スプリット(Split)を出発後、順調に飛行を続けるクロアチア航空412便(OU412)(ルフトハンザ6005便(LH6005))は、いつしかクロアチア(Hrvatska)領空を出、イタリアはヴェネツィア(Venezia)附近の上空を通過して、ヨーロッパ大陸の内陸深く、分け入り始めました。
これからイタリアからオーストリアへと入りアルプスを越え、ドイツのフランクフルト(Frankfurt)へと向かいます。
______________________________________________
いよいよ、アルプス越えにかかります。
イタリアとオーストリアとの国境附近でしょうか、遙か彼方まで、山並みが続いているのが、見渡せます。
頂上附近に、まだ雪の残っている峰々が多いです。
遅い昼食も食べ終えて、アルプスを眺めながら優雅にティータイム♪
「森のフルーツティー(FOREST FRUIT TEA)」と銘打った、パッケージを見たところベリー系なティーバッグに、「伝統的なクロアチアのビスケット(TRADITIONAL CROATIAN BISCUIT、ハンドメイドとも記載されていました)」が付いて、例によって砂糖の袋が2つw
本当にヨーロッパの方々は、甘い味が大好物ですね~(-o-;)
ティーバッグを浸すと、ご覧のような鮮やかなベリー色、風味豊かな酸味も利いていて、砂糖抜きで、あっさりと美味しくいただきました!
素朴なビスケットの甘みと、ちょうどバランスがとれていました♪
アルプスの山々も後方へと過ぎ去り、眼下には、田園風景が広がってきました。
アルプスを過ぎると、なだらかな平原が、どこまでも続いています。
既に、ドイツに入っているようです。
ガラガラのビジネスクラス。
前3列のビジネスクラスのキャビンで、乗客は私を含めて2名のみ…機内サービスで差があるとはいえ、エコノミークラスと同じ座席を2人掛けにしているだけで、2時間足らずのフライトで約9万円のお値段では、こうなっても仕方ないでしょう。
私は、シンガポール(Singapore)発のドイツ経由スプリット往復で、ファーストクラスのチケットを購入しており、ドイツ⇔クロアチアの区間は、自動的にビジネスクラスで予約されていました。
エコノミークラスは、ほぼ満席状態でした。。。
あと数分で、フランクフルトに到着です。
手前から奥へと流れている大きな川が、ライン川(Rhein)で、その左岸に、ラインラント・ファルツ(Rheinland-Pfalz)州の州都でもある都市、マインツ(Mainz)が見えています。
また、右からライン川に合流している細い川は、フランクフルト市内も流れている、マイン川(Main)です。
ライン川は州境にもなっていて、マインツの対岸の右岸は、フランクフルトも属している、ヘッセン(Hessen)州となります。
因みに、フランクフルトの正式名は、「フランクフルト・アム・マイン(Frankfurt am Main、マイン河畔のフランクフルト)」といいます。
ドイツ東部のポーランド国境を流れる、オーダー川(Oder、オーデル川)のほとりには、同じ「フランクフルト」の名を持つ、「フランクフルト・アン・デア・オーダー(Frankfurt an der Oder、オーダー(オーデル)河畔のフランクフルト)」という、別の都市があります。
フランクフルト空港(Flughafen Frankfurt am Main)に着陸です。
ヨーロッパを代表するハブ空港の1つである、この空港は、ミュンヘン・フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港(Flughafen München Franz Josef Strauß)と共に、ルフトハンザのホームベースでもあります。
圧倒的多数のルフトハンザの飛行機に混じって、ぽつんと1機だけ、こんな飛行機も。
はるばる成田から、一足お先に到着して、ひと休み中のようです^^
クロアチアでの素晴らしい思い出でいっぱいになった頭から、すっかりご無沙汰になってしまっていた、日本を思い出した瞬間でしたw
ANA機は、数時間後には、成田へとんぼ返り…ご苦労様です!
こちらも、ほぼ定刻どおり、16時40分に無事到着しました!
