ほぼ月刊・ビーサンおやじがゆく。

訪れる人の期待を、ことごとく裏切るブログ...

御宿から上総一ノ宮 ~イカのなめろうで悶絶~

2009-07-14 21:05:50 | あるく旅
2009.7.14



ぐるっと房州シリーズの続きに行って来た。今日は、御宿から太東崎までの予定だ。

JR蘇我駅で外房線に乗り換えるつもりが、千葉駅まで行ってしまい予定していた列車に遅れ、

現地に到着したのが1時間遅れの9時半となってしまった。

今回は下の写真のような眺めのよい岸壁と砂浜が続くコースで、ホントは大潮のときに歩きたかったのだが、

ボクの休日と天気と潮の状態が都合よく合う確率は極めて低い。



 
御宿のドン・ロドリゴ上陸地点と釣師海岸。砂浜を歩きたかったのだが...。



ここはホントに海岸沿いなのかと思いたくなるほど山の中を歩き、岩舟地蔵尊に到着。

改装中なのか、本堂はシートで覆われていた。自販機のジュースで水分補給し地図で現在地を確認する。

これまで地図なんぞ持って歩かなかったが、さすがにこの辺は道がさっぱりわからない。

海岸沿いを歩けるのかどうかわからないので、国道128号線沿いをひたすら歩く。






 
岩舟地蔵尊と国指定重要文化財の大聖寺不動堂。萱葺き屋根である。




大原漁港に到着し再び地図を見る。どうやらこの先は国道を歩くことはなさそうだ。

でっ、昼メシだ。

特にチェックしていたわけではなかったが、漁師料理の暖簾に誘われて入ってみた。

人気店なのか平日なのに混んでいた。旬の岩ガキで一杯と思ったが、まだ先は長いのでやめとく。

ここにしかないと言うイカのなめろう定食を注文。

 
漁師料理の船頭の台所。イカのなめろうは、ご飯のおかわりをしたくなる程美味かった。




日在浦の海岸に到着。ここは、ウミガメの産卵地で海岸のあちこちに産卵後の保護柵があった。

砂浜を歩くと歩数の割に距離が稼げないので、自転車道に出る。県道に自転車道もある事を初めて知った。

やがて、夷隅川河口にたどり着いた。

 
                   
   海岸よりかなり離れたところに橋があるため、遠回りとなる。午後になって雲もなくなりいい天気となった



夷隅川を越え太東崎へ向かう。途中、植物を撮影する人たちがいたので立ち寄ってみた。

太東海浜植物群落地帯と呼ばれる場所で、ここにしかない珍しい植物が見られる場所だった。

先日NHKテレビでここが中継されたそうで、そのせいか平日なのに人がたくさんいた。

聞いてみるとスカシユリという花だそうだ。でもさっき道端で同じ花を見たゾ。


 
スカシユリと逆光の太東崎灯台



太東崎灯台からの眺め。九十九里浜が近づいてきた。



 
太東崎を越えるとそこから先はもう九十九里浜だ。岸壁だった海岸から、遥か彼方まで続く砂浜へと景色が変わった



さて、きょうのゴールJR東浪見(とらみ)駅まで急がねばならない。地図をみると国道128号線沿いを歩いてすぐだ。

しかし、歩けど歩けど駅が見えてこない。

庭の水まきをやっていたおばちゃんに駅はどこかと聞いてみると、東浪見は通り過ぎたとのこと。

ここからだと東浪見より上総一ノ宮駅のほうが近いし、列車の本数も多いとのことで重い足を引きずりながら急ぐ。





汗だくで上総一ノ宮駅に到着。17時38分の特急わかしおに飛び乗り、列車の洗面所で汗を拭き着替える。

歩数計は56000歩だった。

次回は九十九里浜を歩くことになるのだが、しばらくは休むことにした。

休養ではない。海水浴シーズンの九十九里浜を、カメラ片手にオヤジが歩いてたら...





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いかなめろう (tama)
2009-07-17 20:56:22
物凄く興味のあるネーミングで御座います。
なめろうというからには味噌も入っているのでしょうか?
いずれにしてもビールを飲まなかったニガウリ様は
偉いのでありました。
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ビール (にがうり太郎)
2009-07-17 21:50:04
一人禅問答
何のためにクルマで行かなかったのか?
少しくらい飲んでもいいではないか。
では何のための歩く旅なのか?
ウォーキングの延長線である。スポーツであるゾ。

実は帰りの列車で、缶チューハイいっきしたのであった。
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