ココヨリトワニ

野球と文章書きに生きる男、空気王こと◆KuKioJYHKMのブログです。(人が死ぬ創作文があります、ご注意を)

いともたやすく書かれるえげつない紹介

2009-07-03 22:29:41 | 雑談
今日のぼやき

○涼宮ハルヒのあっちこっち 5話
ロワで忙しい合間を縫って、久々に書いてみました。
今回名前だけ登場しましたが、森さんはみいこさんの役です。
つまり古泉の姉ということになり、フルネームは「古泉園生」になります。
ちなみに、モブキャラトリオもすでに配役は考えてあります。このシリーズが続けば、いつか出てくるでしょう。
まあ、両方の作品を知っている少数の人には見当がついているかもしれませんが。


○スティールボールラン
ついに新刊が出たぜー!
うーむ、説明されてもやっぱりよくわからないなあ、大統領のスタンド能力……。
というか、能力を使って具体的に何をやったのかがわからないのか。
とりあえず、平行世界まで巻き込むえらく規模のでかい能力だということは理解した。


○スパロボ攻略本
チャットでちょいと話題が出ていたので、とりあえず目に入る位置にあったDC版スパロボαの攻略本を読んでみたのです。
案の定、柿崎の言われようがひどいひどい。

「バルキリーのように性能が均一な機体に乗せると、パイロットの差が一目瞭然。柿崎の駄目具合がよくわかる」
「柿崎がいまいちなのはカラーリングのせいだろうか」
「どのみちスカル小隊の中では二軍確定の柿崎だが」
「柿崎機のガヴォーク形態なんて、読んでくれている人はいるのだろうか」
「赤は輝のカラーリングだったのだが、取られてしまった。どうせ取るなら柿崎にすればよかったのに」

柿崎ぃぃぃぃぃ!
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涼宮ハルヒのあっちこっち5 ~バレンタイン編~

2009-07-03 19:03:51 | 二次創作
長門「さて、明日はついにバレンタインデー」
ハルヒ「……何よそのフリ」
長門「涼宮ハルヒ、準備はいい?」
ハルヒ「……何のよ」
みくる「チョコですよね」
長門「いや、間違えた」
ハルヒ「?」
みくる「チョコじゃないんですか?」
長門「覚悟はいい?」
ハルヒ「…………」
みくる「なんのですかっ!?」

◇ ◇ ◇

長門「生半可な気持ちではできないと思って」
ハルヒ「…………」
みくる「チョコを渡すにはそこまでの覚悟が必要なんですかっ!」
長門「そこで、どんなリボンを用意するかが問題になる」
みくる「リボン? チョコじゃないんですか?」
    「ラッピング用のリボンならかわいいのたくさん出てますよ?」
長門「それでは小さすぎる。涼宮ハルヒが用意するのは――」
   「『プレゼントは私』用のリボン」
みくる「はひぃ!!」

◇ ◇ ◇

長門「冗談はさておき……」
みくる「冗談だったんですかっ!?」
ハルヒ「信じたの?」
長門「涼宮ハルヒのために惚れ薬を用意した」
みくる「ほ、ほ、本物ですか?」
ハルヒ「冗談さておいてない」
みくる「で、でもですね、人の気持ちにそういうのを使うのは、駄目ではないかとっ」
ハルヒ「…………」
長門「しかしこれを使えば、朴念仁の彼もようやく人並みの甲斐性を」
ハルヒ「……いいかも」
みくる「!?」

◇ ◇ ◇

みくる「涼宮さんはどんなチョコ作ります?」
ハルヒ「チョコムース……かも」
みくる「わ、ケーキ作るんですね」
長門「チョコが苦手な彼のために、わざわざケーキにするとは気の利いた選択」
みくる「キョンくんチョコ苦手だったんですか?」
ハルヒ「……偶然聞いたのよ」
みくる(ニコニコ)
ハルヒ「な、なによぅ!」

◇ ◇ ◇

ハルヒ「みくるちゃんと有希は作るの?」
みくる「はい、お世話になっている皆さんに渡そうと思ってます」
長門「私も」
   「しかし普通に作ってもつまらないので、サプライズチョコを」
ハルヒ「お酒入りはやめときなさいよ」
みくる「何入れるんですか?」
長門「……えーと、カエル?」
ハルヒ「…………」
みくる「え?」
    「なんでカエルなんかをー!?」
長門「サプライズ」
ハルヒ「それじゃただの嫌がらせよ」

◇ ◇ ◇

バレンタイン当日

キョン「おはようハルヒ、今日も寒いな」
ハルヒ「おはよう」
    (さりげなく、さりげなく)
    「……キョン」
キョン「ん?」
ハルヒ「こっ――これ!」
(ドゴ)
みくる「キョンくんが倒れてます!? なんで?」
長門「朝からいったい何が」
キョン「ボディが甘い……」
ハルヒ「…………」

