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時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

京都紅葉巡り2013-8~秋の味覚を楽しむ昼餉

2013-12-07 10:57:54 | 京都
 善峯寺から阪急電車の西向日駅へと引き返す頃には、時間もちょうどお昼時に差し掛かりつつあり、善峯寺のすぐ近くにある食事処にて昼食を摂ることにしました。

 「たまには秋の味覚を味わってみよう!」ということで、奮発してみました!

 普段はそうそう食す機会のない「味覚の王様」を、この機に少しばかり体験。
 上品な芳香と豊かな風味を楽しめた昼ご飯でした♪

 紅葉とは関係のない、食べ物の記事となりましたが、紅葉巡りの中でいただいた食事ということで、紅葉巡りの1つの記事としました。

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 善峯寺のバス停から道伝いに歩いて5分程で、「よしみね乃里」に到着。
 地元農家の手になる自家製の漬物類を販売している他、店内での食事もできるお店です。



 食事をいただくスペースには、このような火鉢も。
 「山里のお店」という感じですね。



 春は筍、秋は松茸や柿等、地元洛西や丹波地方で穫れる豊富な食材による味覚を楽しめる由、ここは奮発するところでしょう!とばかりに、「上選松茸セット」を注文!

 まずテーブルへ運ばれたのは、この炭火でした。
 何をいただけるのか、もうお分かりですよね^^



 続いて、炭火で焼かれるキノコさんご一同様が到着~♪
 松茸だけかと思っていたら、3種のキノコの盛り合わせでした。

 食前酒にと、梅酒も付いています。
 爽やかな甘味で、食欲増進ですw



 左から、松茸、平茸、大黒占地。
 キノコ好きには嬉しい、ゴージャスなトリオw

 どのキノコも立派な大きさ!
 滅多に口に入らないものだからなのか、何だか食べるのがもったいない気になってしまうのも、奇妙なものです(^^;)



 やはり最初は松茸から!!
 人生初の、焼き松茸!

 焦げない程度に焼いていきます。
 焼いている間には、松茸自体の素敵な香りと松茸が焼ける香ばしい香りが同時に鼻腔を擽り、早く食べたい気持ちがはやります(^г^)



 アツアツの焼きたてを、手でほぐしながらいただくのが、焼き松茸の醍醐味ですよね!
 三種のキノコと一緒に塩と醤油が付いてきましたが、何も付けずに松茸の風味だけを味わうのも、充分にアリです^^

 松茸の香りと、仄かな風味をじっくり味わう、何とも贅沢で幸せな時間…永遠に続いて欲しかったw



 大黒占地も続けて炭火にかけてみます。
 日頃スーパーで見掛ける菌床占地とは似ても似つかぬ本占地、こちらも「味占地」と言うだけあり、松茸に引けをとらない旨みが口の中に広がります。

 それにしても、炭火焼きの焼き上がりは本当に美味しいですねぇ!



 平茸も焼いてみましょう!
 やはり焼ける時の香ばしい匂いが、堪りませんね。

 キノコの水分が水蒸気となって立ち上ってゆく光景を目の前に眺めるのも、焼き上がりを待つ間の、じれったくも楽しい時間です♪

 水気が抜けるので、キノコは焼くと縮みますが、それでも食べでのあった平茸でした。



 「松茸セット」、焼き松茸に引き続き、松茸の料理をメインとするセットが運ばれてきました!

 付け合わせの漬物や佃煮も美味しそうです。



 しっかり厚みのある松茸がタップリ入った、松茸ご飯。

 キノコの炊き込みご飯はどれも美味しいですが、この松茸の香りと風味はご飯にも恐ろしい位にマッチして、何杯でもお代わりしたい程でしたw



 これまた定番の松茸料理である、土瓶蒸しも当然に味わえます!

 松茸に、海老、鱧、鱧に隠れて見えていませんが銀杏と、分かっていても嬉しい気分に浸れる、土瓶蒸しの不思議な具たちです(^-^)



 まずは、松茸の香り高い、そのつゆを杯にとっていただきます!
 う~ん…シアワセです(´▽,`)

 柑橘を塗った杯に注いだ香しいつゆには、つゆの上品な風味と柑橘のサッパリした酸味とが素晴らしい相性で混じり合って、その素晴らしい美味しさを自ずとジックリ舌の上で転がしていた、至福のひと時でした^^



 まずはジックリとつゆの味と香りを楽しんでから、具もいただくとしましょう!

