外様大名

京都の情報や旅先で見たことを掲載しています

御髪神社と古文化財特別公開、ライトアップ寺院、嵐山の紅葉

2011-10-20 12:21:44 | まち歩き

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御髪神社(左上)は日本唯一の頭と髪の神社で藤原鎌足の末孫の藤原采女亮政之(ウメノスケマサユキ)公を御祭神として祀られています、この方はわが国最初に、この地で髪結い職をはじめられたと言われています、身体の一番上にある髪を大切に扱い、髪に感謝して御参りください。

右上は嵐山の紅葉です。

高台寺が10月21日から12月4日まで夜間ライトアップを行います、今回のライトアップは境内の臥龍廊の改修で出来た古瓦約3000枚を使って雲海の飛龍を表しています、また、庭園の池に木々が映る素晴らしい光景が見所です、西側の円徳院も同時公開です、時間は午後5時から9時30分です。

京都非公開文化財特別公開が23日から順次行われ11月6日迄ですが短期間の所もありますので注意してください、この中で浄福寺は初公開です、拝観時間は9時~16時で拝観料は一ヶ寺大人800円です。      公開される文化財は

上賀茂神社(28日~6日)、大徳寺(23日~31日)、大徳寺・真珠庵(23日~3日)、大徳寺・聚光院(23日~26日・31日~3日)、大徳寺・弧篷庵(25日~31日)、冷泉家(3日~6日)、浄福寺(28日~6日)、三時知恩寺(28日~6日)、廬山寺(28日~6日)、清浄華院(28日~4日)、法然院(1日~7日)、下鴨神社(28日~6日)、知恩院(28日~6日),得浄明院(28日~6日)、妙法院(30日~6日)、建仁寺・大統院(28日~6日)、東福寺(28日~6日)、東寺五重塔(28日~6日)、以上ですが詳細につきましては京都古文化保存協会で確認してください。


浮御堂と白鬚神社

2011-10-16 11:51:55 | まち歩き

滋賀県の浮御堂と白鬚神社に行きました、浮御堂は臨済宗大徳寺派の海門山満月寺にあり琵琶湖上に橋を架け湖上に立つお堂です、この寺は平安時代に恵心僧都源信が湖上の安全を祈願して建立したもので現在のお堂は室戸台風で壊れたものを昭和12年に再建されたものを57年に修理したものです。 ここは近江八景の一つで堅田の落雁で名高く堂内には1000体の阿弥陀仏が安置されています。また、観音堂には重文の聖観音坐像が安置され天井は花天井になっています。境内に樹齢500年の松があり、枝が20m程ある松もあります。

境内には松尾芭蕉の歌碑、湖上には高浜虚子の歌碑もあります。              

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左上は山門、右上は枝の長い松、左下は浮御堂、右下は花天井。

白鬚神社は琵琶湖上に鳥居が立っていてここも湖上安全と交通安全を祈願するため建立されたものです。境内には拝殿、本殿、1段高い所に内宮、外宮、三社があり松尾芭蕉ほかの俳人の歌碑もあります。

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左上は湖上の鳥居、右上は拝殿と本殿、左下は段上の内宮、外宮、三社、右下は松尾芭蕉の歌碑。                


灯篭の珍しい形を紹介します

2011-10-06 13:05:03 | まち歩き

灯篭には形がいろいろありますが、あまり見かけない灯篭を掲載します

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左上は三大神社の宝珠を除く傘から台座まですべてが六角形の灯篭

右上は等持院の宝珠以外が六角形の灯篭

左下は市内のホテルにある宝珠以外が八角形の灯篭

右下は伏見稲荷にある狐の灯篭

以上の灯篭はあまり見かけないので載せておきました。

北野天満宮にある唐破風の灯篭を追加します

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秋の特別公開寺院

2011-10-02 13:12:04 | まち歩き

今回の特別公開は高山寺の遺香庵、金戒光明寺、立本寺、光雲寺です

高山寺(世界遺産)はお茶の発祥の地と言われ、鳥獣人物戯画で有名な寺です、鎌倉時代に再興した明恵上人の700回遠忌の時に作庭された路地庭園(7代目小川治兵衛の作)で今回修復された茶室「遺香庵」を特別公開しています。

期間は11月6日まで、拝観料は400円ですが別途入山料500円が必要

金戒光明寺は幕末に京都守護職の会津藩主・松平容保が本陣を置いた新撰組ゆかりの地で、地元では黒谷さんと呼ばれています、境内には大河ドラマの主人公「江」や「春日局」の供養塔が祀られています、庭園は池と紅葉が見事に映える池泉回遊式です、御影堂には運慶作の文殊菩薩や吉備観音が祀られています、今回は山門楼上に安置された非公開の釈迦三尊と十六羅漢像が堂内で間近で拝観できます(山門修復の為)、また、大方丈では「虎の襖絵」、「松の図」などの障壁画があり、  虎の襖絵はふすまを動かすと虎の数が変わる仕組みになっています。

期間は11月5日~12月4日 時間は9:00~16:00 料金は600円

立本寺は鎌倉時代末期に創建された寺で庭園は江戸時代に作庭されたものですが、今回修復された紅葉の映える枯山水の庭園です、本堂には江戸中期の絵師・渡辺始興筆の十六羅漢図の壁画が描かれている、日蓮様式の客殿では寺宝を特別展示しています。

期間は11月5日~12月4日 時間10:00~16:00 料金600円

光雲寺は臨済宗南禅寺派の塔頭寺院で「江」の娘で後水尾天皇の中宮となった東福門院和子の菩提寺です、本尊の釈迦如来像、東福門院和子の木像と画像、運慶作の聖観音菩薩や菊のご紋、葵のご紋の刻まれた仏舎利塔が特別公開され、東山を借景とした庭つくりで有名な7代目小川治兵衛作の池泉式庭園は池と紅葉との調和のとれた見事な庭園を見ることが出来ます。

期間は11月21日~12月4日 時間9:00~16:00 料金600円