◇ ◇ ◇

みくる「チョコ渡そうとしてたんですね」
長門「なぜその過程でボディーブローになるのか理解できない」
キョン「俺が聞きたい」
ハルヒ「……不幸な事故よ」
キョン「ともあれチョコありがとうな、ハルヒ」
ハルヒ「……ん」
長門「涼宮ハルヒにチョコをもらった感想は?」
キョン「……なんというか」
    「一撃で耐久力の限界までもっていかれたよ」
長門「それはチョコではなく打撃をもらった感想」
 
◇ ◇ ◇

古泉「失礼しますよ」
みくる「あ、古泉くん。こんにちは」
キョン「どうした、辞書でも忘れたか?」
長門「辞書なら私の電子辞書を貸す」
古泉「いえ、今日は別の用事で来ました」
キョン「俺にか? 何の用だよ」
古泉「どうぞ、チョコです」
キョン「園生さんからか?」
古泉「何を言ってるんですか。僕からに決まってるじゃないですか」
キョン「お前こそ何を言ってるんだ!?」
ハルヒ「…………」

◇ ◇ ◇

キョン「ケーキ1ホールかい」
長門「市販品のよう」
みくる「私のより美味しそうです」
ハルヒ「流石実家がケーキ屋」
古泉「皆さんで食べていいですよ」
キョン「お前最初からそのつもりだっただろ。アホなこと言いやがって」
古泉「ちなみに姉もあなたにケーキを作っていましたよ」
ハルヒ「ム~」
キョン「そうなのか?」
古泉「ウェディングサイズのものを」
キョン「止めろよ!!」

◇ ◇ ◇

長門「私から。食べて」
キョン「くれるのか? 長門の手作りかー」
古泉「いただきます」
長門「ちなみにサプライズなチョコ」
古泉「僕は今、何も疑わず口に含んだことを後悔しています」
キョン「奇遇だな、俺もだ」
長門「隠し味にカエルの肉が少々入っている」
古泉「ぶー!!」
キョン「ぶはっ!!」
長門「驚いた? サプライズ成功」
古泉「誰でも驚きますよ!」

◇ ◇ ◇

みくる「大丈夫ですか?」
キョン「まさかバレンタインにカエル食わされるとは思わなかった……」
ハルヒ「普通思わないわよ。大丈夫?」
長門「でも美味しかったでしょう? ちゃんと作ったから」
キョン「味なんかわかるか」
古泉「ホワイトデーは覚えておいてください。マシュマロに豚足を入れてあげますから」
キョン「ばらしちゃ意味ないだろ……」
長門「女の子にそんなことするなんて最低」
古泉「純情な男の子にカエル入りチョコを渡す方が最低です」
キョン「どっちも最低だ」

◇ ◇ ◇

みくる「えと――」
キョン「どうしました、朝比奈さん」
みくる「私も皆さんの分用意したんですけど……う、受け取ってもらえますか?」
長門「当たり前」
古泉「ハート型ですか」
   「何か朝比奈さんにもらうと、勘違いしそうになりますね」
長門「わかる」
ハルヒ「男子には義理でもあげない方がいいかもね」
長門「女の私でも勘違いしそうになる」
みくる「ふぇえええ!?」
キョン「それはどうかと思うぞ……」

◇ ◇ ◇

長門「というか全部本命?」
みくる「あ、いえっ! ほ、ほほ、本命ではないのですが――」
古泉「違うんですか。まあわかってましたが」
みくる「決して義理という形式的なものではなくっ、常日頃から親しくしていただいている皆さんに対する私からの大切な感謝の気持ちでありましてっ」
    「つ、つつ、つまりですねっ!」
キョン「とりあえず落ち着きましょうよ」
みくる「義……本、ほ、ほん――本理ですっ!!」
キョン「何それっ!?」

◇ ◇ ◇

長門「さて、実は涼宮ハルヒのために朴念仁の彼対策を考えた」
ハルヒ「もう渡したんだけど」(胡散臭そうな目)
みくる「対策? どんなのですか?」
長門「まあ聞いて。唇にチョコを塗ってもじもじしながら――」
ハルヒ&みくる『しながら?』

イメージ
ハルヒ「……食べて……」

長門「と言えば彼もきっとイチコロのはず」
ハルヒ「…………」

◇ ◇ ◇

長門「さあ」
ハルヒ「!?」
みくる「一瞬で唇に!? っていうか本当に実践しちゃってます!?」
長門「女の子に恥をかかせてはいけない」
古泉「同感です。紳士的対応をしませんとね」
キョン「……ふむ」
    「柔らかくて、とても甘そうだな、ハルヒ」
(ぷに)
ハルヒ(プシュー)
古泉「グッジョブ☆」
長門「少しは動じるべき」
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