
空の展望所から、間越(はざこ)方面である北方向の眺めをひとしきり堪能して後、ドライブを再開、空の展望所に劣らず眺望の素晴らしい、豊後くろしおラインを快走します。
空の展望所から少し進むと、今度は、南方向の眺望が開けてきます。
南の方向には、日向灘の海原が広がり、進行方向へ目を遣れば、深く複雑に陸地へと切れ込んでいる入津湾によってこちら側と隔てられた対岸を、正面に眺めることができました。
その、対岸の半島に聳える、仙崎山の近くの高台にある公園を目指します!
到着した仙崎の公園は、雲が通り過ぎる尾根上にあり、折しも天候の変わりやすい山中の如く、強風に乗って次から次へと雲が流れゆく荒漠とした雰囲気に包まれていました。
豊後くろしおラインを走行中の好天が嘘であったような、天候の急変ぶりに驚き、その荒天に相応しいような、荒々しい風景に見入りました。
<豊後くろしおライン>
<仙崎つつじ公園>

「空の展望所」を出発、「豊後くろしおライン」を南へ走ります。
海へ突き出た山腹を縫って走る豊後くろしおライン、行く手にも、海と山とが織り成す、素敵な風景のパノラマが広がる予感が。
カーブと脇見に気を付けていれば、快適なドライブウェイです♪

車を駐めて、南に広がる紺碧の海を、しばし眺めます。
九州と四国との間の豊後水道が、ちょうど日向灘へと繋がる辺りの海となります。
海沿いの山々には、雲が掛かりだしていましたが、この時の海上はまだ青空…惹き込まれそうなブルーの海の色に、見とれていました。

佐伯の沿岸部は、山が海まで迫り、複雑な形をした幾つもの湾が陸地へ深く切れ込む、リアス式の地形となっていて、道路も険しい山腹を切り開いて通さざるを得なかったことが分かりますね。
カーブの標識に誘われながら、ゆっくりのんびり、先へと進んでいきます。

海側には、海と山の雄大な景色が広がり続けています。
画像左側の豊後水道から、画像右方向の入津湾(「入津」の読みは「にゅうづ」)へと続く、ちょうど湾口の位置を眺めています。
湾口辺りには、養殖筏らしきものも見えていますね。
正面に見えている対岸の山頂辺りに雲が掛かっている辺りが、目指す仙崎なのですが。。。

…という訳で、先程の豊後くろしおラインから眺めていた地点から、入津湾岸沿いにぐるりと巡り、30分程掛かって到着した、仙崎つつじ公園です。
本当に、先程対岸に見えていた山頂近くにあって、一旦入津湾の沿岸まで下りた道路から分岐する一本道で、再び山へと分け入りました。
京都の山中にも似ていた、小型車でもすれ違い困難な細い山道を、対向車の来ないことを祈りながら進んでいくと、辿り着いたのは公園の広場のようなスペース。
地形図で確認すると、標高は約300m。
この標高差を、入津湾岸の道路の分岐点から、数キロの距離で一気に駆け上がったことになります。
5月初旬で、つつじもまだ見られるかなぁ、とも思いましたが、この公園では既に散ってしまったらしく、つつじの花を見ることは、ほとんどできませんでした。
豊後くろしおラインを走行中の晴天が嘘のように、広場を吹き抜ける風に乗って、雲がミストのように、続々とこの広場を覆うように通り過ぎてゆきます。
気温もグッと下がったようで、半袖では肌寒い程でした;
広場には、他の車も人影もなく、雲が通り過ぎる荒涼とした雰囲気に包まれていました。。。

広場のすぐ南側には、海を望める展望台がありました。
大分県の最南部、宮崎県はもう目の前という、日向灘の荒々しい風景。
北にある入津湾側から、海へ突き出た山々の尾根を越えて来る雲が、レースのカーテンのように、風景に淡いフィルターを掛けているような、印象的な眺めでした。
手前の崖は、崩落しているようですね;

…というか、立っていた展望台の柵のすぐ足許までもが、この有様…!!
直下に見えている木、明らかに土石になぎ倒されていますよね((((;゜Д゜))))
美しい紺碧の海も、奈落の底に見えてきた、掌もジットリと汗ばんできた光景でした;

抉られたように、崩れ落ちているのが、よく分かります…。
左側の土など、まだ崩れ落ちてそれ程時間が経っていないような色にも見えるし…><
…高所恐怖症の身で、よせばいいのに、吸い込まれそうになる衝動に耐えながら、惹き込まれるような眺めに喰らい付いていました(喰らい付かれていました…かな)。。。

