時の姿に迫っていただくことに致しました。
新春の華やいだ心地の残る如月のひとときを、存分にお楽しみいただくようお誘い申し上げます。
記
日時 2020(令和2)年2月8日(土)受付13時 13時15分~15時30分 (途中休憩あり)
会場 長岡京市中央生涯学習センター(バンビオ : JR長岡京駅前)六階創作室1 事前申し込み不要
資料代 500円
長岡京歴史散策の会
連絡先 古川 075ー934ー1684