自分の場合、セレクトするレッスンはエスニックに偏る傾向があるのだけど、それはどちらかというと東から南にかけてのアジア全般か、或いはインド系が多く意外にも中央アジア系の料理は今回が初めてで、言うなればレッスンの空白地帯。
って事で、とある日の獲物は、中央アジア料理@キルギス。
(ニキズキッチン http://www.nikikitchen.com/reservation/teacher.php?teacher_id=202)
そう言えば重村さん、ウズベキスタンでしたっけ?
近いなw
・手延べ麺ラグマン
これ、日本料理にある「うどん」とはおじいちゃんと孫のような関係なのだろうか?麺の食感はまんまうどんと変わらないのだけど、野菜たっぷりの汁がなみなみと注がれると日本のソレとは全く異なる味わいとなりとても新鮮な感じがした。
お好みでビネガーを上から注ぐと尚一層の味わいが増し加わる。
味自体は薄味でとても淡白であり、言うなら優しい味とでも表現するのが正しいだろう。個人的にはもう少しピリ辛感と塩っぱさがあった方が好みかな?
うどんと言えば、やはり本郷三丁目にあるコクワガタの「かけ冷や冷や」が最高と思う気持ちは変わらないが、それとはまた違う味のベクトルでこれはこれで十分美味しかった♬
・シャウルマ
もう何個でも食べられそうな、よく知ってるあの味。
ただひたすら美味しい
多分これ、嫌いな人いないのではないの?と思う。
・卵のニシンサラダ
これも安定の一品。
嫌いな人は多分いない 卵、ディル、そこにアンチョビとか
ニシンが組み合わされば最高のおつまみの完成!
・ポピーシードのケーキ
ブルーのポピーシードをふんだんに使い、放射状に散りばめながら何層もレイヤーを作っていく実に手間のかかる一品。
見た目もインパクトがあるので、中央アジアのスイーツとでも紹介しながら知り合いに手土産として持って行ったら喜ばれる事請け合いと思う。
・タンディール窯焼きノン
タンドール釜の一種?で焼いた焼きたてのノンに、未精製のホワイトハニーを上から惜しみなく塗りこんで食べるともう普通のパンには戻れないと思う美味しさ
キルギス料理・・・
どこかトルコ的な要素が垣間見え、ラグマンもはるばるシルクロードを抜けて日本まで辿り着きそしてここで独自の進化を遂げて
「うどん」になったのだと考えると実に感慨深いものがある。
まだまだ習熟したい料理も数多くありそうなので、今後のさらなる研究も楽しみな国の一つと相成った!