硝子のスプーン

そこにありました。

鹿児島旅情・2日目前半<南薩摩編>

2012-06-11 06:37:16 | 日記(雑記)
潮騒の遠慮のなさに感心しながら始まった、2日目の朝。
朝7時の空模様は、こんな感じ。


霧は出てますが、雨は降ってません。ありがとう、空の神様。
朝の湿った空気の中、散歩を楽しんでから、朝食。


朝食はビュッフェスタイル。パンとコーンフレーク(ヨーグルト&ドライフルーツ入り)と、ポテト&海草サラダとコーヒーで、優雅に、洋風モーニング。え? 少ない? 大丈夫! 少食だから!


はい、ごめんなさい。嘘つきました。クラリスから、証拠写真撮られてました。洋風モーニングの前に、がっつり、日本の朝食(昆布と梅のおかゆ、焼き魚、玉子焼き、トマトサラダ、香物、若布の味噌汁)を完食してます…。モニーの無言の背中が、痛い……。だって、お腹がすくんだもん…。

しっかり腹ごしらえしたところで、いざ出発! 今日は予定がぎゅうぎゅうなので、8時半には、宿をチェックアウト。お世話になりました。

そしてまずは、「乗ったり降りたりバス」にて、一路、長崎鼻へ。
昨日の夜中、何回か、ふすまが開く音がしたと、クラリスと俄か心霊恐怖話をしつつ、バスに揺られること、約1時間ちょっと。


長崎鼻に到着!

ここでのお目当ては、もちろん。


ででーん! 竜宮神社!

竜宮神社の神様は、豊玉姫(海の神(の娘さん))です。航海や漁の守り神様。なんですが。長崎鼻が浦島太郎伝説の地でもあることから、浦島太郎と乙姫様にあやかって、縁結びの神様としても有名。余談ですが、乙姫様のモデルは、豊玉姫という説もあるんですよ。玉乃井に行きたかった私の気持ちも、大いに慰められるというものです。


一応、説明看板(?)の写真を撮ったけど、やっぱり見えないですね…(汗)。豊玉姫が海の神様として信仰されていること、すぐ真下の浜にウミガメが産卵に来ることや、浦島太郎伝説のこと、また縁結びのご利益があることなんかが、書かれています。




竜宮神社の境内には、亀のモチーフが沢山ありましたvvv 亀好きには、たまらないスポットですなぁvv

さて、豊玉姫にご挨拶の参拝を済ませたら、いざ本題に。そう、我らの願いは、縁結びのご利益にあやかること。もはや、悲願(笑)。


竜宮神社では、貝殻に願いを書いて奉納すると、良縁に恵まれたり、恋愛が成就するとされています。

上の写真の右隅っこにちょびっと写ってるのは、クラリス。超玉の輿を蹴ったばかりなので、彼女も必死です(笑)。私も負けじと、願いを書くぜ!


ってことで、モニーに半笑いで励まされながら、しっかり心を込めて書きました。

余談だけど、↑この時、実際は、書くのに夢中で、目の前にモニーを設置されたのも、写真を撮られていたことにも気づいてなかったんだ…。後から写真見せられて、笑った。どんだけ必死なんだ、自分ww


願いを書いた貝殻は、祈りを込めてそっと、この壷の中に。
溜まった貝殻は、貝塚に奉納されて、そこから神様のもとに届けられるそうです。


お頼み申した、竜宮の使者殿。

最後にもう一度、願いと祈りを込めまくって参拝してから、おみくじで運試し。
そしたら、そしたら。


なんとまあ、大吉でした。なんという縁起の良さ。かなり、テンションあがりました(笑)。

テンションあがったところで、移動。竜宮神社の眼下に聳える、灯台を目指しまーす。


竜宮神社からの景観。天気がよければなぁ。


この浜に、ウミガメが産卵にくるのです。もしかしたら、豊玉姫がお産をしたのも、この浜辺かも……。


灯台に向かう途中、浦島太郎の像に遭遇。浦島さん、ちゃんと、竜宮神社の方角を向いています。


亀が愛しすぎたので、モニーもこっそり混じって、記念撮影。背中に乗せてあげたかったけど、安定しなくて無理だった(笑)。





長崎鼻灯台。私、実はその昔、灯台守(住み込みの)になりたいと、心底憧れを抱いていた時期があったりします。現代の灯台は大体どこも、機械で制御されているので、住み込み灯台守は必要ないと、初めて知った時のあのショックったら、なかった(笑)。




灯台からの眺め。天気がよかったらなぁ…。←そればっかり。



記念撮影。モニーが、海風で飛ばされそうでした。置いたのは、私ではありません。クラリスです。モニーをミステリーハンターに仕立てて、遊んでました。何歳ですかね、私達は(笑)。




お土産屋さんが並ぶ通りで、出会った子守カエル(上)と、カメ(下)。カメかわいいよカメvv


お土産屋さんの猫ちゃん。一匹かと思いきや。


みんな、自由にくつろいでて、いい感じ。猫がくつろげる町は、良い町です。


さてさて。縁結びのお願いもしたし、時間もないしで、そろそろ移動。バスで、指宿駅まで戻って、指宿とお別れ。


バスの中、モニーも名残惜しげに、指宿の町並みを眺めておりました。ちょびっと見える尻尾が切ない…(笑)。モニー、一回も温泉入ってないもんね……。


指宿は、自然が偉大で、植物が元気で、いいところでした。観光客が多かったけれど、地元のみなさんもみんな笑顔で、心地よかったです。ありがとうございました。そして、お邪魔しました。


指宿駅前広場のぐりぶーも、ばいばい。………ていうか、ぐりぶー、何者なんだろ。モニーより、遥かに謎に満ちてるわ、この生き物(笑)。



<2日目後半に続く>



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2 Comments

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Unknown (赤猫)
2012-06-11 21:52:46
ア、アカン。モニーがツボに。

朝食を凝視するモニー
バスを待つモニー
のんさんを優しく見つめるモニー
亀に乗って欲しかったモニー

野良猫に優しい町は人にも住みやすい町だといつも思う。猫が好きだってだけじゃなくて、なにかおおらかな感じがします。猫と人にゆとりがあるというか、余裕があるというか。

ギスギスのところもありますからね。

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Unknown (のん)
2012-06-11 23:40:44
私も、モニーをどれだけ、亀の背中に乗せたかったことか…!(悔涙)
亀さんの甲羅、結構つるつるなんですよ。浦島さん、ざらざらなのに。

猫がのんびりしてる町は、人も本当におおらかですよね。
実は今日、とあるお宅の方が、家の前(門の外)にいる猫に水かけて追い払っている場面に遭遇してしまって。ただ、そこで寝てただけなのに。猫が嫌いな人もいることは、よく分かってますけど、そこまでしなくてもいいじゃないかと、悲しい気持ちになりました。勇気が足りなくて、抗議出来ませんでしたが。そんな自分も情けない。
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