一夜明けたバルセロナ最終日、帰国の途に就く前に、清々しい朝のゴシック地区を散策します。
<<2015 バスク・バルセロナ紀行-41>
伝統的なヨーロッパの街の雰囲気が色濃く残る、バルセロナ都心の旧市街エリアである、ゴシック地区。
迷路のように入り組んだ路地を進むと、地区内の至る所に、広場がありました。
そんな広場の1つに面して、向かい合わせに建っている、カタルーニャ州庁舎とバルセロナ市庁舎を眺めながら、バルセロナのカテドラルへと赴きます。
サグラダ・ファミリアとは対照的に、伝統的な重厚さが見事なカテドラルの内部は、圧巻でした!
<サンタ・クレウ・イ・サンタ・エウラリア大聖堂>
極上パエリアに舌鼓を打った夜が明け、朝のバルセロナ(Barcelona)は都心部のゴシック地区(カタルーニャ語:Barri Gòtic スペイン語:Barrio Gótico)へと進入している街路を歩いています。
朝の空気が気持ち良いのは、洋の東西を問いませんね。
ゴシック地区へと、足を踏み入れます。
大通りから少し入った場所に建つ、カタルーニャ州庁舎(Palau de la Generalitat de Catalunya)。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
屋上には、カタルーニャ州旗(右)とスペイン国旗(左)が、掲揚されていました。
流石に役所は、スペイン(スペイン語:España カタルーニャ語:Espanya)の国旗も、掲げていますね(^^;)
日本の都道府県よりも、はるかに強い権限を有する自治政府の庁舎としては、日本の巨大な役所の庁舎を見慣れた目には、こじんまりとして見えます。
マドリー(Madrid)の中央政府と、日々丁々発止の駆け引きを繰り広げる、カタルーニャ(カタルーニャ語:Catalunya スペイン語:Cataluña)の政治の中心として、この内部でやっていることはドロドロしているのでしょうが、建物には、シンプルな装飾ながら、瀟洒な雰囲気を纏った、品の良いセンスを感じました。
広場を挟んで、カタルーニャ州庁舎と対面して建つ、バルセロナ市庁舎(Ajuntament de Barcelona)。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
カタルーニャ州庁舎よりも、堂々とした佇まいですねw
こちらは、屋上には、バルセロナ市旗(右)、スペイン国旗(中央)、カタルーニャ州旗(左)の、3つの旗が掲げられていました。
もう少し陽が高くなれば、この広場も、明るい光に包まれることでしょう。
カタルーニャ州庁舎の傍らの路地を、進んでいきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
路地の左側が、先程撮影した庁舎から続いている建物。
路地を跨いでいる渡り廊下、個性的な装飾が、目を引きました。
路地の路面は、もちろん石畳!
迷宮を思わせる、ヨーロッパの古い街並みの雰囲気が、歩を進める毎に濃くなっていきます♪
石の建築物が建ち並ぶ谷間を縫うように進みます。
日本の街では感じることのできない、石の質感が醸し出す独特の雰囲気を、楽しみます♪
正面突き当りは、袋小路のようにも見えますね。
その、袋小路のようにも見えた突き当りを右へ曲がると、行く手にゴシック様式の尖塔が、幾つも見えてきました。
間もなく、大聖堂の威容が、目に入ってくるはずです。
大聖堂の正面へと、進んでいきます。
バルセロナの司教座聖堂、サンタ・クレウ・イ・サンタ・エウラリア大聖堂(La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulàlia)。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
荘重なゴシック様式のカテドラルは、朝焼けの色彩を、その尖塔に映していました。
その色合いや、光と影とのコントラストが、素晴らしかったです!
