3歳で右目を、9歳で左目を失明。18歳で失聴し全盲ろう者となった福島智さんの自伝的エッセイを読んだ。

生きるって人とつながることだ!
見えない、聞こえないという全盲ろう者の日常生活。
福島さんはしゃべれるわけだけど、自分が発した言葉に対する周りのリアクションが自分ではわからないという状況。
お母様が考え出された【指点字】が周りとの唯一のコミュニケーション手段。
だけど、近くにいる(家族や友達、通訳者といった)誰かがいないと 周りの状況を知ることができない。
福島さんに向けられた会話と同じように 友人が周りの会話を通訳してくれたことにより周りの状況を知ることができた時の感動は、私が想像する以上のものだったに違いない。
目が見えて耳が聞こえる私には、福島さんの生活を想像するも やっぱりなかなか難しかったりするけれど、ありふれた日常の中のエピソードなどから、盲ろう者の日常を垣間見ることができる。
ユーモアを交えて書かれていることもあって読みやすい。
「人と人とのつながり」「コミュニケーション」「障害って何だろう?」っていうことについても考えさせられる1冊でもあると思った。
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生きるって人とつながることだ!
見えない、聞こえないという全盲ろう者の日常生活。
福島さんはしゃべれるわけだけど、自分が発した言葉に対する周りのリアクションが自分ではわからないという状況。
お母様が考え出された【指点字】が周りとの唯一のコミュニケーション手段。
だけど、近くにいる(家族や友達、通訳者といった)誰かがいないと 周りの状況を知ることができない。
福島さんに向けられた会話と同じように 友人が周りの会話を通訳してくれたことにより周りの状況を知ることができた時の感動は、私が想像する以上のものだったに違いない。
目が見えて耳が聞こえる私には、福島さんの生活を想像するも やっぱりなかなか難しかったりするけれど、ありふれた日常の中のエピソードなどから、盲ろう者の日常を垣間見ることができる。
ユーモアを交えて書かれていることもあって読みやすい。
「人と人とのつながり」「コミュニケーション」「障害って何だろう?」っていうことについても考えさせられる1冊でもあると思った。