うっすらと雲の掛かる、晴れとも曇りとも判然としない風景は、幻想的にも見えて、やはり見とれてしまいます。
天候の移ろいやすい山と、ダイナミックな海の、両方の眺めを同時に楽しんでいます♪
遠景がガスっているせいで、手前の崩れている部分が一層生々しいですね;

…そうこうしているうちに、空がみるみる雲に覆われてきました。
海上にも、荒涼感が広がってきたようです。
この辺りの海岸は、悉く断崖となって海へと切れ落ちていますね。
手前の、崩れている斜面も物凄い急な角度で、もしそこに立っていようものなら、あっという間に海へと滑り落ちていきそうです;;

ひとかたまりの雲が日向灘へと吹き抜けていくと、空には明るさが戻ってきます。
何故かホッとする気分になるのも束の間…すぐに次の雲の一団が、尾根を越えて吹き掛かってくるのですが。。。
この辺りと同様に、険しい地形の海岸が、宮崎県へと続いていくのを、この展望台から遠望することができます。
岩礁の周囲の輪郭がはっきりと白く見えていて、外海(太平洋)である日向灘の荒々しさを実感。
日向灘の眺めをひとしきり堪能して、車を駐めた広場へと引き返し、仙崎つつじ公園の周囲を散策します。
空の展望所から少し進むと、今度は、南方向の眺望が開けてきます。
南の方向には、日向灘の海原が広がり、進行方向へ目を遣れば、深く複雑に陸地へと切れ込んでいる入津湾によってこちら側と隔てられた対岸を、正面に眺めることができました。
その、対岸の半島に聳える、仙崎山の近くの高台にある公園を目指します!
到着した仙崎の公園は、雲が通り過ぎる尾根上にあり、折しも天候の変わりやすい山中の如く、強風に乗って次から次へと雲が流れゆく荒漠とした雰囲気に包まれていました。
豊後くろしおラインを走行中の好天が嘘であったような、天候の急変ぶりに驚き、その荒天に相応しいような、荒々しい風景に見入りました。
<豊後くろしおライン>
<仙崎つつじ公園>
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「空の展望所」を出発、「豊後くろしおライン」を南へ走ります。
海へ突き出た山腹を縫って走る豊後くろしおライン、行く手にも、海と山とが織り成す、素敵な風景のパノラマが広がる予感が。
カーブと脇見に気を付けていれば、快適なドライブウェイです♪

車を駐めて、南に広がる紺碧の海を、しばし眺めます。
九州と四国との間の豊後水道が、ちょうど日向灘へと繋がる辺りの海となります。
海沿いの山々には、雲が掛かりだしていましたが、この時の海上はまだ青空…惹き込まれそうなブルーの海の色に、見とれていました。

佐伯の沿岸部は、山が海まで迫り、複雑な形をした幾つもの湾が陸地へ深く切れ込む、リアス式の地形となっていて、道路も険しい山腹を切り開いて通さざるを得なかったことが分かりますね。
カーブの標識に誘われながら、ゆっくりのんびり、先へと進んでいきます。

海側には、海と山の雄大な景色が広がり続けています。
画像左側の豊後水道から、画像右方向の入津湾(「入津」の読みは「にゅうづ」)へと続く、ちょうど湾口の位置を眺めています。
湾口辺りには、養殖筏らしきものも見えていますね。
正面に見えている対岸の山頂辺りに雲が掛かっている辺りが、目指す仙崎なのですが。。。

…という訳で、先程の豊後くろしおラインから眺めていた地点から、入津湾岸沿いにぐるりと巡り、30分程掛かって到着した、仙崎つつじ公園です。
本当に、先程対岸に見えていた山頂近くにあって、一旦入津湾の沿岸まで下りた道路から分岐する一本道で、再び山へと分け入りました。
京都の山中にも似ていた、小型車でもすれ違い困難な細い山道を、対向車の来ないことを祈りながら進んでいくと、辿り着いたのは公園の広場のようなスペース。
地形図で確認すると、標高は約300m。
この標高差を、入津湾岸の道路の分岐点から、数キロの距離で一気に駆け上がったことになります。
5月初旬で、つつじもまだ見られるかなぁ、とも思いましたが、この公園では既に散ってしまったらしく、つつじの花を見ることは、ほとんどできませんでした。
豊後くろしおラインを走行中の晴天が嘘のように、広場を吹き抜ける風に乗って、雲がミストのように、続々とこの広場を覆うように通り過ぎてゆきます。
気温もグッと下がったようで、半袖では肌寒い程でした;
広場には、他の車も人影もなく、雲が通り過ぎる荒涼とした雰囲気に包まれていました。。。

