硝子のスプーン

そこにありました。

鹿児島旅情・2日目後半<中薩摩編>

2012-06-11 06:37:46 | 日記(雑記)
さて、指宿駅から電車に揺られて、鹿児島中央駅までやってきました。


写真の時間がアレなのは、気にしない方向で(笑)。帰りに撮ったんだもん、だって。

実際はこの時ちょうど、昼の1時近く。腹が減って行き倒れになる前に、胃の餌を与えなくては…!ってことで、お楽しみの食事ターイム♪

黒豚は昨夜堪能したので、今日はうなぎ♪ 路面電車に乗って、天文館へレッツラゴ。


目的地は天文館にある、うなぎの老舗中の老舗「末よし」さんvv


注文したのは、うな重の梅。1380円だったと思う。

私が撮るとあんまり美味しそうに見えないマジックが働くけど、実際は、ばりうま。 身がふっくらしてて、濃厚なタレがこれまた、やばいくらい美味しくて、「美味しいね美味しいね」って連発しながら、すごい速さで一気に平らげてしまいました(笑)。いや、本当、美味しかった。私、一週間三食ずっと、ここのうなぎだけでも構わない。いっそお願いしたいと、本気で思った(笑)。

うなぎで幸せになった胃を、更に幸せ攻めするのが、胃の持ち主としての私の役目(←?)。ってことで、今度は、同じく天文館にある、氷白熊本家の「天文館 むじゃき」へ。


店の前に置かれたマスコット・しろくま君の後ろに、リアル白熊が…(怖)。

氷白熊のバリエーションメニューだけでも、山のようにあって(うろ覚えだけど、9種類以上あったと思う)、目移りしまくったけど、ここはやっぱり、スタンダードで。


白熊のベビーサイズ。確か480円くらいだった。値段が、かなりうろ覚え(←おい)。
この角度から見ると、白熊の顔に見えるから、しろくまって名前がついたそうですよ。レーズンが目。さくらんぼが鼻。分かるかな。撮り方悪くてすまねえ。

ちなみに、ベビーサイズで、私の拳を3個重ねたくらいの高さがありやす。女性や、胃腸が弱い方は、ベビーサイズにしたほうが賢明です。

味はねぇvv とろけたvv 氷がね、ふわぁっってしてるの。ふわぁっって。口に入れた途端、優しいミルク風味のシロップと一緒に、ふわぁっって、ひんやりした幸せがとろけるの。一言で言うとね、げきうま。
「思ったより大きいね」「うん、大きいね」と、二人で繰り返しながら、あっという間に完食。甘いんだけど、後で喉が渇くような甘さじゃなかった。しつこくない、さっぱりした、でも濃厚な甘さで、幸せ満喫。
私達が入った時は、混んでなくてすんなり入れたんだけど、それからすぐ混み始めて、みるみるうちに行列が出来てたので、食べ終わったらすぐ、会計して店を出ました。

末よしさん、むじゃきさん、ごちそうさまでした!!

腹もいい感じに膨れたので、いざ、仙巌園へ。
仙巌園へのアクセスは、鹿児島中央駅前から、シティビューというバスに乗ればOKってことは、事前調査で分かってたんだけど、地図で見たら、そのシティビューのバス停留所が、天文館のすぐ近くにも、あるじゃあーりませんか。このバス停から乗れば、わざわざ鹿児島中央まで戻らなくていいんじゃね?と、思ったのが運の尽き。
探せど探せど、ないんだ、見つからないんだ、シティビューのバス停が。かれこれ、50分近く彷徨った。彷徨った挙句、見つからなくて、結局、鹿児島中央駅前まで、歩いて戻ることに。足が一気に疲労。私は、ぺったんこの靴履いてたから、まだいいけど、クラリスなんて、ヒール(そんなに高いやつじゃないけど)だったからね。きつかったと思う。
おまけに、火山灰なのかな? 黒い砂利みたいなのが、そこらかしこに落ちてて、風が吹くと舞い上がって、目に入るんだ、これが。私もクラリスも、コンタクトだから、これには参った。

そんなこんなで、すっかり疲れたおばさん二人。しかも、仙巌園の閉園時刻は、5時半。バスに乗った時点で3時半過ぎてて、仙巌園までは、バスで約35分かかる計算。すっごい楽しみにしてたのに、良くて一時間しか見て回れないという事実の発覚に、精神的疲労も、一気にUP。とほほ三昧……。

でも、気持ちを切り替えて、シティビューの観光案内をしっかり楽しんだけどね。はっはっは。
運転手さんが、とっても気さくで親切で、写真を撮るポイントポイントを、「はいここ!」とか、「今この瞬間!」とか、色々アドバイスしてくださいました。ありがとうございまするだ。


バスの中から見えた、西郷どんの銅像。鹿児島といえば、西郷どん。


同じく、バスの中から見た、鶴丸城の正面玄関。ちょうど真正面の写真が、撮れなくて残念極まりない。なんか知らないけど、一瞬、デジガメがおかしくなったんだ、くそう。


そして。
やっと辿り着きました、仙巌園。


入場料1000円を払って、いざ入園。
仙巌園は、万治元年(1658年)に、19代島津光久が、別邸として構えたもので、その後、歴代の島津家当主に愛され続けてきた、美しくも由緒ある庭園でございます。(←ほぼ、パンフレットの受け売りww)













