ローマといえばカルボナーラ! ローマ発祥の塩漬け肉、牛乳から作られるグラナパダーノチーズもしくはペコリーノロマーノという羊のチーズそして卵で味付けしたパスタです。
本場イタリアのカルボナーラは一切生クリームを使用せず、日本のカルボナーラは生クリームや牛乳が使われています。
イタリアと日本のカルボナーラ。2つは全く違うお料理です。
というのはパスタソースとして使用する卵の扱いが難しく、作り方を間違えるとパスタに卵そぼろのような固まったものがこびりつき、卵をクリーミーな状態で維持をしようとするとパスタ自信がぬるくなってしまうため日本のレストラン業界で卵を固まらせないよう生クリームを使用したのが「日本風カルボナーラ」が生まれた歴史だとか。
さてローマのカルボナーラ。やれ使うチーズはペコリーノかグラナバターノか 卵は黄身だけか全卵かベーコンはグアンチャーレを使うか パンチェッタかそれとも。。パスタはどうする??と組み合わせ次第で様々に変化をするお料理です。 どうせローマに行くなら一番美味しいカルボナーラを食べたい!と思う人もおおいことでしょう。 それぞれの好みが違うため1番!を決めるのは難しいですが ローマのカルボナーラ いろいろなお店で食べ比べしてみると面白いですよ。
まずは1店目。カルボナーラを食べ比べその1 4ユーロで食べれるローマの立ち食いパスタ屋
ローマのスペイン階段から50メートルほどの所にあるパスティフィッチョ( Pastificio Guerra 住所 Via della Croce 8 )
日本に立食い蕎麦屋があるようにイタリアにも立食いパスタ屋があります。
それが Pastificio Guerra。パスタ工場の直営店です。立食いなので男性を中心に行列ができています。ここは塩漬け豚肉の使用率はほんのちょっと。チーズ味が濃厚。乾麺のリガトーニを使っています。値段は4ユーロ。いつもカルボナーラが置いてあるわけではなく、「今日の2種類のパスタ」から選ぶことができます。
ここは乾麺を買うこともできます。