広場のすぐ南側には、海を望める展望台がありました。
大分県の最南部、宮崎県はもう目の前という、日向灘の荒々しい風景。
北にある入津湾側から、海へ突き出た山々の尾根を越えて来る雲が、レースのカーテンのように、風景に淡いフィルターを掛けているような、印象的な眺めでした。
手前の崖は、崩落しているようですね;

…というか、立っていた展望台の柵のすぐ足許までもが、この有様…!!
直下に見えている木、明らかに土石になぎ倒されていますよね((((;゜Д゜))))
美しい紺碧の海も、奈落の底に見えてきた、掌もジットリと汗ばんできた光景でした;

抉られたように、崩れ落ちているのが、よく分かります…。
左側の土など、まだ崩れ落ちてそれ程時間が経っていないような色にも見えるし…><
…高所恐怖症の身で、よせばいいのに、吸い込まれそうになる衝動に耐えながら、惹き込まれるような眺めに喰らい付いていました(喰らい付かれていました…かな)。。。

うっすらと雲の掛かる、晴れとも曇りとも判然としない風景は、幻想的にも見えて、やはり見とれてしまいます。
天候の移ろいやすい山と、ダイナミックな海の、両方の眺めを同時に楽しんでいます♪
遠景がガスっているせいで、手前の崩れている部分が一層生々しいですね;

…そうこうしているうちに、空がみるみる雲に覆われてきました。
海上にも、荒涼感が広がってきたようです。
この辺りの海岸は、悉く断崖となって海へと切れ落ちていますね。
手前の、崩れている斜面も物凄い急な角度で、もしそこに立っていようものなら、あっという間に海へと滑り落ちていきそうです;;

ひとかたまりの雲が日向灘へと吹き抜けていくと、空には明るさが戻ってきます。
何故かホッとする気分になるのも束の間…すぐに次の雲の一団が、尾根を越えて吹き掛かってくるのですが。。。
この辺りと同様に、険しい地形の海岸が、宮崎県へと続いていくのを、この展望台から遠望することができます。
岩礁の周囲の輪郭がはっきりと白く見えていて、外海(太平洋)である日向灘の荒々しさを実感。
日向灘の眺めをひとしきり堪能して、車を駐めた広場へと引き返し、仙崎つつじ公園の周囲を散策します。
やはり九州は南に位地しているので暖かいののでしょう。
我が家付近ではまだいまだにつつじが咲いていますよ!
崖、怖いですね。火曜サスペンスのオープニングの撮影に使用できそうなロケーションですね(笑)
雨、風が吹きつけ、また侵食も激しくどんどん削れて行くのでしょうね。自然の力、そうして何十年後、何百年後はまた山の形も変わっていくのですね。
九州は、食べ物だけでなく、景色も本当に素晴らしいですね♪
道路の法面につつじらしき花が吐いている場所もあったので、「もしかしたら…」と一縷の望みを抱きましたが、つつじ公園のつつじは4月の見頃を終えていました。
つつじは残念でしたが、雲に霞む、幻想的な風景を楽しむことができたので、良しとしますw
海から切り立った地形で、雲がぶつかり、雨も多いのでしょう…日向灘の荒波にも晒されて、断崖での土砂崩れや、道路への落石も至る所で発生していました;
確かに、この雰囲気は、サスペンスのロケ地に売り出せそうですね!
標高300mでもずいぶん気温が違うものなのですね。
雲の水蒸気で空気が冷やされているのかしら。
お天気が良かったら、逆に山頂の方が日差しが強くて厚く感じそうですよね。
taろうさんは高所恐怖症と仰りながら、結構断崖の写真が多いですよね。
もしかしたら、恐怖感を克服することが楽しいのかもしれませんね(笑)
風が強い日は雲の流れが早く、影と晴れ間が交互にやってきて、ビデオの早回しを見てるみたいな感じがしますよね。
標高300mでも、天気や気温の急変ぶりから、紛れもなく山の中と、認識を改めました。
雲が掛かると、半袖では寒い位で、ほんの少し前の海辺での、穏やかで爽やかな天候が夢であったかのように、風景まで荒涼としていました;
真夏の街中で見られる、ミストを浴びた時と同じ「におい」がしました。
断崖では、カメラのアングル外で、しっかりと柵を握りしめていますw
高所は本当に怖いですが、絶景への感嘆が勝ってしまって、おっかなびっくり眺めているので、他の人が端から見ていたら、腰が引けていてぎこちなく見えるのではないでしょうか(^^;)
仙崎では、この雲の流れのおかげで、他とは違う雰囲気のある素敵な眺めを楽しむことができました♪
ポジティブに考えていたら、何だかトクした気分になるものですね!