 秋の味覚が杯の中に勢揃い♪
 それ自体美味しいだけでなく、極上の出汁となって、美食の秋を支えてくれる食材たち。
 姿を愛おしみつつ、有難くいただきます。

 臓腑へそっと染み込むような、優しげな食感もまた、趣を感じさせます。



 程良く快適な満腹感に包まれて完食した松茸尽しのリッチな昼食、〆はコーヒーと冨有柿。

 柿の盛り付けに、秋を感じますね。



 濃厚な甘味でありながら、サッパリとした後口がとても美味しかった冨有柿。

 この冨有柿も地元産とか。
 本当に食材に恵まれた、洛西から丹波にかけての地域です。
 このような地域と接している京都が、美食の都でもある訳ですね!

 とてもヘルシーに食欲が満たされてこの後、これ以上ない程の秋晴れの下、阪急電車の西向日(にしむこう)駅への約7kmのウォーキングへと、足取りも軽く繰り出します♪

 平成25年(2013年)の京都の紅葉巡りは、出掛けたいずれの日にも、天候にも恵まれた絶好の散策日和の中を、紅葉や秋の味覚を目と舌とで存分に味わうことができた、素敵な小旅行とすることができました。
 京都の中でも遠かったりアクセスの問題で日頃は足の遠のいていた地域を巡るのに、この季節は本当にピッタリだなぁ、と改めて実感した、今回の京都紅葉巡りの旅。
 来年もまた、素敵な紅葉との出会いがありますように。



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4 コメント

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Unknown (プー太郎)
2013-12-08 00:54:48
焼き鳥もそうですがキノコ類もフライパンではなく炭火焼をすると数段美味しくなるのですね。何故か不思議です。
松茸は「松茸風味のお茶漬けの素」しかいただいたことがないのでどうしても美味しいという印象がないのですがじっさいの松茸は全く異なる味と香りなのだと思います。
来年11月の終わりに京都に行く予定で紅葉も楽しみにしていたのですが、kikiさんとtaろうさんのコメントのやりとりを拝読していくうちに、日本の観光地の驚異的な混み具合が頭の中で蘇り「私にはやっぱり無理、無理!」という叫び声が聞こえてきました。


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Unknown (kiki)
2013-12-08 16:41:19
焼き松茸、香りがこちらまで漂ってきそうです♪
こちらのお店、お漬物屋さんかと思ってましたが、お食事もできるのですね。
大黒しめじ、我が家で今年何度も登場してますよ~^^
大きく、サクサク感があって食べ応え十分で美味しいです。
今年は松茸、お蕎麦屋さんの定食に付いていた「マツタケごはん」だけだった気がします・・・。
今年は丹波で豊作と聞いてましたがあまりスーパーでも見かけなかった気がします。見たからと言って買えませんけど^^;
プー太郎さん、京都の観光地シーズンは混雑しますが怯まず是非!
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プー太郎さん。 (taろう)
2013-12-08 20:30:41
やはり炭火焼きにすると、直火で炙るような形となるのが、フライパンで焼く時との違いなのでしょうか。
私も、ここまで本格的に「本物」の松茸を本格的にいただいたのは、実は初めてであったりして、緊張しました(^^;)
炭火にかけて少しした頃から漂ってきた、炙られて香ばしさも加わった松茸の香りは、堪らなく素晴らしいものでした!
香りだけでなく、繊細で上品な風味にもまた、このキノコが珍重される理由が瞬時に理解することができました♪
kikiさんも仰るとおり、頑張って是非京都の秋を味わっていただきたいです!!
混雑といっても、東京のラッシュアワーに比べたら可愛いものですので、ご安心を?!
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kikiさん。 (taろう)
2013-12-08 20:40:57
焼き松茸は、多くの人が虜になるのも納得の香りと味でした!
漬物類の販売がメインのようですが、販売スペースの奥に、きちんと食事用のスペースも確保されていて、松茸セット以外にも結構メニューは充実していました^^
大黒占地も初めて口にしましたが、仰るとおり、しっかりした食べ応えのある食感が素敵なキノコですね。
噛む程に口の中に広がる旨みにも魅了されました♪
先日の検査で入院せずに済んだので、お財布にも少し余裕ができたので、せっかくの機会にホンモノをいただいてみようという気になりましたw
丹波は産地ですが、やはり上物は京都や東京のいいお店へ直行してしまうのでしょうね。。。
寺町の「とり市」の前を通る度、値札に度肝を抜かれています;
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