降機の瞬間、今回の旅行でのクロアチアとの繋がりが、完全に終了しました。
ここまで運んでくれたエアバス君に、別れを告げます><
本当に名残惜しい、クロアチアに縁のあるものとの、惜別のラストショット。
前を向けば、もう視界からは外れてしまいます…後ろ髪を引かれる思いで、入国審査へと足を向けます。
往路のミュンヘン空港と良く似ている殺風景な、入国審査場へと続く通路。
正面に見える、青ランプのゲートの向こうで、入国審査を受けます(2011年5月現在、クロアチアは非シェンゲン国であったため)。
入国審査場の手前にあった、外貨両替のブースが目に入った刹那、スプリット空港で余ったクーナ(Kuna)をユーロ(Euro)に両替するのを、すっかり忘れていたことに気付いて、慌てて駆け込みました;
このところ訪れたヨーロッパ諸国は、軒並みユーロ圏であり、国境を越える時には両替が当然であった頃の記憶は、完全に消え失せていました…。
これも、ユーロ導入の影響ですかね(^^;
入国審査も、お姉さんが、機械的に、パスポートにスタンプを押すだけだったクロアチアとは大違い、イカつい大男が、眼光鋭く、入国目的や滞在期間等を、矢のように問い質します…。
「目的は?ビジネス?観光?」
「…観光です」
「観光!…滞在期間は?いつまでステイ?」
「(いちいち繰りかえさんでも;)…明日まで」
「TOMORROW!!」
「(そない大声出さんでも;;)ト、トランジット!明日帰国ってこと!!」
「航空券を見せろ…(Eチケット控を一瞥;)シンガポール?(パスポート表紙を一瞥;)日本に帰るんじゃないのか!?」
「(シンガポール~大阪のEチケット控も差し出し;;)シンガポール経由で日本へ帰るつもりなの!」
「…(無言でパスポートに入国スタンプを押して返した後顎をしゃくって「逝行ってよし」のゼスチャー(||-_-#)」
「…(無言でパスポートを受け取りブースを通り抜けてドイツ入国;)」
…決して怒っている訳ではなく、マニュアルに従って(流石にマニュアルにも「顎をしゃくる」はないと思います)、こちらの言ったことを確認しながら、淡々と仕事をしているだけなのでしょうが、フィジカル&気迫に圧倒されて、「紛れもなくここはドイツ」ということを、存分に実感することができました;;
それにしても、クロアチア人とドイツ人、こうも違うのか…ドイツ人恐過ぎます!!
何はともあれ、ドイツ入国が許されw、預け荷物を受け取りに、ターンテーブルのフロアへと向かいます。
ここは出発フロアでもあり、正面の案内標識のあたりに、1つ下の到着フロアにあるターンテーブルへと続く、エスカレータがあります。
無事に預け荷物も受け取って、到着口から出てきました!
ホテルまでは、初めは電車で行こうかと思っていましたが、少し疲れたので、目の前に乗り場がある、タクシーで行くことにしました。
タクシー(ドイツではポピュラーなメルセデス(Mercedes-Benz)です)は、約15分で、フランクフルトの市街地へと入ってきました。
車窓から見えているのは、フランクフルト中央駅(Frankfurt (Main) Hauptbahnhof)の近くにあるメッセ(Messe)会場の建物の1つです。
空港からは高速道路(Autobahn、アウトバーン)を走行するのですが、大体片側3~5車線の走路をビッシリ埋め尽くした車の大群が、車間もピッチリ詰めて、150km/h以上のスピードで、右に左に車線変更しながら疾走する様子(阪神高速の環状線を更に凶暴化した感じ)には、肝を潰しました(||゜д゜;)))
タクシーの運ちゃんも、飛ばすこと飛ばすこと…ジャンクションの直前では、僅かな車間にタクシーをねじ込むように、5車線の左端の車線から右端の車線へと、一気に移動…他の車を目にする機会も少なかった、クロアチアの高速道路とのあまりの違いに、しばらくボーゼン;;
何だか、気分はすっかりお上りさんでした(^^;
空港からホテルまでは、20分程で到着しました!
体力的には確かに楽ちんでしたが、精神的にはちょっと…な20分でした。
チェックイン後、部屋に入るなり、入口から近い順に、部屋をチェックw
全てがセパレートされた、バスルーム。
トイレとシャワーブースです。
広~い洗面台を挟んだ反対側に、バスタブがあります。
部屋は角部屋で、見晴らしがとても良かったです♪
どこのホテルかは、すぐにお分かりになった方もいらっしゃると思いますが、今は伏せておきます(そのうちバレますので;)
クロアチアでの、外国初となった高速道路の運転でも緊張していたらしく、今頃になってドッと疲労感が押し寄せてきました。。。
このままベッドに横たわったら、そのまま爆睡してしまいそうでした。
これからイタリアからオーストリアへと入りアルプスを越え、ドイツのフランクフルト(Frankfurt)へと向かいます。
______________________________________________
いよいよ、アルプス越えにかかります。
イタリアとオーストリアとの国境附近でしょうか、遙か彼方まで、山並みが続いているのが、見渡せます。
頂上附近に、まだ雪の残っている峰々が多いです。
遅い昼食も食べ終えて、アルプスを眺めながら優雅にティータイム♪
「森のフルーツティー(FOREST FRUIT TEA)」と銘打った、パッケージを見たところベリー系なティーバッグに、「伝統的なクロアチアのビスケット(TRADITIONAL CROATIAN BISCUIT、ハンドメイドとも記載されていました)」が付いて、例によって砂糖の袋が2つw
本当にヨーロッパの方々は、甘い味が大好物ですね~(-o-;)
ティーバッグを浸すと、ご覧のような鮮やかなベリー色、風味豊かな酸味も利いていて、砂糖抜きで、あっさりと美味しくいただきました!
