9月1日
「 苦難もまたよし 」
わが国では、毎年、台風や集中豪雨で大きな
水害を受けるところが少なくない。
しかし、これまでの例からみると、大雨が降って川があふれ、
町が流れてもうダメかといえば、必ずしもそうではない。
数年もたてば被害を受けなかった町よりも、かえってきれいになり、
繁盛していることがしばしばある。
もちろん、災難や苦難はないに越したことはないが、
思わぬときに思わぬことが起こってくる。
だから、苦難がくればそれもよし、順調ならばさらによし、という心づもりを
常に持ち、安易に流れず凡に堕さず、人一倍の知恵をしぼり
人一倍の働きを積み重ねてゆくことが大切だと思う