父の一周忌が間もなくで,1年早いのをあらためて痛感します。巷では来年のカレンダーも並んでいますし、うかうかしていたら来年がきてしまいそうです。
生前、父はこんなことをよく行っていした。
「受けた恩は、恩返しするもんじゃ。けど、恩も送らんといけん、いただいた恩を別の誰かに送る。その誰かが別の誰かに送る。そうやってみんながつながっていく」
考えてみれば、この世の中気づかないうちに様々な恩を受けて生きています。不幸に見舞われた時などなおさらだと思います。どうしても「なんで自分がこんな目に合わないとならないのか」と思ってしまいがちですが、運命を恨み始めると周りの人やものが次々と恨めしくなってきます。心の中を恨みの連鎖でいっぱいにしないために「恩送り」恩を数えてまた誰かに送る、忘れてしまいがちですが、どこかで何かの機会に思い出したり、気に留めておこうと思います。
ススキと清流の流れ・・・いずれも市内にて
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