は・な・う・た・ま・じ・り

「はぐくむ言葉」と「つみとる言葉」

昼休み、ある雑誌の読者投稿欄を読んでいた。
ふと目に止まった記事があった。

投稿者の方は、進学塾をなさっている女性の方で息子さんがいる。その進学塾は、その地方で、公立中高一貫の学校にも多く、合格者を出しているそうだ。しかし、ご本人の息子さんは、残念ながら、不合格になり、その時目を疑ったそうだ。

その後、謙虚に自らを顧みてあることに気付かれた。それは、子どもに対しての親の言葉掛けだった。
合格したお子さんの、お母さんは、子どもには常に、「応援してるよ」、「あなたの味方だよ」とヤル気を「はぐくむ言葉」を掛けていたそうだ。

反対に、不合格だったお母さんの中には、「何をやってもダメなんです」、「最初からあの子には無理だと思っていたのです」、「お父さんそっくりで嫌になります」など子どものヤル気を「つみとる言葉」が次々と飛び出してきたそうだ。
進学塾の先生であり不合格になったお母さんは猛省し、我が息子に掛けた言葉を思い返したそうだ。
「勉強しなさい。お母さんのカリキュラムは完璧よ」、「お母さんの言う通りにしてればいいんだから」。息子さんが落ちた原因は、実は私の「つみとる言葉」にあったと。


我が家も、受験生がいる。知らず知らずのうちに、「つみとる言葉」をたくさん掛けていたかもしれない。猛省!

受験生ばかりではなく、子育ても同じだと思うし、会社組織の中でも、「はぐくむ言葉」は大切だ。


人の悪い点を指摘し、そこを直すのも指導法だと思うが、それよりは、本人の持つ可能性を引き出す上で、良いところ、強みを伸ばして行くこともより大切だと思う。
言葉の持つ力は大きい。

コメント一覧

ken
☆クーネルさん
http://blog.goo.ne.jp/nice_day002
悪気はないのですが、ふと後で気になる言葉をかけたりしたなと思うことがあるので、自分を戒めながら読みました。

こちらが私のmixiIDです。

id=619389

悪気はないのですが、ふと後で気になる言葉をかけたりしたなと思うことがあるので、自分を戒めながら読みました。

こちらが私のmixiIDです。

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ken



ken
☆日々くさぐささん
http://blog.goo.ne.jp/nice_day002
叱られた歯医者さんには二度と行かないばかりか、たぶん「あそこでこういわれた」そんな評判が立ってその歯医者さん、その一言でマイナスですよね。

ken
酒粕大好きクーネル
ジョークですが~
冷たくて 寒くて

kenさんこんにちは! よく冷えますね。
    

昨年秋以来 歯科に通っています。
とてもフレンドリーなドクターで、丁寧な説明
もあり、又質問にも気軽に応じて下さるので
私は気に入っています。

昨日、治療をしながらの話です。
○○さん、転倒しないようにしようねっ!
若い人なら良いのだけれど~~

う~~ん 優しい言葉を有り難うございます。
治療を受けながら 心の中で

それでも 気分を阻害されたとは感じないで
帰宅出来たのは、日頃の患者さんへの
姿勢が伝わっているからかも知れません。

kenさんの書き込み とても感じ入りました。
私も 気をつけなければなりませんね。
ありがとうございます

追記、昨日のメッセージに私のメルアドの記入を忘れてしまいました。ご免なさい

               では又
日々くさぐさ
2・3日前の新聞に・・・
http://blog.goo.ne.jp/natu0928/
歯医者さんに行った方が

「どうして こんなになるまで放って       おいた んですか!」
と叱責され 別の歯医者さんへ 

別の歯医者さんでは

「よく来てくださいました ぎりぎり歯を抜かなくてもいいですよ もう少し遅れたら抜かなければいけないところでした」

どちらの歯医者さんに行きたいでしょうか?

気持ちを前向きにする 言葉が大切ですね
   
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