昨日はブログにも書きましたが、10年以上出し入れの無い口座の確認にゆうちょへ行ってきました。15年ほど前の通帳でしたが全然記憶になくて30分ほど待ちましたが解約しました。
2週間程先に通知をくれるそうです。
電気料金や上下水道の支払いは、家計のウエイトが高く響くので自分で計算、几帳面に追っています。まず今月分の請求から電気料金の中の「再生可能エネルギー賦課金」が上がりますこれは国が決めているのでどこの電力会社と契約していても全国一律、これまでも電気料金の中に含まれて請求されています。
2024.5月~2024.4月分まで再生可能エネルギー賦課金
平均的な契約での賦課金の凡例ですが、差額2円9銭、おおよそ月に1000円、年間でプラス1万2000円ほどです。拙宅は、オール電化にしてて、電気給湯器の分がありますからまだ使用量が多く、試算してみると年間約2万円の負担がかかります。
再生可能エネルギー賦課金は、太陽光発電や風力発電、バイオマス、地熱発電などの再エネの買取に必要な費用をまかなうための賦課金(ふかきん)です。賦課は「税金などを割り当てて負担させる」という意味ですから、再エネ賦課金は実質的な税金と言えます。なぜ国が再エネ賦課金をとるかと言えば、再エネ普及のためです。再エネ発電は今のところ原子力発電や火力発電などより割高ですので、その負担をみんなで負担して再エネを増やそうとしています。具体的には再エネ普及のための「固定価格買取制度(FIT)」を運用するために使われています。したがって、再エネ賦課金の特徴は次のとおりです。
電気を使う人全員が負担する
全国一律の価格
もちろん不平等が出ないように次のような措置もとられています。
電気利用量に比例して徴収する
太陽光発電などの再エネ利用分には再エネ賦課金をかけない
また、これとは別に今、国の方から特別措置ということで、kWhあたり3円50銭の値引きがなされていますが、これも6月で終了、6月の値引きが1円50銭となり、7月分からはゼロになります。賦課金の2円9銭と特別措置の3円50銭で実質的には昨年の7月同期と比較すると5円59銭の上昇となります。つまり上記の凡例にある月260kWh使用の家庭では昨年7月分と比較して1500円ほどの値上がりということになります。賦課金のほうが一気に上がってしまった・・・この物価高の折、なんとかならないのかなという気がします。
7月分から「ちょっと高くない?」「何かで使い過ぎた?」と目に見えて上がった感がするのではないでしょうか。一般家庭より商店、店舗など沢山使用されるところは大変だと思います。ちょうどエアコンの必要時期と重なるのですが、切る訳にもいかないし、一般家庭は熱中症もあるので我慢もできないですし、我慢するのは外食を控えるなど他を節約するしかない?のかな。