木曽義仲(源義仲)の墓所である義仲寺は大津市馬場の旧東海道に沿っており琵琶湖に面した景勝地でした、義仲は平氏討伐に挙兵し大軍を討ち破りましたが、源頼朝の命により都に来た範頼、義経の軍勢と戦いこの地で討ち死にされた場所です。松尾芭蕉がたびたび訪れた場所でもあり芭蕉死後遺言によりこの地に墓を建てられました、境内はこじんまりとして本堂の朝日堂(本尊は聖観世音菩薩)には義仲公、義高公父子の木像を厨子に納め義仲、芭蕉ほか29名の位牌を安置しています。境内には無名庵、芭蕉翁墓、翁堂、粟津文庫、巴塚、木曽八幡宮、義仲公墓、芭蕉や門人の歌碑も多くあります。(国指定史跡です)
1 義仲寺山門 2 本堂(朝日堂)
3 翁堂内 4 木曽八満社
5 芭蕉翁墓 6 義仲公墓
7 巴塚(義仲側室) 8 井戸と身余堂文庫