はいどうも。間が空きましたが、「あっちこっち」について語る2回目です。
今回はこの作品の見所というか、個人的に気になった点について。
まあ、ロワを書いているということと関係なくもないんですが。
それは何かといえば、「日常漫画なのに登場人物のスペックが超人的」ということ。
これは特に、2巻に入ってから顕著になってきた特徴ですね。
つみきは榊の顔面を壁にめり込ませ、伊御は串を投げて川を泳ぐ魚をしとめ、真宵は校舎に怪しげなギミックを仕込む。
脇役ですら咲は重力を無視した運動を見せ、佳奈は書き割りを体当たりで突き破る。
まあ普通なら「ギャグ描写」の一言で済ませられるんですけどね。ただ、この漫画はちょっと勝手が違う。
上手く説明できる自信がないんですが……。例として超人的な動きに対する周囲のリアクションを挙げてみましょう。
「ボケに対するツッコミ」ではなく、「超常現象に対する驚愕」という感じなんですよね。
要するに、ギャグをギャグとして流せていない。素で驚いちゃってるわけです。
そうなるとギャグとしての誇張表現ではなく、描かれていることは作中で実際に起きていることになる。
しかしそれを認めてしまうと、この漫画の日常性が大きく揺らいでしまうわけで……。
つまり、この漫画は一見ほのぼの萌え系4コマに見えて、実は分類困難でかなりカオスな世界なのですよ。
ううむ、やはり理論的な説明は苦手だなあ、自分……。これで言いたいことが伝わっているかどうか……。
あと、最後にこの漫画の悪い点も言っておきましょうか。褒めるだけってのはフェアじゃない気がするし。
個人的に気になるのは、キャラのバックグラウンドが作中でほとんど語られないことですね。
榊の家が喫茶店ということ以外は、メインキャラの家庭事情その他諸々は完全に謎なのですよね。
特に第1話なんかは、何の解説もなくいきなり日常会話から始まるのでキャラ同士の関係がわかりづらいことこの上ない。
いくらファンでも、ここは弁護不能ですなー。
サブキャラトリオも、最初はモブキャラだったのがいきなり名前が付いてストーリーに絡むようになってきましたからねー。
どんなキャラなのか作中の数少ない言動だけで判断しなければならないという……。
とまあいろいろ言ってきましたが、興味が湧いた方はぜひご一読を!
今回はこの作品の見所というか、個人的に気になった点について。
まあ、ロワを書いているということと関係なくもないんですが。
それは何かといえば、「日常漫画なのに登場人物のスペックが超人的」ということ。
これは特に、2巻に入ってから顕著になってきた特徴ですね。
つみきは榊の顔面を壁にめり込ませ、伊御は串を投げて川を泳ぐ魚をしとめ、真宵は校舎に怪しげなギミックを仕込む。
脇役ですら咲は重力を無視した運動を見せ、佳奈は書き割りを体当たりで突き破る。
まあ普通なら「ギャグ描写」の一言で済ませられるんですけどね。ただ、この漫画はちょっと勝手が違う。
上手く説明できる自信がないんですが……。例として超人的な動きに対する周囲のリアクションを挙げてみましょう。
「ボケに対するツッコミ」ではなく、「超常現象に対する驚愕」という感じなんですよね。
要するに、ギャグをギャグとして流せていない。素で驚いちゃってるわけです。
そうなるとギャグとしての誇張表現ではなく、描かれていることは作中で実際に起きていることになる。
しかしそれを認めてしまうと、この漫画の日常性が大きく揺らいでしまうわけで……。
つまり、この漫画は一見ほのぼの萌え系4コマに見えて、実は分類困難でかなりカオスな世界なのですよ。
ううむ、やはり理論的な説明は苦手だなあ、自分……。これで言いたいことが伝わっているかどうか……。
あと、最後にこの漫画の悪い点も言っておきましょうか。褒めるだけってのはフェアじゃない気がするし。
個人的に気になるのは、キャラのバックグラウンドが作中でほとんど語られないことですね。
榊の家が喫茶店ということ以外は、メインキャラの家庭事情その他諸々は完全に謎なのですよね。
特に第1話なんかは、何の解説もなくいきなり日常会話から始まるのでキャラ同士の関係がわかりづらいことこの上ない。
いくらファンでも、ここは弁護不能ですなー。
サブキャラトリオも、最初はモブキャラだったのがいきなり名前が付いてストーリーに絡むようになってきましたからねー。
どんなキャラなのか作中の数少ない言動だけで判断しなければならないという……。
とまあいろいろ言ってきましたが、興味が湧いた方はぜひご一読を!