最近、分布の広がりが確認されているカワヒバリガイも寄生虫を伴って広がっている可能性がある。中間宿主はブラックバスだ。
100年前、日本からのカキ輸出 東北大研究生ら発表(河北新報) - goo ニュース
☆テキスト版
100年前、日本からのカキ輸出 東北大研究生ら発表
2006年12月19日(火)15:00
* 河北新報
100年前、日本からのカキ輸出 東北大研究生ら発表
(河北新報)
アジアの沿岸部で生息する巻き貝が養殖用のカキに交じって日本から米国に送られ、日本などアジアが起源とされる寄生虫が米国内で広まったとの研究結果を、東北大生命科学研究科の研究生三浦収さんと千葉聡・助教授(生態学)らがまとめ米科学アカデミー紀要(電子版)に19日、発表した。
寄生虫の宿主となる巻き貝が現地で定着したためで、三浦さんは「外来種が新しい病気を広める可能性を示す例ではないか」と指摘している。
寄生虫はサナダムシと同じ扁形(へんけい)動物の一種で全長約0.5ミリ。人間への影響は明らかでないが、アジアの沿岸部に生息するホソウミニナという巻き貝に寄生して繁殖し、鳥や魚にも寄生する。米国の太平洋沿岸部でも多くの魚に寄生している。
三浦さんらは、米国の寄生虫の由来を明らかにするため特定の遺伝子を調べた結果、日米で遺伝子のタイプが一致、日本周辺から米国に運ばれたと結論付けた。
ホソウミニナは約100年前、養殖用のカキに交じって宮城県沿岸から米カリフォルニア州などに輸出されており、三浦さんは、現地で外来種として定着し寄生虫が広まる足場になったとみている。
三浦さんは「現在カキは輸出されていないが、渡り鳥によって今も寄生虫が日本から運ばれている可能性がある。ルートを調べ、漁業や生態系への影響を明らかにしたい」と話している。
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100年前、日本からのカキ輸出 東北大研究生ら発表
2006年12月19日(火)15:00
* 河北新報
100年前、日本からのカキ輸出 東北大研究生ら発表
(河北新報)
アジアの沿岸部で生息する巻き貝が養殖用のカキに交じって日本から米国に送られ、日本などアジアが起源とされる寄生虫が米国内で広まったとの研究結果を、東北大生命科学研究科の研究生三浦収さんと千葉聡・助教授(生態学)らがまとめ米科学アカデミー紀要(電子版)に19日、発表した。
寄生虫の宿主となる巻き貝が現地で定着したためで、三浦さんは「外来種が新しい病気を広める可能性を示す例ではないか」と指摘している。
寄生虫はサナダムシと同じ扁形(へんけい)動物の一種で全長約0.5ミリ。人間への影響は明らかでないが、アジアの沿岸部に生息するホソウミニナという巻き貝に寄生して繁殖し、鳥や魚にも寄生する。米国の太平洋沿岸部でも多くの魚に寄生している。
三浦さんらは、米国の寄生虫の由来を明らかにするため特定の遺伝子を調べた結果、日米で遺伝子のタイプが一致、日本周辺から米国に運ばれたと結論付けた。
ホソウミニナは約100年前、養殖用のカキに交じって宮城県沿岸から米カリフォルニア州などに輸出されており、三浦さんは、現地で外来種として定着し寄生虫が広まる足場になったとみている。
三浦さんは「現在カキは輸出されていないが、渡り鳥によって今も寄生虫が日本から運ばれている可能性がある。ルートを調べ、漁業や生態系への影響を明らかにしたい」と話している。
それから,DVDをありがとうございました!
多賀の学芸員さんのお顔。写っていないのではなくて、参加した子どもを撮しているのです。