この大聖堂は、1298年から約150年の歳月を掛けて、建設されました。
カテドラルの内部は、その外見からは想像もつかない、輝ける色彩の美しさに、包まれていました!!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
射し込んでくる朝の陽光に、壁や天井が黄金に光り輝く…正に、神の世界の演出ですね。
祭壇とその周囲も、黄金色に輝いています。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
21世紀の今日でも、これ程神秘的な雰囲気を感じさせるのですから、この大聖堂が完成した当時の人々は、ここが天国そのものと感じられたことでしょう。
この大聖堂も、地下にも礼拝堂を設けています。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
地下への階段は、鉄柵の扉が閉じられていて、礼拝堂へと進むことはできませんでしたが、明るい祭壇周辺とは対照的に明るさを抑えた、秘めやかな雰囲気は、鉄柵の扉の外側からでも、十分に感じ取ることができました。
何とも不思議な立体感を感じた、荘厳なカテドラルの内部。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
柱が天井部で広がっているイメージは、椰子の木を連想させます。
光の按配で、くすんだ色合いに見える場所もあります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
祭壇の脇に当たる場所ですが、十字架の背後のステンドグラスの青が、黄金色の壁に囲まれて、インパクトのある見応えで、視線を捉えられました。
幾重にも、同じ装飾が連続している天井…見とれていると、吸い込まれるような錯覚に陥ります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
聖堂内に人の気配は、ほとんど感じられません。
独り感慨に耽りながら、静寂に包まれた聖堂を巡り歩くのも、新鮮な体験でした。
細かな模様が、射し込む日光によって、精緻に浮かび上がった、大聖堂のステンドグラス。
中央部には磔にされたイエスを配して、その周りに、細かなチェック模様のカラフルな輝きが、とても印象的でした。
ふらりと立ち寄ったカテドラルは、神秘的な黄金の光に包まれ、素晴らしい光景に溢れていました。
爽やかな朝の空気と朝の陽光に満たされたカテドラルで、静けさの中に身を置いて、心もスッキリ。
旅先でも早起きした、ご褒美でしょうかw
気分も新たにカテドラルを出て、朝の街の散策を、再開しました。
<2015 バスク・バルセロナ紀行-43>>
<<2015 バスク・バルセロナ紀行-41>
伝統的なヨーロッパの街の雰囲気が色濃く残る、バルセロナ都心の旧市街エリアである、ゴシック地区。
迷路のように入り組んだ路地を進むと、地区内の至る所に、広場がありました。
そんな広場の1つに面して、向かい合わせに建っている、カタルーニャ州庁舎とバルセロナ市庁舎を眺めながら、バルセロナのカテドラルへと赴きます。
サグラダ・ファミリアとは対照的に、伝統的な重厚さが見事なカテドラルの内部は、圧巻でした!
<サンタ・クレウ・イ・サンタ・エウラリア大聖堂>
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極上パエリアに舌鼓を打った夜が明け、朝のバルセロナ(Barcelona)は都心部のゴシック地区(カタルーニャ語:Barri Gòtic スペイン語:Barrio Gótico)へと進入している街路を歩いています。
朝の空気が気持ち良いのは、洋の東西を問いませんね。
ゴシック地区へと、足を踏み入れます。
大通りから少し入った場所に建つ、カタルーニャ州庁舎(Palau de la Generalitat de Catalunya)。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
屋上には、カタルーニャ州旗(右)とスペイン国旗(左)が、掲揚されていました。
流石に役所は、スペイン(スペイン語:España カタルーニャ語:Espanya)の国旗も、掲げていますね(^^;)
日本の都道府県よりも、はるかに強い権限を有する自治政府の庁舎としては、日本の巨大な役所の庁舎を見慣れた目には、こじんまりとして見えます。
マドリー(Madrid)の中央政府と、日々丁々発止の駆け引きを繰り広げる、カタルーニャ(カタルーニャ語:Catalunya スペイン語:Cataluña)の政治の中心として、この内部でやっていることはドロドロしているのでしょうが、建物には、シンプルな装飾ながら、瀟洒な雰囲気を纏った、品の良いセンスを感じました。
広場を挟んで、カタルーニャ州庁舎と対面して建つ、バルセロナ市庁舎(Ajuntament de Barcelona)。
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カタルーニャ州庁舎よりも、堂々とした佇まいですねw
こちらは、屋上には、バルセロナ市旗(右)、スペイン国旗(中央)、カタルーニャ州旗(左)の、3つの旗が掲げられていました。
もう少し陽が高くなれば、この広場も、明るい光に包まれることでしょう。
カタルーニャ州庁舎の傍らの路地を、進んでいきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
路地の左側が、先程撮影した庁舎から続いている建物。
路地を跨いでいる渡り廊下、個性的な装飾が、目を引きました。
路地の路面は、もちろん石畳!