素朴なビスケットの甘みと、ちょうどバランスがとれていました♪
アルプスの山々も後方へと過ぎ去り、眼下には、田園風景が広がってきました。
アルプスを過ぎると、なだらかな平原が、どこまでも続いています。
既に、ドイツに入っているようです。
ガラガラのビジネスクラス。
前3列のビジネスクラスのキャビンで、乗客は私を含めて2名のみ…機内サービスで差があるとはいえ、エコノミークラスと同じ座席を2人掛けにしているだけで、2時間足らずのフライトで約9万円のお値段では、こうなっても仕方ないでしょう。
私は、シンガポール(Singapore)発のドイツ経由スプリット往復で、ファーストクラスのチケットを購入しており、ドイツ⇔クロアチアの区間は、自動的にビジネスクラスで予約されていました。
エコノミークラスは、ほぼ満席状態でした。。。
あと数分で、フランクフルトに到着です。
手前から奥へと流れている大きな川が、ライン川(Rhein)で、その左岸に、ラインラント・ファルツ(Rheinland-Pfalz)州の州都でもある都市、マインツ(Mainz)が見えています。
また、右からライン川に合流している細い川は、フランクフルト市内も流れている、マイン川(Main)です。
ライン川は州境にもなっていて、マインツの対岸の右岸は、フランクフルトも属している、ヘッセン(Hessen)州となります。
因みに、フランクフルトの正式名は、「フランクフルト・アム・マイン(Frankfurt am Main、マイン河畔のフランクフルト)」といいます。
ドイツ東部のポーランド国境を流れる、オーダー川(Oder、オーデル川)のほとりには、同じ「フランクフルト」の名を持つ、「フランクフルト・アン・デア・オーダー(Frankfurt an der Oder、オーダー(オーデル)河畔のフランクフルト)」という、別の都市があります。
フランクフルト空港(Flughafen Frankfurt am Main)に着陸です。
ヨーロッパを代表するハブ空港の1つである、この空港は、ミュンヘン・フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港(Flughafen München Franz Josef Strauß)と共に、ルフトハンザのホームベースでもあります。
圧倒的多数のルフトハンザの飛行機に混じって、ぽつんと1機だけ、こんな飛行機も。
はるばる成田から、一足お先に到着して、ひと休み中のようです^^
クロアチアでの素晴らしい思い出でいっぱいになった頭から、すっかりご無沙汰になってしまっていた、日本を思い出した瞬間でしたw
ANA機は、数時間後には、成田へとんぼ返り…ご苦労様です!
こちらも、ほぼ定刻どおり、16時40分に無事到着しました!
降機の瞬間、今回の旅行でのクロアチアとの繋がりが、完全に終了しました。
ここまで運んでくれたエアバス君に、別れを告げます><
本当に名残惜しい、クロアチアに縁のあるものとの、惜別のラストショット。
前を向けば、もう視界からは外れてしまいます…後ろ髪を引かれる思いで、入国審査へと足を向けます。
往路のミュンヘン空港と良く似ている殺風景な、入国審査場へと続く通路。
正面に見える、青ランプのゲートの向こうで、入国審査を受けます(2011年5月現在、クロアチアは非シェンゲン国であったため)。
入国審査場の手前にあった、外貨両替のブースが目に入った刹那、スプリット空港で余ったクーナ(Kuna)をユーロ(Euro)に両替するのを、すっかり忘れていたことに気付いて、慌てて駆け込みました;
このところ訪れたヨーロッパ諸国は、軒並みユーロ圏であり、国境を越える時には両替が当然であった頃の記憶は、完全に消え失せていました…。
これも、ユーロ導入の影響ですかね(^^;
入国審査も、お姉さんが、機械的に、パスポートにスタンプを押すだけだったクロアチアとは大違い、イカつい大男が、眼光鋭く、入国目的や滞在期間等を、矢のように問い質します…。
「目的は?ビジネス?観光?」
「…観光です」
「観光!…滞在期間は?いつまでステイ?」
「(いちいち繰りかえさんでも;)…明日まで」
「TOMORROW!!」
「(そない大声出さんでも;;)ト、トランジット!明日帰国ってこと!!」
「航空券を見せろ…(Eチケット控を一瞥;)シンガポール?(パスポート表紙を一瞥;)日本に帰るんじゃないのか!?」
「(シンガポール~大阪のEチケット控も差し出し;;)シンガポール経由で日本へ帰るつもりなの!」
「…(無言でパスポートに入国スタンプを押して返した後顎をしゃくって「
「…(無言でパスポートを受け取りブースを通り抜けてドイツ入国;)」
…決して怒っている訳ではなく、マニュアルに従って(流石にマニュアルにも「顎をしゃくる」はないと思います)、こちらの言ったことを確認しながら、淡々と仕事をしているだけなのでしょうが、フィジカル&気迫に圧倒されて、「紛れもなくここはドイツ」ということを、存分に実感することができました;;
それにしても、クロアチア人とドイツ人、こうも違うのか…ドイツ人恐過ぎます!!
