長岡京歴史散策の会

長岡京歴史散歩や長岡京歴史よもやま話事業の公式ブログ
両行事の開催情報や参加者の声を掲載していきます。

第15回長岡京歴史よもやま話 平安文学から見た長岡京-『伊勢物語』その他を通して-ご案内 

2020-01-16 07:03:13 | 歴史
 第十五回長岡京歴史よもやま話

 平安文学から見た長岡京―『伊勢物語』その他を通して―
   山本登朗先生(関西大学名誉教授)

 
 新年明けましておめでとうございます。本年も私たちの会をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 北野天満宮の梅林にて20189年2月山中撮影 

           
  新春最初のよもやま話は、『伊勢物語』を中心に文学書を通して平安時代の長岡京像を探ります。
  『伊勢物語』の主人公在原業平の母は、桓武天皇の皇女・伊都内親王、父は桓武天皇の孫・阿保親王です。伊都内親王は、『伊勢物語』第八十四段「さらぬ別れ」によれば、「長岡」に住んだとされます。具体的な場所は不明ですが、伝承により、京都市西京区大原野には、供養のため五輪塔が建てられています。

 京都市西京区大原野の竹藪の一角に残る供養塔 2019年山中撮影
 伊都内親王に関しては、興福寺(山階寺)に香灯読経料を寄進した時の「伊都内親王願文」と呼ばれる貴重な史料が残されています。長岡旧京周辺には、この他にも桓武天皇に縁のある人々の事跡が多数知られています。
 そこで今回は、地元にお住まいで、『伊勢物語』研究の第一人者である関西大学名誉教授・山本登朗先生に王朝文学の世界から、長岡京の往時の姿に迫っていただくことに致しました。
 新春の華やいだ心地の残る如月のひとときを、存分にお楽しみいただくようお誘い申し上げます。
                   
  日時  2020(令和2)年2月8日(土)受付13時 13時15分~15時30分 (途中休憩あり)
  会場  長岡京市中央生涯学習センター(バンビオ : JR長岡京駅前)六階創作室1 事前申し込み不要 
  資料代 500円 
 


   長岡京歴史散策の会 
    連絡先 古川 075ー934ー1684



第2回古代の都散策 聖武天皇決断の都 ・ 恭仁京を訪ねて  ご案内 

2019-09-01 10:56:03 | 歴史
第2回古代の都散策  ご案内 
聖武天皇決断の都 ・ 恭仁京を訪ねて

日時 2019年10月5日(土)9:30受付 10:00出発 解散16:30予定
集合・解散場所 JR長岡京駅東口広場(雨天決行 大雨警報等発令時を除く)
案内講師 同志社大学非常勤講師 中島 正氏(他2名)

参加費 2,000円
(往復バス代、山城郷土資料館入館料他。当日徴収します)昼食は各自ご持参ください。晴天の場合は恭仁宮跡にて食事予定。
定員 40名(定員に達し次第締め切ります。参加の可否は確定次第、ハガキまたはメールにてお知らせ致します。)
申し込み 往復ハガキまたはe-mailにて下記へお申し込み下さい。
〒612-0877 京都市伏見区深草僧坊町96-3 長岡京歴史散策の会 山中 章
e-mail yaa1948@gmail.com   (はがきメールとも必ず当日連絡先を明記ください
見学地 恭仁宮・恭仁京跡・山城国分寺跡・高麗寺跡・井手寺跡
京都府立山城郷土資料館他

古代の都散策は昨年度平安宮跡中心部の大極殿、内裏などを巡り、長岡京から平安京へと移り変わる都の姿を追跡しました。今回はわずか5年(740~745年)で廃された短命の都・恭仁京跡を中心に、奈良時代の山城地域南部の遺跡を訪ねます。講師には長く南山城地域の遺跡を調査されてこられた中島正先生をお迎えし、初めてバスを利用した秋の遺跡探訪の旅を楽しみたく思います。

長岡京歴史散策の会 古川 075‐934-1684

第13回 長岡京歴史よもやま話のご案内

2019-04-29 17:10:51 | 歴史
 第13回長岡京歴史よもやま話
「長岡京左京の住人を探る」

昨年末、長岡京左京三条三坊(京都市伏見区久我)から貴族の邸宅と推定できる1町規模の立派な建物跡が発見されました。


 左京三条三坊邸宅全景

 メインストリートの二条大路に面した場所に誰が住んでいたのか、話題になりました。この謎を解くヒントは意外なところにありました。今回は、左京に住んだ貴族探しに挑戦します。



 中心建物と推定される掘立柱建物(東から)

 日時 2019年6月29日(土曜日)13時受付13時15分~15時30分 (途中ティータイムあり)

 会場 長岡京市中央生涯学習センター(JR長岡京駅前バンビオ)

 資料代300円

 講師 山中 章 三重大学名誉教授

 事前申し込み不要

連絡先 長岡京歴史散策の会 古川 934-1684

 ※ テイータイム時に前回みなさんと意見交換した「壺G に何を容れて運んだのか」について、その後の検討状況をご紹介いたします。ふるってご参加ください。 



 東側の脇殿と推定された建物

第12回長岡京歴史散歩のご案内をアップしました

2019-03-05 11:48:50 | 歴史
 今回は長岡宮城の北部、大蔵、内酒殿、図書寮推定地を巡ります。
 是非御参加下さい。
以下のURLをクリックして下さい。

 https://blog.goo.ne.jp/ngaokakyourekisisannpo

第12回長岡京歴史散歩のご案内 「長岡宮大蔵・内酒殿・図書寮跡を訪ねて」

2019-03-05 06:41:18 | 歴史
長岡宮大蔵・内酒殿・図書寮跡を訪ねて」

長岡宮北部には国家の財源を収蔵した大蔵、典籍などを保管、書写した図書寮(ずしょりょう・現代の国会図書館にあたる)、皇室の酒を醸す内酒殿(うちのさかどの)など、様々な役所が配置されていたことがわかってきました。これまでの緻密な発掘調査と、木簡の発見によって具体的な成果が上がってきています。今回は向日市寺戸町・森本町の住宅街の中に埋もれている幻の長岡宮北部役所跡を巡ります。

日時 3月16日土曜日13時阪急東向日駅集合
見学コース 東向日駅ー向日市文化資料館ー向日神社経由・大極殿跡ー第一次内裏跡経由・内酒殿・図書寮推定地ー森本遺跡経由・大蔵跡ー15時30分東向日駅解散予定  小雨決行
 資料代実費300円
案内 山中章(三重大学名誉教授) *事前申込み不要
       
 
 長岡宮北部には国家の財源を収蔵した大蔵、典籍などを保管、書写した図書寮(ずしょりょう・現代の国会図書館にあたる)、皇室の酒を醸す内酒殿(うちのさかどの)など、様々な役所が配置されていたことがわかってきました。これまでの緻密な発掘調査と、木簡の発見によって具体的な成果が上がってきています。今回は向日市寺戸町・森本町の住宅街の中に埋もれている幻の長岡宮北部役所跡を巡ります。



「人物志三巻」題箋木簡(『向日市埋蔵文化財調査報告書第5集』より)以下同じ




 題箋木簡の使用方法復元図 




 酒醸造所の復元と酒管理の木簡





 長岡宮大蔵省大蔵跡(『向日市埋蔵文化財調査報告書第17集』より)


   長岡京歴史散策の会 連絡先 古川 075-934-1684