うん。つくづく、自分の写真撮影のセンスのなさというか、下手さが嫌になりますね。実際は、半端じゃなく、綺麗でした。思い出は、心の中に! ←おい。




いわずと知れた、島津家の家紋。


もともとの正門。でっかい。この貫禄、伝わるかなぁ。


亀石。どこらへんが亀なのか、疑問を持ったら負けだと思ってる(笑)。

そして、私がここを訪れたかった最大の理由。

いざ、猫神様のおわす場所へ。


こちらの猫神様は、17代島津義弘が、朝鮮出兵の折に、時刻を知るために連れて行った猫様達でやんす。猫の瞳孔の開き具合で、義弘さんは、時刻を測っていたようです。すごい。私、猫と暮らしてるけど、あの目を見ても、時間なんてさっぱり分からんぞ。分かっても、せいぜい、昼か夜かくらい(笑)。やはり、島津家当主ともなると、すごいですな。


こちらが、猫神様のお社。祠の丸い穴の中に、いらっしゃいます。

縁結びのお願いした時より、かなり長くお祈りしました。
絵馬も奉納しました。

世界中の猫が、幸せに一生を過ごせますように。何卒、お力をお貸しくださいませ。なつ(黄色)やむぎや、知り合いの方の愛猫達が、いつまでもいつまでも、無病息災でありますように。何卒、お守りくださいませ。どうか、どうか。

と、かなり真剣に長いこと私が祈っている間、クラリスは後ろで、蚊に食われまくってました(笑)。ごめんにょ。

ちなみに、私が行ったのは、6月の9日でしたが、10日に、愛猫供養祭が行われたそうです。


そうこうしているうちに、あっという間に閉園の時間。薩摩切子ショップ「磯工芸館」に行けなかったのが、甚だ心残りながら、帰りの新幹線の時間が迫っていたため、ばたばたとバスに乗り込み、また、鹿児島中央駅へ。


帰りのバスから見た、桜島。やっぱり、これは押さえとかなきゃね。天気悪くて、よく分からないけど…(苦笑)。


再度戻った鹿児島中央駅で、土産を買い、弁当を買い、知らぬうちにクラリスと生き別れになっちゃいそうなハプニングも経験しつつ(笑)、時間ぎりぎりで、新幹線に駆け込み乗車。さよなら、鹿児島。ありがとう、鹿児島。と、余韻に浸る暇なく、ゼェゼェと肩で息をしながら、私達は鹿児島を後にしたのでありました。←マジ話。

しかしながら、昔からよく言うように、家に着くまでが遠足です。
帰りの新幹線では、お菓子の残りを平らげる予定だったので、弁当は小さめをチョイス。


モニーも、最後の最後まで、存在アピール(笑)。


黒豚のカツサンド。うんまーでしたvv 本当は、薩摩地ビールとやらが飲みたかったんだけど、600円近くしたので、却下。よって、いつものキリン。いいの。キリン好きだもん。


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<6月9日、19時35分、JR博多駅到着。旅のおわり>
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だらだらだべって、飲んで食べてしてるうちに、博多に到着。新幹線って、本当に早いよね。
疲れきっていたし、黄色も待ってるし、クラリスとはその場で解散。

楽しい旅行をありがとう、クラリス。また、一緒にどっか行こうぜ。
鹿児島、楽しかったよ。ありがとう。お邪魔しました。いつか、また、きっと。
今度はもう、鹿児島市内で迷子にもならないだろうから、安心して行けるわ。
本当にあの時間ロスは、痛かったなぁ。


ちなみに、薩摩切子じゃないけど、今回の旅で買った、自分への思い出土産。

 

切子っぽい雰囲気だけでも。てか、結構な値段した。まあ、一目惚れしちゃったから、仕方ない。これ一応、ハンドカットガラスなんだぜ。大事にしよう。黄色に割られないようにしなきゃ。

最後に。
今回の旅で、お世話になったみなみなさま、どうもありがとうございました。



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2 Comments

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Unknown (赤猫)
2012-06-11 22:05:25
うな重安っ!ウマソー!
白熊もさすが本家。カップとは違うなー。
当り前やけど。これもウマソー。というよりうまかったんだろな。

俺も白熊食ったる!
冷蔵庫にストックしてある。
今日はもう遅いので明日出動します!


猫神様もやっぱいいなー。雰囲気ある。
うむ。なでなでしたいぞ(笑)。

亀石は…
どのあたりが亀なのかはスルーですよ(笑)。

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Unknown (のん)
2012-06-11 23:54:55
ふっふっふーvv マジうまでしたよ、うなぎも、白熊もvv ちょっと大き過ぎる感が否めないけど、本家白熊の大ファンになっちゃいました。本当、美味しかったなぁ…vvv

猫神様の社は、どことなくひんやりしてて、霊妙な感じがしました。本当に。プウちゃんのことも、お祈りしましたよ! きっと、猫又化(20歳以上の長生き)間違いなしです!

鹿児島の亀石は、ちょっと、私にはレベルが高過ぎました(笑)。
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