何はともあれ、ドイツ入国が許されw、預け荷物を受け取りに、ターンテーブルのフロアへと向かいます。
ここは出発フロアでもあり、正面の案内標識のあたりに、1つ下の到着フロアにあるターンテーブルへと続く、エスカレータがあります。
無事に預け荷物も受け取って、到着口から出てきました!
ホテルまでは、初めは電車で行こうかと思っていましたが、少し疲れたので、目の前に乗り場がある、タクシーで行くことにしました。
タクシー(ドイツではポピュラーなメルセデス(Mercedes-Benz)です)は、約15分で、フランクフルトの市街地へと入ってきました。
車窓から見えているのは、フランクフルト中央駅(Frankfurt (Main) Hauptbahnhof)の近くにあるメッセ(Messe)会場の建物の1つです。
空港からは高速道路(Autobahn、アウトバーン)を走行するのですが、大体片側3~5車線の走路をビッシリ埋め尽くした車の大群が、車間もピッチリ詰めて、150km/h以上のスピードで、右に左に車線変更しながら疾走する様子(阪神高速の環状線を更に凶暴化した感じ)には、肝を潰しました(||゜д゜;)))
タクシーの運ちゃんも、飛ばすこと飛ばすこと…ジャンクションの直前では、僅かな車間にタクシーをねじ込むように、5車線の左端の車線から右端の車線へと、一気に移動…他の車を目にする機会も少なかった、クロアチアの高速道路とのあまりの違いに、しばらくボーゼン;;
何だか、気分はすっかりお上りさんでした(^^;
空港からホテルまでは、20分程で到着しました!
体力的には確かに楽ちんでしたが、精神的にはちょっと…な20分でした。
チェックイン後、部屋に入るなり、入口から近い順に、部屋をチェックw
全てがセパレートされた、バスルーム。
トイレとシャワーブースです。
広~い洗面台を挟んだ反対側に、バスタブがあります。
部屋は角部屋で、見晴らしがとても良かったです♪
どこのホテルかは、すぐにお分かりになった方もいらっしゃると思いますが、今は伏せておきます(そのうちバレますので;)
クロアチアでの、外国初となった高速道路の運転でも緊張していたらしく、今頃になってドッと疲労感が押し寄せてきました。。。
このままベッドに横たわったら、そのまま爆睡してしまいそうでした。
フランクフルトの空港は大きくて免税品店も充実していたのに、時間がなくて走って通過。
入国審査もあったはずなのに、全く記憶にありません。
フランスの空港に比べるとドイツの空港は清潔ですね。
ホテルは広々として快適そう。
バスタブとシャワーが別って理想的ですよね。
フランクフルトは一度も訪れたことがないので、次回ドイツに行く時は、是非訪れてみたいと思ってます。
フランクフルトの空港は、出入国や乗り継ぎ時に歩く(走らされる)距離が長いのが玉にキズですよね。
空港が清潔に保たれているのは、恐らく国民性でしょう。
ヨーロッパ旅行帰国前日はゆったりと過ごしたいので、奮発していいホテルに泊まるようにしています。
バスタブとシャワーが別だと、気分的なゆとりが全然違いますよね!
フランクフルトは、私も今まではトランジットのみの滞在でしたが、今回は翌日のフライトが夜出発だったため、翌日3時間程だけでしたが、フランクフルトの都心部一帯を初めて散策しました。
現代ヨーロッパ経済の中枢都市ですが、歴史ある旧市街もあったり、今回機会がありませんでしたが、名物のリンゴ酒が飲めるトラムも走っているそうですよ^^