迷宮を思わせる、ヨーロッパの古い街並みの雰囲気が、歩を進める毎に濃くなっていきます♪
石の建築物が建ち並ぶ谷間を縫うように進みます。
日本の街では感じることのできない、石の質感が醸し出す独特の雰囲気を、楽しみます♪
正面突き当りは、袋小路のようにも見えますね。
その、袋小路のようにも見えた突き当りを右へ曲がると、行く手にゴシック様式の尖塔が、幾つも見えてきました。
間もなく、大聖堂の威容が、目に入ってくるはずです。
大聖堂の正面へと、進んでいきます。
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バルセロナの司教座聖堂、サンタ・クレウ・イ・サンタ・エウラリア大聖堂(La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulàlia)。
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荘重なゴシック様式のカテドラルは、朝焼けの色彩を、その尖塔に映していました。
その色合いや、光と影とのコントラストが、素晴らしかったです!
この大聖堂は、1298年から約150年の歳月を掛けて、建設されました。
カテドラルの内部は、その外見からは想像もつかない、輝ける色彩の美しさに、包まれていました!!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
射し込んでくる朝の陽光に、壁や天井が黄金に光り輝く…正に、神の世界の演出ですね。
祭壇とその周囲も、黄金色に輝いています。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
21世紀の今日でも、これ程神秘的な雰囲気を感じさせるのですから、この大聖堂が完成した当時の人々は、ここが天国そのものと感じられたことでしょう。
この大聖堂も、地下にも礼拝堂を設けています。
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地下への階段は、鉄柵の扉が閉じられていて、礼拝堂へと進むことはできませんでしたが、明るい祭壇周辺とは対照的に明るさを抑えた、秘めやかな雰囲気は、鉄柵の扉の外側からでも、十分に感じ取ることができました。
何とも不思議な立体感を感じた、荘厳なカテドラルの内部。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
柱が天井部で広がっているイメージは、椰子の木を連想させます。
光の按配で、くすんだ色合いに見える場所もあります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
祭壇の脇に当たる場所ですが、十字架の背後のステンドグラスの青が、黄金色の壁に囲まれて、インパクトのある見応えで、視線を捉えられました。
幾重にも、同じ装飾が連続している天井…見とれていると、吸い込まれるような錯覚に陥ります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
聖堂内に人の気配は、ほとんど感じられません。
独り感慨に耽りながら、静寂に包まれた聖堂を巡り歩くのも、新鮮な体験でした。
細かな模様が、射し込む日光によって、精緻に浮かび上がった、大聖堂のステンドグラス。
中央部には磔にされたイエスを配して、その周りに、細かなチェック模様のカラフルな輝きが、とても印象的でした。
ふらりと立ち寄ったカテドラルは、神秘的な黄金の光に包まれ、素晴らしい光景に溢れていました。
爽やかな朝の空気と朝の陽光に満たされたカテドラルで、静けさの中に身を置いて、心もスッキリ。
旅先でも早起きした、ご褒美でしょうかw
気分も新たにカテドラルを出て、朝の街の散策を、再開しました。
<2015 バスク・バルセロナ紀行-43>>
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