もしニキズキッチンに校風があるとしたら、「他人にそこそこ迷惑をかけない」「パッケージ旅行ではなく、自由気ままにする外が好き」「寛容」「食べることが好き」「自分で考えて行動ができる」
こういった5つの特性を持った人だと思う。
クラスに来るとなぜか皆が昔から友だちだったように仲良くなれる。それがどこから見ても不思議なようでそして楽しい空間を生んでくれる。
先生達もそんな人々と接することをたのしんでいて、あんまりトラブルはない。
ただ「他人にそこそこ迷惑をかける人々」が極たまにだけどいる。
総数は月に数名と、世間一般と比べて非常に少ない方ですが、この件につきあっていたら、なんだか疲れてしまい旅に出ることにしました。(これは考えさせるネタあり、そのうちまとめます。)
ところが!旅先のベトナムは「他人にそこそこ迷惑をかける」どころか、「他人に迷惑をかける人」の多いこと、多いこと。(ベトナムの皆さんごめんなさい)。
たとえば機内食が自分だけ運ばれない。やっと届けられた機内食の上に、枕が邪魔だからと前の席から枕が椅子の間からにょき~と出てきて機内食の上に乗る。
市場で試食をしろしろというもんだから、フルーツの試食をして、買うのを断ったら、末の代まで呪ってやるとすごい形相で睨まれる。
バイクでひかれそうになる。空港のデューティーフリーなのに限りなく、ぼったくる。違う料理がテーブルに並ぶ。釣銭をごまかす。ウソとホントの境界線がまったくわからない。
古都の重要文化財の修復を適当にペンキでぺたぺた塗る。ムラだらけ。
町中にはオバマレストラン(たぶん非公式)が!! いいんだろうか共産圏。
(写真撮影 ゆうこ)
スマホをいじりながら卵を運搬するバイク。
(写真撮影 ゆうこ)
貨物列車に乗ったおっさん。ホイアンからフエに向かう途中の踏切でパチっと一枚。
すごく爽快感があっていい写真のように見えるけれど
ベトナムのこの風景は、日本だったら書類送検(松本伊代事件)。
彼らをみていたら つっかえていたものがすっきりして。
今回も現地解散、現地集合、行く日も帰る日も泊まるホテルもバラバラ。
朝から晩まで食べつくしのベトナムの旅。
さて旅の話、どうかおつきあいください。
ベトナム旅行記 第一日目
第一食
乗り継ぎ空港で初めてのフォーを食べる。一杯100円位。
もやしが細くて美味しい~。ベトナムコーヒーのアイス苦いね。ハーブだよ。ハーブ。
ちょっとしたことにも大歓声。
私たちが向かったのは「ホイアン」というベトナム中部の町。ダナン空港からバスで1時間ほど。
ホイアンの町では毎月満月の夜に「ランタン祭り」が開かれる。
町中にたくさんの灯がともされ、屋台に道は埋め尽くされ、それはそれは幻想的。
町中がすごい数のフランス人とベトナム人であふれかえって祭り一色。
綺麗でわくわくして、まるで異世界に来た気分。
きっと宮崎駿は「千と千尋」の映画を撮る前にここに来たのかも。そうかもね そうかもね
光りの奥に吸い込まれるように歩いていきました。
ホイアンの夜ご飯は屋台飯。
一食目はCau Lau (カオラウ) . ホイアンの5大名物ひとつで、うどんのような
平麺の上に揚げたライスペーパーと、豚、ハーブや甘辛いタレがのる
めっちゃおいしくても25円(3人で一杯をシェア)
Cau Lau (カオラウ)
二食目は「ティット・ヌオン」
豚の串焼きです。下味に漬けこんで炭火で香ばしく焼きあげます。
「ブン・ティット・ヌオン」を頼むとブン(麺)の上にのせてくれますよ。
1本50円。
三食目はお好み焼きみたいなもの。海老入り
四食目 焼きライスペーパー バンチャンヌーン
すごく美味しかった ライスペーパーを炭火にのせると ふわふわふわ~と縮んでくる
葱、海老、なんかをのせて マヨネーズソースとタレとチリソースをのせる。
ホイアンのバンチャンヌーンはマーガリンを表面に塗らない。
カリカリして美味しい。
この日は、お祭りだからか ぼったくられることもなく(多分)平穏な一日
■ホイアンのランタン祭りの開催日(2017年度 天候により中止になる場合もあり)
1/11(水)、2/10(金)、3/11(土)、4/10(月)、5/9(火)、6/8(木)、7/7(金)、8/5(土)、9/4(月)、10/3(火)、11/2(木)、12/1(金)、12/31(日)
■開催場所 ホイアンのトゥボン川沿い 旧市街